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誰かが足りない



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【この小説が収録されている参考書籍】
誰かが足りない
誰かが足りない (双葉文庫)

誰かが足りないの評価: 3.32/5点 レビュー 22件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.32pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全22件 21~22 2/2ページ
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No.2:
(5pt)

読んでよかった、と思える作品

偶然に手に取った本の中にあった『よろこびの歌』を読み、
この人は誰? この感動を与えてくれる作家は、いったい誰?
と、注目してきた。

今回の作品は、物語の設定をはじめ、読みやすさもあり、とてもいい。

予約でいっぱいの、でも、誰でもをわけへだてなく迎えてくれるレストラン・ハライ。
そこに集う人々を描く連作集。
そこにいる人々は、もちろんさまざまだ。

誰でも何かしら辛い思いは抱えている。
それぞれの物語も、何か問題がある主人公のような人物がいるが、
まわりにいる人が、一方的に支えるだけでないのがいい。

問題の解決か、はじまりか、希望か、その象徴的なしめくくりに、
ハライの予約をする場面がある。

あたたかな、ほんのりと明るい、人々の話す声や少しの笑い声がしずかにただよっているような
レストラン・ハライの様子を思い浮かべると、そこにいる人々と同じように
勇気をもって日々過ごしていきたいな、と思わせられる。
そして、まわりにいる人々の支えをわすれないで。
誰かが足りないAmazon書評・レビュー:誰かが足りないより
4575237418
No.1:
(5pt)

揺ぎ無い、眩しい希望が・・・

何千冊も本を読んできて、その中でもほんと彼女の作品は好きだ。
短編しか読めなかった頃から、今も一番注目している作家である。
思わず読み返したくなるのは最初の長編『スコーレ・No.4』、
『よろこびの歌』、そしてこれからは最新作の本書もだろうか。

この連作短編集に出てくる6人の主人公たちは、皆、
心のどこかに傷を抱えている。優しくて、不器用で、
歯車がちょっとだけずれてしまったばっかりに
〈いま〉に生き難さを感じている人たちである。

しかし作者は彼らを見捨てたりしない。
彼らも人生を無為に投げ出したりしない。
「誰かが」「何かが」足りないのは仕方のないこと。
人生において完璧な状態で歩き始められる局面など多くない。
だから自分から、もしくは誰かに背中を押されて、
そろりと歩き出す。

そこここにきらりと現れる、揺ぎ無い、眩しい希望が
人生にとって最も大事な宝物であると認識できる一冊。
誰かが足りないAmazon書評・レビュー:誰かが足りないより
4575237418

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