フロスト・クラック ~連続狙撃犯人の推理~
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| 久しぶりの時雨沢恵一先生の完全新作は全編会話文によるミステリ。全国で発生している連続狙撃事件に巻き込まれて亡くなった警官の手帳に書かれていた電話番号。後輩刑事がその番号に電話をかけ、事件のあらましと犯人についての推理を乞うことから始まる物語。ラノベというよりは一般文芸のミステリを読んでいるような読み味の作品で、登場人物はほぼオッサンかつ悪人で、著者の趣味である銃器に関しては必要以上に詳細に描写されているという、著者が楽しんで書いていることがよくわかる内容だった。 ミステリなので事件についての直接的な言及は避けるが、現代日本でライフル銃を使った連続狙撃事件が発生し、かつそれが完全犯罪として成立するのはどのような状況ならば起こりえるのかという思考実験的というか、それにかける労力等々を鑑みると実現可能性は限りなく低いものの可能性はゼロではない事件を描いていて、私の守備範囲外の世界の話なこともあって興味深く読ませてもらった。また、会話文だけとはいえ、欲に違和感を感じることなく読めるものに仕上がっていたのもすごい。これは四半世紀作家業を続けてきた著者だからこそ成立している作品だと思う。ゾクリとするオチのつけ方も秀逸で、1冊としての完成度が非常に高かった。万人におススメしたい。 | ||||
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| ある日、海外在住の男へ警官から一本の電話が入り事件の推理を求められる。 推理は進展を見せるも裏には警官のある思惑があった。 地の文は一切なし、通話だけで描かれる、一冊の手帳を巡り繰り広げられるサスペンス。 | ||||
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| 発売後のレビューを見た際に驚異の5.0評価だったため、興味が出て購入。ライトノベルを読むは久しぶりだったので少し不安もあった。 結論から言うとその不安は杞憂だった。 全編会話劇、メイン登場人物は限られ、会話のために不自然な説明口調はある程度避けなければならない。即ち会話劇とは縛りプレイ。 その縛りプレイの上で重厚さとテンポ感、緊迫感を存在させつつ、ストーリーラインは雑ではないという荒技を成し遂げていた。 キノの旅から既に思っていたことだが、時雨沢先生はもしかして奇才なのではないだろうか。 私は銃マニアではないのだが、本編の会話劇に挟まれる銃のトリビアは非常に読みやすかった。キャラクターも良かった。 購入を迷ってる方は是非検討されたし。 | ||||
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| 一気に読めました。 読了後にすぐ読み返すと、これかー…という気付きもありました。 会話劇ですが、説明調がくどくならない工夫がされていて、とても読みやすく面白い作品だと思いました。 | ||||
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| 内容や手法が面白いのは当然ですが、サトウとかスズキとか頭が混乱しましたwww | ||||
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