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フロスト・クラック ~連続狙撃犯人の推理~



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【この小説が収録されている参考書籍】
フロスト・クラック ~連続狙撃犯人の推理~ (電撃文庫)

フロスト・クラック ~連続狙撃犯人の推理~の評価: 8.00/10点 レビュー 1件。 Bランク
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(8pt)

フロスト・クラック ~連続狙撃犯人の推理~の感想

電話のやりとりの会話文のみで構成された、連続狙撃事件の物語。
かなり面白い読書体験でした。会話文のみなのでスラスラと読み進められ、章の区切りも多いため、一息つきやすい構成になっています。

物語は、海外に住む男のもとへ若い警察官が電話をかけ、日本で起きている連続狙撃事件を伝えていく形で進みます。
電話先の相手は、安楽椅子探偵のように、与えられた情報から推理を述べていきます。
ただ、そもそもこの人物たちは何者なのか、そして序盤から何が起きているのかが謎に包まれており、先が気になる構成です。最初から最後まで惹き込まれる読書体験でした。
地の文はありませんが、事件概要を口頭で説明する形式のため、会話文だけでも読者が現場をイメージできるよう、情報が丁寧に語られています。そのため、読者自身が会話の断片から状況を組み立てていくような感覚があり、一般的なミステリーとは異なる没入感が味わえました。また、狙撃事件という題材上、銃に関するやや専門的な説明も多いですが、それも知的好奇心をくすぐる良い刺激で好みでした。

ミステリーとして、何か一発ネタや大きな仕掛けで驚かせるタイプではなく、徐々に物語の全貌が明らかになっていくサスペンス作品です。
予備知識がない状態で読むことで、展開の面白さがより際立つ作品だと思います。読み終えてみると、一つの物語としての完成度が非常に高く、強く印象に残りました。面白かったです。

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