クラスで浮いてる宇良々川さん



    ※タグの編集はログイン後行えます

    【この小説が収録されている参考書籍】
    オスダメ平均点

    0.00pt (10max) / 0件

    0.00pt (10max) / 0件

    Amazon平均点

    4.00pt ( 5max) / 2件

    みんなの オススメpt
      自由に投票してください!!
    0pt
    サイト内ランク []-
    ミステリ成分 []
      この作品はミステリ?
      自由に投票してください!!

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    ←非ミステリ

    ミステリ→

    ↑現実的

    ↓幻想的

    初公開日(参考)2024年12月
    分類

    長編小説

    閲覧回数267回
    お気に入りにされた回数0
    読書済みに登録された回数0

    ■このページのURL

    ■報告関係
    ※気になる点がありましたらお知らせください。

    クラスで浮いてる宇良々川さん

    2024年12月18日 クラスで浮いてる宇良々川さん

    物理法則に反する少女の無重力な青春 「宇良々川さん、最近ちょっと浮いてね?」 学校の休み時間、すやすやと眠る宇良々川さんは浮いていた――物理的に。 物理学的にあり得ない宇良々川さんの秘密を知った物理学信奉者の菊池一成(通称ハカセ)は考えた。無重力状態にある彼女の体重はゼロの可能性がある……宇良々川さんがパイロットになれば、鳥人間コンテストで大会新記録を出すことも夢ではない! 交通事故で負傷した自分の代わりに人力飛行機のパイロットにするべく宇良々川さんを飛行機部に勧誘するハカセと個性的すぎる部員たち。だが、彼女には誰にも話せないある事情があって……。 物理法則に反する少女と、物理学を信奉する少年。何もかも正反対な二人が織りなす、悲喜こもごもな青春グラヴィティ小説。(「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

    クラスで浮いてる宇良々川さんの総合評価:8.00/10点レビュー 2件。-ランク


    ■スポンサードリンク


    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

    新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

    現在レビューがありません


    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.2:
    (5pt)

    ラノベ新文学の先駆者、四季大雅先生の最高傑作!

    本作はクラスで<物理的に>浮いているヒロインと主人公が鳥人間コンテストを目指すお話ですが、タイトルの出オチで終わらず、深いメッセージが込められています。

    まさに目から鱗なのが、「地上からの浮いている」のではなく「空に落ちている=世界から離れていく」という解釈。その現象と、ヒロインの抱える思春期特有の闇の危うさが見事にマッチして、幻想的な世界へと誘ってくれます。

    特に、行き場のない心の叫びを「そういう気持ちって、重力なんだよ――」という宇良々川さんには思わず胸がぎゅっとなりました。
    登場人物のそれぞれの悩みがたとえ読者とは違う悩みだとしても、その根幹の脆い感情に深い共感性がある作品を、私は傑作だと思っています。それをさらにテーマと絡め合わせるなんて、まさに芸術です。

    また、言葉だけで勝負する小説であるにもかかわらず、「言葉を過信してはいけない」というメッセージがなんとも憎い。けれど、言葉だけで、本当にそう思わされてしまうのです。詳しくは読んでみてください!

    本作の新しさは、表向きはライトなテーマと読み心地でラノベ読者層の心を掴みながらも、源流には小説の枠を超えた革新的な試みを随所に取り入れているため、玄人読者にもしっかりと刺さる物語なところです。

    ライトな読み心地と深みを両立させることは相当な技量がないとできないと思うのですが、これを4作目でやってのけてしまう四季先生は末恐ろしい……!

    次回作ではどんな驚きと感動を与えてくれるのか、今から楽しみでなりません。できれば映像でも観たいですね。
    クラスで浮いてる宇良々川さんAmazon書評・レビュー:クラスで浮いてる宇良々川さんより
    4094532080
    No.1:
    (3pt)

    前作と比べるとかなり落ちる

    前作『バスタブで暮らす』がよかったので読んでみたものの、ややガッカリでした。全体的にふわふわしていて、どこを歩いているのかよくわからないまま、作者の用意した感動のラストへ連れて行かれた、という感じ。具体的にどこが駄目だったのか言葉にまとめるのが難しいのだが、なーんか微妙だった。前作はとてつもない魅力にどっぷりと浸れたのに、今回は没入できず。
    部員たちがいい性格してるのに掘り下げが足りなかったのも残念。次作に期待します。
    クラスで浮いてる宇良々川さんAmazon書評・レビュー:クラスで浮いてる宇良々川さんより
    4094532080



    その他、Amazon書評・レビューが 2件あります。
    Amazon書評・レビューを見る     


    スポンサードリンク