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十戒
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十戒の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.81pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全17件 1~17 1/1ページ
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方舟の方が面白かった。主人公は基本的にずっとルールを守る行動を取っているため少し単調だった | ||||
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どんでん返しがあるミステリー作品です。全体的には面白く、後半にかけて次の展開が気になっていきます。 ただ、著者の前作『方舟』を知っていると、ある種のネタバレを意識してしまいます。夕木先生の似たようなミスリードに気づいてしまい、最後で『方舟』ほどの衝撃を感じることができません。 一方で、前作を読んだことがなければ十分に楽しめる作品だと思います。 | ||||
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これも方舟同様かなり無理がある設定で正直方舟ほどの衝撃はなかった。だが犯人の正体が最後の台詞で気付いた時は「コイツ怖っ!」ってなった。 | ||||
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「方舟」と「十戒」は連作と言われる作品群だと思います。 なので、「十戒」を読む前に必ず「方舟」を読む必要があるのですが、途中のストーリーはあまり重要でなく、ラスト数行で「方舟」読者をあっと驚かせるために書かれた作品だと感じました。 | ||||
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ガソリンを舐め過ぎ。 せめて灯油にするべき。 | ||||
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方舟読んだ人は絶対読んだ方がいい ってあったので犯人はすぐに分かる。 しかし、結末が期待はずれ。 もう一回読みたくなる人もいるらしいが、私はならなかった。 1回目の読書から主人公の心理は緊迫した恐怖のなかにあり、2回目もその心理的ベクトルは変わらない。 よって、その発言の真意はそっちの意味なのねはあるが、全て同じ真意の為、2,3個確認する程度で満足する。 キリスト教の信じるものは自分を犠牲にしてもやり遂げる的な話があって、 それで復讐するけどその犯人を最後の残った人に押し付けて足枷みたいにする自分で考えたストーリーの方が好きまである。 | ||||
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方舟のようなどんでん返し、ゾクゾクとする読了感を期待したがやや物足りなかった。 クローズドミステリー/サスペンスとして、犯人が誰かを想像しながら読んでいくのは面白いと思う。 爆弾を島で製造している理由はなぜ?というモヤモヤ感と、登場人物同士の会話で物語が展開されていく比重が多く、単調さを感じた。 方舟のゾクゾク感が忘れられないため、次回作も読んでしまうと思う。 | ||||
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タイトルの「十戒」、早々に十戒は破られるが、爆破は起こらない。とんだ粗悪品じゃないかと思いながらも、読み進める。島に来た人を脅し、犯人のルールに従わせるためのプロセスなのだと後でわかる構成になった言えるのだろうか、それとも、島全体を吹き飛ばす威力のある自爆テロ的な状況だから、犯人も躊躇ったのだろうか、などと思いながら、読み進める。 終盤は謎解きと思われる、長い説明を読むことになる。犯人の動機、爆弾がある理由が、いまいちわからないまま物語は終わってしまった。 重要な嘘がある。保身的な嘘なので、セリフの嘘は問題ないと思う。ただし、視点者の思考に嘘があるのはフェアネスを欠く。 そう考えると、十戒というタイトルは不適切で、せいぜい戒律とか、爆弾島くらいではないでしょうか。 | ||||
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方舟を読んで興味がわいたのでこちらも読了。独特のシチュエーションなのにそれがやり過ぎない(例えば屍人荘の殺人みたいな)感じで読み続けられます。が、本作は残念ながら方舟には及びませんでした。なんとなく途中から犯人わかってくるので、大逆転みたなことにはなりませんでした。この独特のシチュエーション続くのかな?次回作に期待です。決してつまらなくはないので誤解無きよう | ||||
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犯人はなんとなくわかる。 さくさく読める。 ラストの前作との繋がり的なオチはよかったが正直弱い。 1番ひっかかったのが登場人物の行動原理が?となるところ。 スイッチボット的な爆弾装置を見つけている。 いやスマホやボタンでの遠隔操作がスイッチになるとわかっているのなら、全員がテーブルに手を置いて父親が代表でスピーカーで通報なりすれば良いやん! とずっと腑に落ちなかったこと。 エンタメにそんなこと言っても仕方ないかもしれないが、舞台設定が軸になるストーリーだと思うので誰もそれを言い出さないのが不自然に感じてちょっと冷めた。 | ||||
