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わたしはあなたの涙になりたい
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わたしはあなたの涙になりたいの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.11pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全36件 1~20 1/2ページ
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小説の形をした、作者の怒りを感じた 不幸を肴にする感動ポルノについて思うところがあったので、この作品で言語化されたよう気分になった | ||||
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感動しました 映像化は難しいかもしれませんが 良い物語です | ||||
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「濃い!」と言われ続けたのだろうなと、作者の苦労を想ってしまった。半ば消費されるように調整するのは大変だったに違いない。 その甲斐があって、十分に美しい結晶として届くべきところには届いたと思う。「涙」として。 読み手を選ぶという意味では、いろんな「涙」があるわけだから、その深さも味もそれぞれだろうということで納得するべきだろう。 優しさと美しさと強さはつくづく同義語だなという思いを補強してしまった。書いてくださってありがとうございました。 | ||||
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めっちゃ内容面白いし、300ページを4日で読んじゃったくらい!!絶対読んだ方がいいと思う! | ||||
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作者のなかにあるものを語るためには『東日本大震災』というものをそのまま使う必要があったんだと。 それでもこういうタイプの小説は限界まで万人に配慮を。 配慮する余地が残っているこの作品はどれだけキレイでも素直に自分を委ねられない。 自分にはすごく優しいけど他人には意地悪な恋人のよう。 | ||||
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良いですよ とても良い | ||||
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この物語は主人公の人生なんだと思う。この作品から何かを感じ取れましたか?それはどんなことですか?説明してくださいと言われれば私はわからないと答える。 ただ、好きな人の好きなところをうまく言葉にできないように、言葉にならない美しさはあってもいいと思う。 ここまで言語化が難しい感動もなかなかない。よくある話、あーはいはいとなるし、特に出来事ひとつひとつにまとまりがあるわけでもないのにこうも心揺さぶられることに困惑してるのかもしれない。 けど、美しいと感動した気持ちに嘘はないし、読んでよかったと思っている。 言葉を弄して魅力を伝えようと思ったけどやめた。 美しい物語をありがとうというのが率直な感想である。 | ||||
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ヒロインとの日々と、喪失からの回復を綴って新人賞に応募したという体裁の小説。 主人公は、ヒロインから選ばれるという形で承認欲求を満たしていく。 同級生や部活の先輩、ヒロインのマネージャーや同級生や両親、または映画監督も、主人公のための踏み台に過ぎない。 たとえどんなに美しい文章で物語を綴ろうとも、こういった手法で描かれる限りは、美しい物語だと思えない。 傑作に目が肥えていようが、想像力や共感力があろうが、大事なものを養えるわけではないのだな、と思った。 | ||||
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確かに内容としては、よくある難病を扱った物語なのかもしれない…が、テンプレがゆえに王道。 だから、多くの人の心に残る作品なのだと思います。 | ||||
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大好きなミュージシャン「ダイチ大佐」が、泣けた、とおすすめされたので読んでみました。 最初は「別に架空の病気じゃなくてもよくない?」なんて思いながら読み進めていましたが、 読了した今は、塩が持つ「白、海、涙」というイメージがこの作品を美しくも、でも時にはザラっととした感覚を読み手に与えていたんだな、と納得。 読み始めから、物語の展開が想像できたのだけど、でもそれでも感動しました。 伏線回収では…、思わずウルッと泣いてしまいました。 ちょうどお勧めしてくださったダイチ大佐の「遺書」という曲をBGMとして聴きながらだったので、なおさらだったかな。 美しく、悲しく、切ない物語ですが、まさに純愛です。 | ||||
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なんなら一行目から泣いた。 ずっと泣きながら読んでた。 塩化病って架空の病気いらなくない? アガートラム出したかったからかな? 希少な病気の設定なのに主人公の大事な二人にピンポイント、運悪すぎない? | ||||
