死亡遊戯で飯を食う。



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初公開日(参考)2022年11月
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長編小説

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死亡遊戯で飯を食う。 (MF文庫J)

2022年11月25日 死亡遊戯で飯を食う。 (MF文庫J)

第18回MF文庫Jライトノベル新人賞《優秀賞》受賞作 目を覚ますと、私は見知らぬ洋館にいた。 メイド服を着せられて、豪華なベッドに寝かされていた。 寝室を出て、廊下を歩いた。 食堂の扉を開けると、そこには五人の人間がいた。 みな一様に、私と同じくメイド服を着せられていて、少女だった。 〈ゲーム〉の始まりだった。 吹き矢、丸鋸、密室に手錠、そして凶器の数々。人間をあの世にいざなうもので満ち満ちている、そこは〈ゴーストハウス〉。 館に仕掛けられたトラップのすべてをくぐり抜けて脱出するしか、私たちの生き残る道はなかった。絶望的な現実に、少女たちは顔色を悪くする――(「BOOK」データベースより)




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死亡遊戯で飯を食う。の総合評価:6.88/10点レビュー 16件。Cランク


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No.16:
(4pt)

作品としては私は好みでないので評価しにくいが、丁寧さと面白さはある。

ジャンクフードのような面白さというのが、この作品の一番妥当な評価なのかもしれないと思う。
主人公のある種の無気力さやなんとなくの残酷さなど、ある意味で今風の若者ともいえるキャラ造形と思うので、共感しやすい人もいるのではないかと思う。
あとがきにあるが、作者さんがバイトを辞め、貯金減る中で書いた作品だからか、ある種の軽度の欝めいた感情や感覚、虚無感があり、今の日本の社会で誰かしら感じたことのある気持ちに共感する所もあると思う。
解説で竹町さんが、「自分ならこう変更すべきだと思うが、面白さを損なう」みたいなことを書いており、
それは妥当だと思われる。
同じ美少女が活躍する話であっても、竹町さんのは友情努力勝利の少年マンガの系統で、
無気力デスゲームな携帯小説からの流れを組む作風とはだいぶ違いますから。
方向性が違うから描き方を変えれば別料理になり、持ち味を殺すことになります。

「エグい」とか「すごい謎」とかで言うならもっとすごいデスゲームものはあります。
ただこの作品は賛否両論だったと言われても、実はそういうゴア的なよりデスゲームものの好みがわかれる部分を削ぎ落としてマイルドになっていると思われます。
「激辛」ではなくて「スパイシー」て感じか。
読み手の感情や罪悪感を刺激する部分を消すような淡々とした文章。
簡単にキャラを殺す一方で、なんでそれで生きてる?という無茶苦茶なゴツゴウもあり。
美少女がひどい目にあう画面映えする設定で、それでいて血飛沫は特殊な医療によって発生しないという、アニメの謎の光か?みたいな要素。
キャラ出てきたと思えば見せ場あったら「はい消えた」といなくなり、バラエティぽさがあり、小説というより映像作品めいた感じを受けました。
出演者がひどい目にあうのを罪悪感なく、視聴者が残酷に笑って見てしまうような感じでしょうか。
デスゲームものの尖った要素でなくて、受ける所を切り取り、丁寧に組み合わせた商品と感じました。
小説としては私は評価できないのですが、次はどうなるかと気にはなり、こういう余計なことを考えない気楽に見れる娯楽作品てのはたまに読みたくなります。アニメとかにしたら映えそうです。
ただし、すぐいなくなサブキャラや薄味の主人公など、愛着をみるものが持てるキャラ魅力や、この作品だからこそのオリジナルな魅力には乏しい気がするので、映えはしても受けるかわからないと感じます。
ただ今のアニメは12話程度の短さですから、「悪魔のリドル」みたいに美少女たちが出てきて、バンバン消えるというのもやり方次第ではあるかもしれないという気もしますし、作中でけっこう時間がとんだり、「こんなゲームクリアした」みたいに説明だけで終わるものもあるので、オリジナル要素を加える余地がかなりあり、ポテンシャル高めと言えます。
作品としては好みじゃないのですが、商品としては優れているでしょう。
死亡遊戯で飯を食う。 (MF文庫J)Amazon書評・レビュー:死亡遊戯で飯を食う。 (MF文庫J)より
4046819375
No.15:
(5pt)

誰しも飯を食うために何かをしている

非常に上手い設定が多く、楽しみな作品です
ストーリーテリングも分かりやすく、すいすい読めます

内容はタイトルが全て表しています
『デスゲームが日常』
人が死ぬのも当たり前、報酬がもらえるのも当たり前
残虐な表現や、心理描写は読者の想像力次第なので、割と誰でも楽しめるデスゲームものだと思います

展開や筆力には完全に脱帽です
作品が出るたびに買ってしまいそう
作者の飯のタネにされるのかな?
死亡遊戯で飯を食う。 (MF文庫J)Amazon書評・レビュー:死亡遊戯で飯を食う。 (MF文庫J)より
4046819375
No.14:
(2pt)

