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不夜島(ナイトランド)
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不夜島(ナイトランド)の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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主人公やその手下の青年、いけすかない味方の偽警官などキャラはとても魅力的。 ただ後半になると、島から大陸に舞台が移ってしまうのが残念に感じた。 個人的に一番好きなキャラは、狂った憲兵大尉。米兵7人にワンペンソーのくだりは思わず笑ってしまった。 | ||||
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世界観を構築して史実に忠実且つエンタメに落とし込むのも見事だけど、本作のようにキャラクターに対する深い洞察がある作品って高い確率で評価できることが多い。 それって普段から人を見ていないと、人間観察していないと書けない部分ですし、小説家が不得意な部分でもある。 そこを割いて事象成分多めみたいな作品もあるんだけど、それだと退屈するし、本質的にその人物が今どんな人で、だからこういう過去があって、こういう行動心理があってみたいなものが見えてこなかったりする。 その点この作者さんはマジで抜かりなくてすごい。 | ||||
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著者の前作は会話が主体となり、会話が物語をドライブしていく作りだったと思う。 それに対して今作はシーン描写、アクションが主体になっていると感じた。それが読み味に大きな違いを生んでいる。作品のテーマにも大きく絡んでいるのだろう。 既視感はあるのだが、丁寧に構築されているのであまり気にはならない。 中盤以降、物語がエモーショナルに展開されていくので、前半はもたつきながらも後半一気に読ませてくれる。 骨太で大きな展開を持った物語を楽しめた。 戦後の沖縄、台湾のフィルタを通して、アイデンティティの問題を考えさせてくれた。 一点、原子間力顕微鏡のくだりが気になった。光学式ではない大型機械をどうやって体に組み込むのだろうか。 | ||||
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WWⅡ直後のアメリカ支配下の与那国島と台湾を舞台にした和製ブレードランナーという感じだけど、それ以上に面白い。 セリフも輝いてるし、義体を使った格闘シーンも迫力あって興奮する。沖縄っぽさも良い感じだ。 好きなセリフ「あんた、子供がいる自分って考えたことある?」~「どうかしら?いてもいなくても後悔するんだろうなって気がする。もっと飲むのか悩むのと同じよね」 | ||||
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