ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女

【この小説が収録されている参考書籍】

評判

ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女の評価:

4.10/5点 レビュー 228件。 S ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.10pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全273件 181〜200 10/14ページ
No.93
(5pt)

俄然スピードアップの(下)

前半まではダラダラとした展開の(上)だったが、(下)になって俄然、スピードアップ。しかし、そこはそれフリーセックス発祥の国スウェーデンのミステリ、きっちりと例の高校の女性校長との絡みから始まる。

 リスベット・サランデルのIT知識の豊富さは、彼女の学歴等の知識の許がよくわからないので、ちょっと現実味がないが、オリジナルが2005年リースにしては、パソコンの通信がADSLのみっていうのはちょっと?で、当時、スウェーデンには、まだ光通信は整備されてなかったのかと突っ込みたくなる・・・・。

 キリスト教原理主義者の異常性欲と猟奇殺人事件がメインとなるこの展開は、先般のノルウェーの右翼青年の銃乱射事件もあったりして、多神教社会に住む我々日本人にはなかなか理解しがたいところでもある。

 しかし、全世界で6000万部売れたっていうチラシが入っているけど、「ほんとかよー?」ってこれまた突っ込みたくなるけど、面白いことには違いない。
(どうでもいいことかもしれないが、とても気なることで、文庫版(下)362ページ、6行目から7行目にかけて誤植がある・・・・・)
ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (下) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (下) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
415179252X
No.92
(5pt)

リスベット最高

ミレニアムは本を読む前に映画を観ました。
映画もすごく面白かったので、原作を読みたくなり
購入しました。
想像以上に良かったです。おかげで今はスウェーデンミステリーに
どっぷりはまっています。
始まりはミレニアムでした。
ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (下) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (下) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
415179252X
No.91
(5pt)

とにかくガマン、後半の楽しみのために

前半200ページくらいは登場人物の紹介程度の展開しかないので、耐えられずにやめそうになった。ベストセラーとの評判を支えに我慢して読み進んでいくと、後半はノンストップで読めてしまうほど面白かった。後半のために確かに前半も必要だが、限界を超えそうだった。覚悟して読むべし。
ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 上 Amazon書評・レビュー: ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 上より
4152089830
No.90
(5pt)

とにかくガマン、後半の楽しみのために

前半200ページくらいは登場人物の紹介程度の展開しかないので、耐えられずにやめそうになった。ベストセラーとの評判を支えに我慢して読み進んでいくと、後半はノンストップで読めてしまうほど面白かった。後半のために確かに前半も必要だが、限界を超えそうだった。覚悟して読むべし。
ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151792511
No.89
(5pt)

まいりました!!

読書好きの私は、気に入った本は何度も読みます。
たいていは、好きな本は手放さず本棚に置き、
期間を空けて、また手に取ることが多いです。

しか〜〜し!!

「ミレニアム」は、続けざまに、繰り返し4回読みました。
あまりの面白さに、まいりました!!
全6巻を読み終わると、どうしてもまた読みたくなり、
また「ドラゴンタトウーの女 上巻」から始めてしまう。
強度の中毒状態で、一端離れるために敢えて他の本を読んだほど。
映画ももちろん、3回ずつ見ました。

話の複雑さと、登場人物の多さ、
慣れないスウェーデン文学であることから、
登場人物の名前や地名が覚えにくく、始めは少し苦労しました。
しかし、6巻読み通す頃にはすっかり慣れ、
映画を見てからはもっと慣れ、すっかり馴染んでしまいました。
特に「ドラゴンタトウーの女 下巻」からの急展開に引き込まれます。

作者が発売直前に急死したこと、返す返すも残念。
続きが読みたい・・・!!


ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 下 Amazon書評・レビュー: ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 下より
4152089849
No.88
(5pt)

読み終って、即再読するくらい面白いです。

レビューはブクログに書きました。
http://booklog.jp/users/kickarm/archives/4152089849
ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 下 Amazon書評・レビュー: ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 下より
4152089849
No.87
(5pt)

ドラゴン・タトゥーの女、リスベットの登場により俄然話が面白くなる。

2009年の翻訳ミステリ界で話題を一手にさらった作品の第1部である。遅ればせながら読んだ。

本書は登場人物が多く、名前も読みづらいが、うまく書き分けられていてそんなに苦労はしない。主要人物はミカエルとリスベットであるが、このドラゴン・タトゥーの女、リスベットの登場により俄然話が面白くなる。彼女は映像記憶能力が抜群で、情報システムにも篤く一流のハッカーでもある。

