よって、初恋は証明された。 デルタとガンマの理学部ノート1



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初公開日(参考)2024年11月
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長編小説

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よって、初恋は証明された。 -デルタとガンマの理学部ノート1- (電撃文庫)

2024年11月08日 よって、初恋は証明された。 -デルタとガンマの理学部ノート1- (電撃文庫)

ほろ苦くも瑞々しい、科学と、恋と、ミステリー。 思うに〈青春〉というのは、よくできた推理小説のようなものだ。 失われてしまった恋愛成就の桜の謎。部活勧誘の小さな違和感。巨木の樹齢に秘められた物語。密室で消えたハムスター。壊れかけの生物部に捧げられた、高校生たちの切実な決断。 無関係だと思われたひとつひとつの因果はどこかでつながっていて、あとから振り返って初めて俺たちはそれを〈青春〉と認識する。そこでようやく気付くのだ。見落としていた大切なことに。 「検証してみようよ……科学的に!」 これは、科学をこよなく愛する高校生たちが日常で直面する数々の謎に挑む、綱長井高校「理学部」のささやかな活動記録。 ――そして、一つの初恋が解き明かされるまでの物語である。(「BOOK」データベースより)




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よって、初恋は証明された。 デルタとガンマの理学部ノート1の総合評価:9.25/10点レビュー 8件。Bランク


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(8pt)

よって、初恋は証明された。 デルタとガンマの理学部ノート1の感想

学園を舞台とした理系の「日常の謎」の物語。ミステリー要素は控えめで、科学を取り入れた青春小説です。
ミステリーの要素は控えめでしたが、作品全体に漂う心地よさや、物語の魅力がとても好みに合いました。高校生や学園ものが好きな方には、おすすめな一冊です。

まず、登場人物に嫌なキャラクターがいないのが良かったです。基本的に皆いいやつで、読んでいて気持ちがよい。理系の高校が舞台ということで、科学や数学に関する会話が登場しますが、その雰囲気も楽しく味わえました。物語は4月の入学から始まり、新入生と先輩たちの出会い、部活の勧誘といった、学園ものの王道の展開をたどります。そこに、理系ならではの「日常の謎」が加わり、独自の魅力を放つ作品となっています。

本書は『理学部ノート1』というタイトルからシリーズ化を見据えた作品のようですが、内容自体は本書単体でしっかり完結しています。あらすじ冒頭で高校生活のある結末を描いてますので完結している状態です。勝手な想像ですが、完成後に作品の出来が良かったため、出版社がシリーズ化を決めたのではないかと思うほどです。それほど本書単体でも満足感のある素敵な物語でした。またイラストも綺麗で可愛らしく作品の雰囲気にぴったりで、大事なシーンがより印象的に映りました。なかなか力の入ったシリーズになりそうな気配。次作も楽しみです。

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T4OQ1KM0
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.7:
(5pt)

質の高い推理青春作品

とても良い作品でした。
科学×推理×恋愛という要素から物語が丁寧に紡がれ最後まで楽しく読めました。
他の方も上げていますが氷菓を連想しつつ、その理系版といった印象を受けました。
正直もう少し意外性があってもいいかなと思いましたが、読者を楽しませる為の工夫が張り巡らされ気付けば読み終わっていて、心地よい読後感に包まれました。
2巻もあれば是非購入させていただきたいと思います。
よって、初恋は証明された。 -デルタとガンマの理学部ノート1- (電撃文庫)Amazon書評・レビュー:よって、初恋は証明された。 -デルタとガンマの理学部ノート1- (電撃文庫)より
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No.6:
(5pt)

科学×ミステリー×青春

科学またはミステリー。2つのジャンルに興味があるけどなかなか手を出せない人への入門書としてぴったりだと思いました。

科学なのだけれども解説が分かりやすく読者が置いてけぼりにならないし、ミステリーだけど難し過ぎず程よい感じのレベルで進んでいくので各分野に詳しくない人でも全体を通して楽しく読む事が出来ました。

登場人物も魅力的で、テンポよく話が進むので飽きません。ページをめくる手が止まらず1日で読んでしまいました。

1巻と言うことでこれからシリーズ化していくようなので2巻も楽しみです。
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No.5:
(5pt)

面白い試みだと思います

読み終わったらお手のスマホで検索しましょう、気恥ずかしさが追体験できると思います

超個人的感想なんですが、理系に関する話を見ると嫉妬してしまうんですよね
科学といっても理学と工学に大別できます
知識そのものを愛する理学と、知識によって達成できることを愛する工学
たいてい、創作でもてはやされるのは理学者なわけで
電気系で工学学士をとり、現在も情報科学で修士を目指す身としては、理学と工学は連続するものでああると思っているので、小説等には理知的に真理(事実)を追い求める理学者の姿勢が多く描かれ、現実に動作するものを、理論と偶然によって創り出す工学の姿勢があまり描かれないことを残念に思っています
よって、初恋は証明された。 -デルタとガンマの理学部ノート1- (電撃文庫)Amazon書評・レビュー:よって、初恋は証明された。 -デルタとガンマの理学部ノート1- (電撃文庫)より
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No.4:
(4pt)

爆発力はないが穏やかで良い日常ミステリ要素のある作品

豚レバの作者の逆井さんの新作。幸い一応シリーズ予定のようなので、続きは読めそうです。売上次第でどこまで続くかでしょうか。
できれば別の出版社のホラー要素のあった作品も続き出して欲しいです。

ラストで大学受験前まで話が跳ぶので、読みきりかとビビったのですが、未来のシーンを挿入したという感じでしょうか。

科学的な豆知識があるおかげで、高校生が身の回りのちょっとした日常の謎を解くというミステリ要素と青春要素を混ぜた感じの作品です。
イラストの魅力も合わさり、キャラ魅力もあるので、圧倒的な爆発的魅力には欠けるものの、シリーズとして続けば良いものになりそうです。
この1巻では高校入学から仲間と知り合い.部活に入るまでの短い期間のみの話になっているので、部活動を通じての青春要素や日常ミステリのあるライトノベルとしてまだまだポテンシャルありそうです。
豚レバも私の好みだったので贔屓あるかもしれませんが、文章の間のとりかたとか、フワッとした柔らかい空気を生み出すのが上手と思います。それが穏やかな日常の空気感とあっているのでしょうか。
2巻目も期待したい新作シリーズです。
よって、初恋は証明された。 -デルタとガンマの理学部ノート1- (電撃文庫)Amazon書評・レビュー:よって、初恋は証明された。 -デルタとガンマの理学部ノート1- (電撃文庫)より
4049156466
No.3:
(5pt)

爽やかな学園青春物語

科学、生物学を題材にした学園青春物語です。
日常のちょっとした何故?を解き明かすチョイミス的な要素がありつつ、プロットとしての伏線も張り巡らされています。
読了感も良く、続きが読みたくなりますが、一巻の最後でこのシリーズの終着点が見えてしまっているのが残念でした。
逆にこの終着点にたどる過程で、高低差のある展開を期待してます。
よって、初恋は証明された。 -デルタとガンマの理学部ノート1- (電撃文庫)Amazon書評・レビュー:よって、初恋は証明された。 -デルタとガンマの理学部ノート1- (電撃文庫)より
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