この青春に、別解はない。 デルタとガンマの理学部ノート2



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初公開日(参考)2025年07月
分類

長編小説

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この青春に、別解はない。 -デルタとガンマの理学部ノート2- (電撃文庫)

2025年07月10日 この青春に、別解はない。 -デルタとガンマの理学部ノート2- (電撃文庫)

理系部活×日常の謎、第二弾。さあ、青春のフィールドワークへ。 生物部に入った出田たち四人が発見した、50年前の怪しげな報告書。かつての部員たちが「天狗の怪異」とされる現象を科学的に調査したというレポートからは、なぜか肝心の結論部分が抜け落ちていた。まるで後輩たちに向けて、続きを調べろと訴えるかのように。 失われた真相を確かめるべく、連休を利用して実地調査を敢行する四人。森を探索し、夜の神社を歩き回り、宝物殿に伝わるミイラさえも観察しながら、伝説を科学的に検討する二泊三日の合宿が始まった。 「こんな調査がしてみたかったんだ。同い年の、同じ趣味の人たちと」 それは紛れもなく理系の青春だった。しかし怪異の真実を追う中で見えてきたのは、彼らの日常を壊しかねない不穏な秘密で――?(「BOOK」データベースより)




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No.6:
(5pt)

2巻も読みごたえ十分

高2の夏、生徒会長選挙が差し迫る中、学校中にとある”怪文書”が貼られているのが発見された。それは学年2位の秀才であり今年の生徒会長選挙の最有力候補である日知光之を落選させるために書かれた告発文であった。日知はデルタたちの友人であり、その中には去年のGW中に起きた『天狗祭事件』に言及する内容が含まれており…。

プロローグが終わると物語は高校1年の4月に起きた天狗祭事件の回想へと入る。ここでは生物部のGWの合宿として実施された長綱神社に伝わる『天狗伝説』を調査したときの詳細が語られていく。山の中でどこからともなく笑い声が響き、笑い返すとさらに大きく笑ってくる”天狗笑い”、人の上や屋根の上に石が飛んでくるがなぜかその石が見つからない”天狗礫”、そして山奥で大木を切り倒す音が聞こえるがなぜかその痕跡が見つからない”天狗倒し”。これら天狗の怪異と長綱神社に祭られている鵺のミイラの正体を科学的に証明するための証拠を探すためデルタたちは合宿初日、夜の長綱神社へフィールドワークへ向かうがそこで天狗礫と天狗笑いの怪異に遭遇することになる。

この章ではデルタたちが実際に観測した天狗の怪異を科学的なアプローチでその正体を解明していくという流れで進んでいく。時にラブコメ的な展開もはさみながらフィールドワークを通して天狗と鵺の正体に近づくデルタたちであったが、伝説を調べていくうちに判明したとある秘密がデルタたちの学生生活に今後大きく影響することになるとはこの時は誰も夢にも思わなかったのである。

2巻では県外組を凌駕する才能を持った例外組の日知くんにデルタの妹である旭ちゃんといった個性豊かな新キャラが増え、それぞれのデルタたちとの関係性にも注目です。前半は天狗伝説というミステリーの謎解きに加えて、生物部4人のフィールドワークの内容が具体的に記されていて理系の活動の一端をこうして知ることができて元化学屋の私から見ても面白かったです。後半からの怒涛の展開は思わず夜更かしして最後まで一気に読了してしまうほどワクワクな展開でした。1巻で暗躍していた本郷先輩の手の内が明かされて、これ以上面白くなるのか?と疑心暗鬼でしたが、その心配を吹き飛ばすほどの大きな"敵"が物語の後半では出てくることになるのでお楽しみに。

P.S. 甘南備さんからの報告によると御影ちゃんは「でっ...」らしいです。
この青春に、別解はない。 -デルタとガンマの理学部ノート2- (電撃文庫)Amazon書評・レビュー:この青春に、別解はない。 -デルタとガンマの理学部ノート2- (電撃文庫)より
4049162288
No.5:
(5pt)