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ただなんと言うか、これウィーンが無い方が良かったのでは、と思った 福島絡めてくるのは、読む前は「ちょっとな」と感じていたが、読んでからは全く気にならない。リアリティと言うか、当事者ならではの空気感が伝わってきて良かった ただほんと、最後の夢の中でウィーンの街並みが出てくるところが、「えぇ…?!」と感じてしまった。ヒロインがウィーン出身とか、何回か行ったことあって思い入れがあるとか、もっとウィーンに親近感感じられれば違ったのかもしれないが、なんか取ってつけたような感じがした | ||||
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心が浄化されました。純粋な恋愛ものを読みたい方におすすめです。 | ||||
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よくある純愛もの。 最後まで読んだ感想としては、とにかくテンプレで特徴がない。 塩化病っていうオリジナルの病気は出てくるけど、それは結局今までの病気×純愛の病気に置き変わったというだけだし、涙っていうのに絡めたいんだろうなっていう設定。 本編は最初から最後までと展開がテンプレートなんだけど、それでいてご都合主義がひどい。 義足で甲子園出てヒット出すなんて普通に考えて無理だと思うし、義手でピアノが上手に引けちゃいましたってのも非現実的すぎて感情移入できない。 それに世界で数人っていう病気に身近な人間が二人も罹患するってのも納得できない。 これが純粋に架空の舞台設定だったら「フィクションのお話」でいいんだけど、現実にある地名とか、災害とか、挙句の果てにジョジョとか出しちゃうもんだから、ご都合主義が際立って仕方ない。 ヒロインの子はヒロインの子で、ピアノの天才かつ親が毒親っていう手垢べたべたの設定で、それでいて主人公にコロッと行くもんだから、置いてけぼりはなはだしい。 死ぬ前に主人公と結婚式を挙げたい、ウエディングドレスを着る流れは開いた口がふさがらなかった。 今時こんな展開を喜ぶ人なんているのか? あと全体的に文章がかっこつけすぎてて鼻につく。 特に鬱陶しかったのがやたらめったら出てくる変なオノマトペ。ストトントトとか、うわっはっはーとか。 個人的に一番意味わかんなかったのがウェリントン。 これが終盤で一ページ埋め尽くされるシーンがあってかなりきつかった。 それ以外にも、比喩表現も頻繁に使ってきてとにかく読んでて疲れる。 これらについて作者さんの語彙力はとても尊敬するのだけれど、物語の本体自体のボリュームは本文の量の半分程度になるのではないか。 新人賞の大賞を取ったとのことで期待していたが、この本ならではという要素がなく、わざわざこれを肝いりで出版することの意義がわからなかった。 まさに、毒にも薬にもならない作品。 | ||||
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病気で入院してるのに小学生の子供を1人にしている母親って… 一人暮らしをしている小3とその子の家に来て料理や家事をする小3 ストーリー以外が気になって楽しめませんでした… | ||||
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この本を知ったきっかけはTSUTAYAの特設ブース。作者が地元とゆうことで販売されていた。 本の購入時は必ず最初の1ページ目を読み、導入部の雰囲気やフィーリングを確かめてから、自分の好きな物語かどうか判断している。 この作品の1ページ目は凄く良かった!良かったのにこの時は買わなかった(今考えても何故か分からない) それから1ヶ月以上たったある日に…急にあの本が読みたい!とゆう衝動に駆られ、その足でTSUTAYAへ行き購入。 いざ読み始まると…時間を忘れて読みふけってしまった。 東日本大震災の被災者だとゆう事。 郡山が第2の故郷だとゆう事。 仕事柄県内移動が多いとゆう事。 そんな事があってか物語をよりリアルに想像してしまい、ストーリーが手に取るように分かりました。 数年ぶりに当たりの作品を購入出来たと思います。 | ||||
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私は評判の高いこの小説がとても感動できるものであることをわかりつつも、読むことから逃げていました。悲しい物語はもう読みたくないと思っていました。しかし、今日買ったこの小説を一気に読み終えて思うのは、これは悲しみを美しく描いているのではなく、生きることの、喜びを、幸せを、そして生きていくことへの希望を描く祈りなのだ、ということです。私は浅はかでした。 福島、ポーランド、ショパン、そしてピアニストの彼女。みんな、抗っています。終盤は圧倒的で、涙を禁じえませんが、最後の最後に彼女が遺し、与えてくれた灯りは、読者に対し、物語に触れて涙するだけではなく笑うことを、物語を通じて現実に向き合うことを要求しているように思います。 …などと駄文を真面目ぶって書いてしまいましたが、この小説がもたらしてくれる感動が、言葉に出来ないほど強烈なのは間違いないでしょう。ありがとうございました。 | ||||
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小一時間くらいで一気に読みました。 最後のゆづきの暖かさに涙。 | ||||
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頭おかしくなるかと思いました。良い意味で疲労感がやばいです。 | ||||
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悲しい話に見えて、主人公は都合のいい周りのキャラに終始甘えっぱなし。ナイーヴな主人公は都度許され、癒されている。でも、その都合の良さと甘さは語り手が明らかに馬鹿にする「毒にも薬にもならないラブコメ」とは何が違うのだろう。 | ||||
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