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ファラオの密室
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【この小説が収録されている参考書籍】
ファラオの密室の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.65pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全45件 21~40 2/3ページ
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エジプトのミステリーということで中々奇抜な内容w ミステリー+ファンタジー(エジプトの神・歴史要素あり?)なので比較的事件の重さよりもエジプトらしさを全面に出しているタイプの作品。 ストーリーは事件よりもこの先のエジプトの進むべき道はどうするのか?がメインだった。エジプトの神が出てくるのでどうせだったらオシリス神とか言葉だけでしか登場してない神をちょっとでも良いので登場させて欲しかったな。 事件のトリックに関しては、ちょっと自分の想像力が足りないのと実際のピラミッドを知らないのが相まって腑に落ちるレベルでの内容とはいかなかったです。年代を考えたらあまり高度なトリックは出来ないので仕方ないですけど | ||||
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『ファラオの密室』は、古代エジプトの謎と現代の探偵が絡み合う、興味深いミステリー小説です。この物語は、一つの密室殺人事件を軸にしながらも、その背後にある歴史的な謎を巧妙に解き明かしていきます。読者は主人公と共に、迷宮入りしかけていた事件の手がかりを辿りながら、長い時を超えた真実に迫っていきます。 この小説の最大の魅力は、複雑に絡み合ったプロットと、それを支える豊富な歴史的背景にあります。作者はエジプト学の専門知識を生かし、古代のファラオや神話が持つ神秘性を現代のサスペンスフルなストーリーテリングと見事に融合させています。読者は一つ一つの謎が解けるたびに、新たな驚きと共に物語の深みに引き込まれていくでしょう。 また、登場人物たちの心理描写が繊細でリアルである点も見逃せません。特に主人公の探偵は、ただ事件を解決するだけでなく、その過程で自身の過去と向き合い、成長していく様子が丁寧に描かれています。この人間ドラマが物語に一層の厚みを与えています。 ただし、物語の展開が複雑であるがゆえに、時には登場人物が多すぎることや、プロットが追いづらくなる場面もあります。これが星4つの評価とした理由です。もう少しストーリーの流れをスムーズにすることができれば、より多くの読者がこの作品の魅力を存分に楽しめることでしょう。 総じて、『ファラオの密室』はミステリー好きはもちろん、歴史に興味のある読者にもお勧めできる作品です。古代と現代、二つの時代をつなぐ壮大な謎解きは、きっとあなたの想像力を刺激するはずです。 | ||||
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エジプトのミステリー・・古代エジプトの物語・・最初の方は現世と冥界・・ 死に人が生き返る・・何とも不思議な世界観と思いながら・・古代エジプトの 風習や思想を考えると・・なるほどと思える部分あり・・その世界観に入り込んでいった感あり・・ただ・・ちょっと強引かなぁーとも思えた部分あり・・ とは言え・・面白く読んだ事は確かです。 | ||||
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白川さんのこの作品で、古代エジプト本格ミステリー童貞を卒業することが出来て本当に最高の気持ちです。 総評にもあるとおり、定番のミステリー用語や流れはでてきません。それが面白い! この人犯人やろ、って目星がつかなくて、でも最後にはきちっとミステリとして行儀がよくて、最高でした。 | ||||
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なんでしょう、読み始めて気が付いたら、設定や人物、展開に違和感なく思考が溶け込んでいる私がいました。不思議ですが、極端な登場人物などでてこず、フックになるようなエピソードを出してくるようなものでもないのに。 しかしながら、終わった後に爽やかなのは本当に不思議です。 たぶん読後、読んでいる途中の方には理解してもらえるのかな、と。 とりあえず手に取って読んでみましょう。 長々とした設定紹介、人間関係紹介、この作品はこういう作品なんだよ、という私にとっては疲れる出だしではありませんでした。 | ||||
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素敵な世界観と感動のストーリーです。舞台や設定がエジプトの現世と冥界等で非日常を楽しめて、それでもテーマが人間にとって普遍的なテーマで感動しました。 パウロコエーリョのアルケミストも好きなのですが、この本も透明感ある感じが通じてて好きです。 エジプト社会、宗教の話、人物描写も面白いです。 次回作も楽しみに待ちます。 | ||||
