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本の背骨が最後に残る
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本の背骨が最後に残るの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.75pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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斜線堂有紀戦線の作品は今回初めてなのですが、読みやすく届いたその日で読み終わりました。 ダークファンタジーが好きな方は特にオススメです。 | ||||
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とても奇妙なホラー小説です。 一つ一つの物語が重く暗いのに、輝いている。 もう一冊読んでみたいと思いました。 | ||||
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レビューはタイトルが全て、以下感想 作中人物に会いに行きたくなってはや4度目の読み返し、十に恐らく惹かれている私的な感想ですがこの短編集で最も人間らしい美しい醜さを持っている 恐らく私は十に魅入られてしまっている | ||||
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グロテスクでありながら美しい。おぞましいのに、なぜか目が離せなくなっている。〝黒衣の悪女〟を彷彿させる作品の数々に魅了されました。 なかでも、〈十(とお)〉という名の異形のキャラのインパクトが強烈な表題作「本の背骨が最後に残る」と、その姉妹篇「本は背骨が最初に形成(でき)る」の二篇が素晴らしかった。いずれが正しき物語を身内に刻んでいるかを論じ合う〈版重(はんがさ)ね〉の場面は、ぞくぞくする読みごたえがあってしびれました。 両作品のタイトル。〝残〟と〝形成〟の字面が、あたかも韻をふんでるみたいな趣(おもむき)があって、著者の心配りの細やかさいうのを感じましたね。 この〈十(とお)の版重ね〉の物語、シリーズにならへんやろか。もっとあれこれ読んでみたいっす。 上述した二篇以外では、「痛妃婚姻譚(つうひこんいんたん)」の話が印象に残ります。 〝愛〟と〝死〟が表裏一体となったその苛烈さぶりに、胸えぐられるような痛みを覚えました。 書下ろしの「本は背骨が最初に形成(でき)る」以外の短篇は、【異形コレクション・シリーズ】(井上雅彦・監修、光文社文庫)のアンソロジーに収録されたものばかり。収録作品は一度読んでいたのですが、今回再読してみて、改めてその魅力に酔いしれました。 収録作品ならびに初出は、以下のとおり。 ■ 本の背骨が最後に残る 『蠱惑(こわく)の本 異形コレクション』2020年12月刊 ■ 死して屍(しかばね)知る者無し 『秘密 異形コレクション』2021年6月刊 ■ ドッペルイェーガー 『狩りの季節 異形コレクション』2021年11月刊 ■ 痛妃婚姻譚(つうひこんいんたん) 『ギフト 異形コレクション』2022年4月刊 ■ 『金魚姫の物語』 『超常気象 異形コレクション』2022年12月刊 ■ デウス・エクス・セラピー 『ヴァケーション 異形コレクション』2023年5月刊 ■ 本は背骨が最初に形成(でき)る ※書き下ろし | ||||
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