シリアスも緊張感もない

本巻は漫画版の第1話から第13話まで相当する。活字を読むのが面倒な方は漫画版で確認するのも良いかもしれない。

主人公は固定だが、ゲーム毎にヒロインらが変わるスタイルであり、その名の如くデスゲームが展開される。

本格的な頭脳戦のデスゲームではないので、カ◯ジのようなシリアスさを求める方にはオススメできない。(実際、私も頭脳戦かと思って購入した。)本巻はどちらかといえば、体術メインでゲームをクリアしている印象である。

結構あっさりヒロインが退場していくが、いかんせんデスゲーム自体に「シリアスさ」「緊張感」がないので「退場の重み(余韻)」がない。逆もまた然りで、「退場の重み」がないから、「シリアスさ」「緊張感」が出てないのである。
死亡遊戯で飯を食う。 (MF文庫J)Amazon書評・レビュー:死亡遊戯で飯を食う。 (MF文庫J)より
4046819375
No.13:
(3pt)

背景に物語を持たない令和のデスゲーム物

背景に物語を持たない美少女たちによる令和のデスゲーム物。
グロい描写はほぼない。なんたってゲーム開始前に肉体改造されており、血液はモコモコの白綿に変換される。ぬいぐるみの解体ショーがシュールでも残酷じゃないのと同じ理屈で、フィクション感を強めている。

主人公・幽鬼ほか参加者たちのバックボーンが掘り下げる事がなく物語が淡々と進むのが特徴。良く言えば淡泊でテンポ良く、悪く言えば深みがなくドラマ性に欠ける。似た作品を挙げるなら「魔法少女育成計画」だが、あれよりさらにキャラの背景が端折られている。

デスゲームに参加する理由もアーリーリタイアの資金確保とか漠然とした希死念慮とか生粋の殺人鬼とか危険中毒とかで、多額の借金返済など、切実な動機を伴っている者は全体から見て少数派。

文体は上手くはないがオリジナリティーがあり、ニヒルなブラックユーモアが漂っている。このノリに乗れるか乗れないかが分かれ目。
幽鬼の合理思考が見所で、利他を利己に還元する究極のフェア精神と、それに戦慄する周囲の反応が面白かった。

なお原則幽鬼の一人称視点で進む為、主人公の外見描写はほぼなし。オッドアイという個性を与えられているにも関わらず、その特徴に言及する描写がないのがひっかかるものの、四巻で回収されるのでそこは安心。
ねこめたるの絵は美麗なものの、華奢な美少女以外(ガチムチマッスルや肥満体型)は得意じゃなさげ。
4巻登場の玉藻が「丸っこい体型」「まるまるしてる」「デブ」とさんざんな言われようなのに、カラー口絵だとむちむちぷりんな美少女にしか見えないのは笑ってしまった。編集に「可愛くしてください」って言われたの?何なら丸い頃の方が好き。

とはいえキャラのバックボーンが生存率を担保しない、令和にチューンナップされたデスゲーム物としては楽しめた。

難病の弟の治療費を稼ぐ目的で参加した蜜柑はあっさり死亡し、キャンドルウッドの萌黄の闇深な過去も詳細は明かされず終わる。
読者は徹頭徹尾キャラの物語に深入りできずさせてもらえず、終始ドライな距離感とクリアな客観性が生じる。
多くのキャラが一回限りのゲームで退場してしまうのも感情移入を停滞させる一因なのは否めず、のちに敵、または味方として幽鬼と再会する少女たちもサックリサクサク死んでいく。

一応全巻読んでいるが、面白いかと聞かれると微妙な所。主食ではないジャンクフードが止まらない現象と同じで、惰性で読んでいるのは否定しがたい。

本作は美少女のガワを被った社会不適合者たちが、メイドやバニーガールなど様々なコスプレに身を包み、デスゲームに挑む物語である。
所々ミステリー風味の仕掛けを施されており、死んだ奴が生き返ることも割によくある。犠牲者と見せかけ犯人でした、ってオチ。とはいえトリック自体はあっけないもので、本格的なミステリーマニアは物足りない。

その一方スクラップビルの最終局面で幽鬼がとった行動など、キャラの特異な発想や思考が、予想外の展開に繋がるのは飽きさせない。

参加者全員が肉体改造を施され、血なまぐさい臓物をぬいぐるみの中身に取り換えられているのも、デスゲームの虚構性の補強に一役買っており、美少女アイコンを使ったデイリーな殺し合いを娯楽として消費する、悪趣味な読者への皮肉が利いていた。

あえて苦言を呈すならせっかく叙述トリックで対戦相手を伏せたのに、カラー口絵でもろネタバレかます本末転倒ぶり。口絵は最初に目に入るからそこでぶっちゃけちゃ台無しだって、編集さん少しは考えて作者さんも文句言って!?
死亡遊戯で飯を食う。 (MF文庫J)Amazon書評・レビュー:死亡遊戯で飯を食う。 (MF文庫J)より
4046819375
No.12:
(2pt)

微妙

気になっていたので購入しましたが、自分には合いませんでした。
淡々とシーンが進んで、登場キャラ達が退場していくので、感情移入できず、トラップのギミックでも緊迫感がありませんでした。
死亡遊戯で飯を食う。 (MF文庫J)Amazon書評・レビュー:死亡遊戯で飯を食う。 (MF文庫J)より
4046819375



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