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仮面の男
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仮面の男の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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他のコロンボ作品同様ノベライズにあたり、細かい部分で設定の作り込みがされ、テレビ版では、はしょられていた殺人に至る経緯が追加されていることで面白みが増しています。 特にこの回、テレビ版では殺人に至る経緯がうやむやだったため、小説版の方がオモシロイ。 他の人のレビューは、CIAとの対決を押してますが、そんなしょーもない事は、ここで語らずともあとがき読めば書いてるような事ですし、ましてや、そういうスペシャリストや特権階級者達との対決こそがコロンボの面白いところであって、今回がCIAのオペレータだからといって特段騒ぐ必要もなく、ホントにコロンボ好きなのか?と思ってしまうほどです。 小説版の面白みはそんなものより、テレビ版で省かれた、犯人が被害者を殺害するに至った動機に他なりません。 追伸、ドッグのくだりをねじ込んだのはかなりの蛇足。 | ||||
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二見からの刑事コロンボの原作本シリーズの第5シーズン 34話目の原作となる。 今回は犯人がCIA職員というのが異色だが、展開はいつものコロンボである。 アリバイ崩しの決め手となるトリックは古畑の桃井かおりの回のバカボンのパパのお面の元ネタであろう。 | ||||
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愛犬の「ドッグ」行方不明で頭をかかえるコロンボのもとに、事件で呼び出しがかかる。「刑事コロンボ」らしい登場場面だ。 気が付けばCIAと対決。「こんな諜報機関」に属する男と今回対決しているのだということが判るほどに、読み手にとってはより面白い訳で、CIAに関して結構なページをさいて様々な説明がなされているのはありがたかった。「権力の墓穴」に勝る相手と言ってよいだろう。 「ドッグ」との「感激の再会」で終わるからだろうか、それまでの緊張感から心がホンワカと温まって、後味も満点。 | ||||
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今回の作品はナンとCIAが横槍を入れて来ます。其れはコロンボの目を付けたのが自分のトコの諜報員だからと言う、おっとろしく身勝手な理由なんですが、それでも彼は捜査を止めません。こういう風なのは前にもありました(「権力の墓穴」とかがそうですね)。CIAの部長に脅されて、「あたしゃあデカですからね、犯罪者が居たら引っ括らにゃあならんのですわ」と言う台詞で切り返した下りは、思わず拍手を送ってしまいました。また、犯人がアリバイ工作用に作ったスピーチ用のテレコから発せられる音だけで、逆に犯人を特定する辺りはコロンボがただヤマ勘に頼って猪突猛進するデカでない事を示しています。 | ||||
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