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方舟を読まずに本作を手に取ろうとしている方には、絶対に方舟を先に読むことをおすすめします。 方舟の前に本書を読んだがイマイチだったという方のレビューがありますが、方舟で作者のファンになった身としては、十戒は私のような読者へのファンサービス的立ち位置の小説だと感じました。 ただし、方舟ファンとしても満足できるものではなかったというのが正直な感想です。 犯人はかなり序盤で推察できます。 「こんなにも怪しい人間がまさか本当に犯人だなんてことはあるまい…」と思って読み進めましたが、予想が覆されることはなく呆気なく終わってしまいました。 ミステリー小説としての謎解きや、あっと驚くようなどんでん返しを期待して手に取ると物足りなく感じると思います。 そしてこの'物足りない感覚"は、方舟の未読、既読に関わりません。 方舟を読んでいなければ先入観がない分もっと楽しめたのかもしれませんが、だからと言って謎解きの難易度が向上したかというとそんなことはないでしょう。 ファンサービスと書いたのは、本書のキモであるラストの真相が、方舟を読んだ人間だけが+αの驚きを味わえる仕組みになっているからです。 しかしその+αに、本書の価値を高めるほどの魅力があるかというと難しいところです。 私が方舟読者として十戒に期待したことは、"方舟で味わったようなワクワク、ドキドキする読者体験"であり、"方舟の形式を踏襲するどんでん返しミステリー"ではありませんでした。 それでも、中盤「この後何が起こるのだろう」と夢中で読み進めたことは確かです。 次回作を楽しみにしています。 | ||||
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亡くなった叔父が所有していた無人島である枝内島の視察に訪れた9人だが、そこには誰かが滞在した形跡があり、不穏な気配が漂っていた。 ただの視察の予定が、殺人事件に巻き込まれることになり、犯人を見つけてはならない、通信機器を所持してはならない、など十の戒律に従うよう強要され、守られない場合には爆弾の起爆装置が作業すると脅される。 次々と殺人事件が発生するが、戒律によって事件を調べることができないという展開は制約があって楽しめたのだが、全体的にどこか緊張感がなく物足りなかった。 最後はどんでん返しの仕掛けがあるのだが、これは方舟と同じような展開。 構成はよく考えられているだけに、戒律を逆手にとった行動を起こしたり、工夫してSOSを出してみるなど、緊張感が増す展開がほしかった。 | ||||
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今時の言葉遣いって、こんな感じなんです? 50歳くらいの人が。 まだ読み始めなんだけど、詰まる。 | ||||
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他の方も書いている通り、前作「方舟」を読んでから読み始めた方が、最後の292〜293ページをより堪能できると思います。 ただ、予想通りというか、犯人ってこの人では?というのが感じ取れてしまうのもまた事実。前作「方舟」を読んだ人であれば物足りなく感じてしまうので⭐︎3で。 ラスト的にまだまだ続きそうというか続いて欲しいなぁというのが個人的な感想。今度は犯人をこの人で固定し、犯人視点で追い詰めていくパターンのも読んでみたいですね。 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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もちろんこの作者ですから当然、高いレベルの作品には違いないのですが、最後にトリックだけでなく心理と倫理を持ち込んだ「方舟」に比べるとどうしても辛口になってしまいます。 絶海の孤島に密封される9人ですが、携帯は通じる、のひとことで妙な安心感が生まれてしまい危機感が希薄になっているという前提で連続殺人が起こります。人物のキャラクター、背景、動機がほぼ説明させずに殺人だけ進行し独特な掟「十戒」を守り続ける、という筋立てです。 最後の推理で絶対に終わらないこの作者の鉄則からすれば、前作が「え~!」だとすれば本作は「やっぱりね。そうでしょう。」というふうに意外度がとても低くなっています。途中のある描写で完全に犯人を特定できますが、それは読んでからのお楽しみ、ということにしておきます。 | ||||
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死んだ叔父が所有していた極小の島で殺人が起き、犯人から提示された「十戒」を守らなければ爆弾が爆発して死ぬ、という状況を課された者たちによるミステリ。 以下ネタバレ。 設定はとても興味深いし、解決編のロジックも達者(多少小粒だが)、正直ページの半分近くが犯人から課された指示通りに死体を処理したり、互いを疑わないように辺りを散歩したり部屋でじっとしているだけなので、ちと退屈な感は否めなかった(これは前作でも同様に感じたけど)。その部分が読み終わってから再び読み返せばなるほど二度美味しいのは理解できるのだけど、それとこれとは別問題というか。そもそも真の解決を導くための手がかりが本作にはフェアな形で提示されていなかったり、「十戒」と称する割に、一つの戒律にいくつもの条件を組み込んでいたり、あとから指示がどんどん増えていくので、最終的には「二十二、三戒」になっていてエレガントじゃなかったりと、ちょっと見過ごせない部分も多かった。 | ||||
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