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ファラオのミイラ消失のメイントリック自体は、少し前に別作品で読んだものと全く同じで、舞台がピラミッドという特殊な環境な点を除けば、ミステリとしては本格的とは正直言い難い。 謎解きは起承転結の転の部分となる、主人公達に降り掛かるスリルや困難を高めるちょっとした味付け程度に留まる。 本作のメインは、死者が普通に蘇り、家族や友人、知人のところに普通に帰って来て、周囲の人々も何の驚きもなくお帰りなさいと言い会話する、独特のファンタジックな世界観。 更には、冥府の世界が普通にあって、エジプト神話の神々がいて、神々と死者が普通に会話し、制約が有りつつも現世とあの世を普通に往き来出来る展開。 そこはファンタジーと割り切って、主人公と一緒に古代エジプトの世界を楽しめるかどうかで、この作品の評価は分かれると思う。 ミステリとしての評価はやや平凡だが、個人的にはエキゾチックな世界観を楽しめたので、ファンタジーとして評価したい。 ピラミッドを舞台にした、仕掛け伏線バッチリの本格館物ミステリとか、誰か書いてくれないかなぁ…。 | ||||
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エジプトは、神秘的でなぞだらけ。 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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エジプトと言えば、ピラミッドやミイラを思い出しますが、当時の特にミイラ職人や奴隷の生活などこんなものだったのかな、と初めて想像しました。意外と読みやすく不思議な世界でした。 | ||||
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古代エジプトが舞台。ゴリゴリのSF要素が逆に新鮮だった。私はそういうものと割り切って問題なく読めた。 ミステリ部分もそれなりに楽しめたが、本書は舞台設定、キャラクタ、ストーリが面白い。読み終えると明るい気分になれるミステリは珍しいのではないか。 | ||||
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ラストも良かった | ||||
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神も魔法もある世界で、ここまでのミステリーがあるのは驚き。 神話に造詣の深いヲタクには、この本を題名もあらすじも気恥ずかしくなるような、いわゆる“おあつらいむきの富士”のように感じる人もいるかも知れない。だが、これは凄まじい。騙されたと思って読んで欲しい、本当に面白く、厄介ヲタクもちゃんと満足させてもらえる。 | ||||
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かなり物語の世界に引き込まれました。 主人公の生い立ちや生き様、その仲間や家族、物語全体が素晴らしい物だと感じました。 | ||||
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古代エジプトの時代背景、そして、当時のファラオや神に対する考え方、信仰等、とても興味深く読ませて頂きました。 ピラミッド作りに参加する奴隷達の日常に胸が傷んでみたり。 中学生の娘も読み、とても面白かったとのこと。 予約して購入して良かったです! | ||||
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私は古代エジプトには興味があったものの、あまり詳しくはない程度の知識です。ですがこのお話は詳しくなくとも理解がしやすいです。想像がしにくい箇所には図解も載っていてすんなり入ってきました。 何より登場人物がとても魅力的です。 お話自体が主人公のセティ視点の話ですが、前半部分はセティ自身のことはあまり語ってくれません。ですが後半部分にかけて、徐々に自分にまつわる人々に対しての思いを語り、また、主人公を取り巻く人々の思いも丁寧に描かれています。 どうかセティが幸せに第二の生を送れることを切に願っています。 | ||||
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読み続け最後に感動が、とても読み応えがありました。 | ||||
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面白かった。読み出したら止まらない 時間を忘れて読んでしましました | ||||
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数千年前の古代エジプトの話。ミイラ男が難事件に挑む。時間に追われる緊張感が凄い。そして素晴らしい読後感。満足です。 | ||||
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古代エジプトやその当時の信仰を含めた思想や生活というとても遠い世界でのお話しで、とっつきにくいかと思いきや、遠い世界の話だからこそかえって客観的に素直に楽しめました。登場するキャラクタは人もそれ以外ももちろん名前は全てカタカナ(しかもどれも初めて聞く)なので馴染むまではゆっくりですが、中盤から後半にかけては、なぜか読みやすくなり終盤は一気に百数十ページを読んで気づいたら夜中でした。僕の頭の中は最初からずっとアニメーションが浮かんでいました。そんな意図は作者にはないかもしれませんがきっと読むと映像化したいメディア関係の方も出てくるように思えました。かといって終始ライトなわけではなく物語が終わりに近づくにつれてジンとするような場面やものすごい伏線のエピソードがいくつも出てきてミステリーっぽくなります。もう一回読むとさらに深みがましそう。そんな秀作です。 | ||||
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