面白かった

高校生たちの理系青春ミステリだと思って甘酸っぱさを噛みしめながら読んでいたら、ガッツリ社会派ミステリへとシフトしてアイエエエエエエエエエ……となったものの、作品としては完膚なきまでに面白いのが狡い。主人公たちが2年生のときの生徒会長選挙にて、立候補者を誹謗中傷する貼り紙が貼られるという事件が起きた。そこに書かれていた「天狗祭事件」に関する出来事を描く2巻。主に語られる時間軸は1巻の続きだが、現在から過去を追想する構成になっている点は1巻と同様。生物部に入部した主人公たち4人が、かつての生物部員が残したと思しき結論だけ破り捨てられた研究ノートを発見し、自分たちの最初のフィールドワークの題材として合宿に行こうとする話が語られる。計画の立案から現地での調査まで自分たちの強みを活かしながら自分たちだけで進めていく。これが青春と言わずになんだと言うのか。キラッキラのアオハルをお腹いっぱい楽しんだところで、この合宿に仕組まれた裏の事情が明かされる。これまで見えていた、見ようとしていた景色の外側にあるものが、それまでの青春描写と対比するかのように昏くシリアスに描かれていて温度差で風邪をひくかと思った。だけど、かつての事件の幕引きと、そこから連なる今回の事件の解決に至るまでの流れは実に論理的で鮮やかで、読後感としてはとても爽やかだった。爽やかな社会派ミステリってなんだ…脳みそバグる……個人的に一番良かったのは、正義を為す彼の逆鱗が彼女の存在だったってことがわかるラストシーン。おまえらお互いのこと大好きすぎじゃんんんんんんん。でも、高校卒業しても付き合っていなさそうなのがなんとも…なんとも……
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No.4:
(4pt)

神園

理系じゃなくてもいけるけど、中学生とかには難しいかも?
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4049162288
No.3:
(4pt)

ミステリーしていてよかった

日常系というよりは今回は殺人おきてもおかしくない事件内容に首を突っ込んでいたために、賛否わかれるかもしれません。
個人的には、1年生夏前の事件の話で、もっと先の未来まで確定してしまう形式は物語作成縛りが大きくなりそうで、あまりしてほしくはないです。
あと内容が悪くなかっただけに、少し解決急ぎすぎで、もっと加筆してガチなミステリーとして完成度あげて読みたかった。

2巻でまた強烈な個性と能力を持つ新キャラの登場で、前回個性が弱かった甘南備に少しスポットがあたっています。
生物部で森の調査合宿にいき、そこで伝説と絡みながら現実の事件にからむ問題と直面する話で、わりとしっかりミステリーしていたので、私の中では評価高いです。
まあキャラ物としては弱く、日常的な絡みが少ない話となっているので、期待と合わない人はいるでしょう。
逆井さんは豚レバやざつたびでも謎解き要素絡めていたし、ミステリーわりとかける人かもしれないので、
キャラ魅力や掛け合いも増やして、キャラ要素も強い郷土史系ミステリーとか書いて欲しいです。
ミステリーといえば星海社のオカルトミステリーのシリーズも続きよみたいですね。
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4049162288
No.2:
(2pt)

残念

主人公たちが調査対象に興味を持つのが唐突過ぎてなのか、読んでいて主人公たちに感情移入出来ず。
その為、それ以後の調査対象の背景や説明も集中して読めずとなってしまい、調査シーンも楽しめなかった。
それに、調査内容をただ延々と読まされてる感じ。
キャラ同士の人間模様が少なく、薄い印象で、そちらを楽しみにしていた自分には辛かった。

調査結果・謎解きは良かったと思うけど、そこにたどり着くまでが…。

1巻はあんなに面白かったのに、と思ってしまいます。

次巻はまた違うといいなぁ。
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