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誰かが足りない
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誰かが足りないの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.32pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全22件 21~22 2/2ページ
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| 偶然に手に取った本の中にあった『よろこびの歌』を読み、 この人は誰? この感動を与えてくれる作家は、いったい誰? と、注目してきた。 今回の作品は、物語の設定をはじめ、読みやすさもあり、とてもいい。 予約でいっぱいの、でも、誰でもをわけへだてなく迎えてくれるレストラン・ハライ。 そこに集う人々を描く連作集。 そこにいる人々は、もちろんさまざまだ。 誰でも何かしら辛い思いは抱えている。 それぞれの物語も、何か問題がある主人公のような人物がいるが、 まわりにいる人が、一方的に支えるだけでないのがいい。 問題の解決か、はじまりか、希望か、その象徴的なしめくくりに、 ハライの予約をする場面がある。 あたたかな、ほんのりと明るい、人々の話す声や少しの笑い声がしずかにただよっているような レストラン・ハライの様子を思い浮かべると、そこにいる人々と同じように 勇気をもって日々過ごしていきたいな、と思わせられる。 そして、まわりにいる人々の支えをわすれないで。 | ||||
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| 何千冊も本を読んできて、その中でもほんと彼女の作品は好きだ。 短編しか読めなかった頃から、今も一番注目している作家である。 思わず読み返したくなるのは最初の長編『スコーレ・No.4』、 『よろこびの歌』、そしてこれからは最新作の本書もだろうか。 この連作短編集に出てくる6人の主人公たちは、皆、 心のどこかに傷を抱えている。優しくて、不器用で、 歯車がちょっとだけずれてしまったばっかりに 〈いま〉に生き難さを感じている人たちである。 しかし作者は彼らを見捨てたりしない。 彼らも人生を無為に投げ出したりしない。 「誰かが」「何かが」足りないのは仕方のないこと。 人生において完璧な状態で歩き始められる局面など多くない。 だから自分から、もしくは誰かに背中を押されて、 そろりと歩き出す。 そこここにきらりと現れる、揺ぎ無い、眩しい希望が 人生にとって最も大事な宝物であると認識できる一冊。 | ||||
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