孤島で少女が失踪するが、「そして誰もいなくなった」(クリスティ)のイメージの孤島ではなく、島と本土間には橋が架かっており、そこで車とタンクローリーが衝突し大事故になる。パトカーや救急車によって半ば封鎖された状況の中で島内にいた少女が失踪するので、大きな密室トリックの謎になる。

何と云ってもメインのミカエルとリスベットが魅力的に描かれ、謎を一歩一歩解いていく経過が、とりわけ少女が写っている一枚の写真から、その後ろに写っているアベックを探し出していく辺りがスリリングで唸らせる。

舞台がスウェーデンなので、その風俗と風土も一風変わって新鮮だ。

ストーリーは少女失踪事件から連続殺人事件に発展するのだが、一方ミカエルを嵌めた大物実業家への復讐譚も挿入され、読みどころがたっぷりなのも嬉しい。しかもこの大物実業家のリアルタイムの描写がないのもユニークだ。

さて枝葉末節を一言。本書の魅力的なシチュエーションの一部が英国ミステリ「血と肉を分けた者」(ジョン・ハーヴェイ)と似ているのだが、どっちが先に書いたのだろう
ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151792511
No.86
(5pt)

ドラゴン・タトゥーの女、リスベットの登場により俄然話が面白くなる。

2009年の翻訳ミステリ界で話題を一手にさらった作品の第1部である。遅ればせながら読んだ。

本書は登場人物が多く、名前も読みづらいが、うまく書き分けられていてそんなに苦労はしない。主要人物はミカエルとリスベットであるが、このドラゴン・タトゥーの女、リスベットの登場により俄然話が面白くなる。彼女は映像記憶能力が抜群で、情報システムにも篤く一流のハッカーでもある。

孤島で少女が失踪するが、「そして誰もいなくなった」(クリスティ)のイメージの孤島ではなく、島と本土間には橋が架かっており、そこで車とタンクローリーが衝突し大事故になる。パトカーや救急車によって半ば封鎖された状況の中で島内にいた少女が失踪するので、大きな密室トリックの謎になる。

何と云ってもメインのミカエルとリスベットが魅力的に描かれ、謎を一歩一歩解いていく経過が、とりわけ少女が写っている一枚の写真から、その後ろに写っているアベックを探し出していく辺りがスリリングで唸らせる。

舞台がスウェーデンなので、その風俗と風土も一風変わって新鮮だ。

ストーリーは少女失踪事件から連続殺人事件に発展するのだが、一方ミカエルを嵌めた大物実業家への復讐譚も挿入され、読みどころがたっぷりなのも嬉しい。しかもこの大物実業家のリアルタイムの描写がないのもユニークだ。

さて枝葉末節を一言。本書の魅力的なシチュエーションの一部が英国ミステリ「血と肉を分けた者」(ジョン・ハーヴェイ)と似ているのだが、どっちが先に書いたのだろう
ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 上 Amazon書評・レビュー: ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 上より
4152089830
No.85
(5pt)

ミカエルっ!1


ミカエル、もう少し理性があってもいいんじゃないの?
リスベットも、こんな男好きになるのやめなさい!

と言いたい!


まあ、そんなことはおかまいなしに没頭して読みました。
面白い!

ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151792511
No.84
(5pt)

ミカエルっ!1


ミカエル、もう少し理性があってもいいんじゃないの?
リスベットも、こんな男好きになるのやめなさい!

と言いたい!


まあ、そんなことはおかまいなしに没頭して読みました。
面白い!

ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 上 Amazon書評・レビュー: ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 上より
4152089830
No.83
(5pt)

ミカエルさんってば・・1

ミカエル、もう少し理性があってもいいんじゃないの?
リスベットも、こんな男好きになるのやめなさい!

と言いたい!

それから、後見人のビュルマンは、ターミネーターでのサラ・コナーの精神科医をイメージしてしまうのは私だけ??


そんなことはおかまいなしに没頭して読みました。
面白い!
ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 上 Amazon書評・レビュー: ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 上より
4152089830
No.82
(4pt)

上の下

最初は登場人物が多すぎて混乱しそうだったがそれぞれの性格、生い立ち、何よりもヴァンゲル家の歴史を手抜きなく組み上げていて、重厚な背景の上で一個づつピースを組み上げていく、緩みのないストーリー展開。おいしいミステリーで堪能できました。読まなければいけないとは思わないけど、読めば満足できます。ひとつ注文として主人公だと思われるミカエルの女性との付き合い方と幼稚に思える時もある正義感にはちょっと呆れてしまうところもありますが、ミステリーの本筋とは関係ないからいいのかな。あとリスベットの凄腕と生活力のギャップがわざとらしく感じられるところも。でも早く2部を手に取りたくてうずうずしているのは事実です
ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151792511
No.81
(4pt)

上の下

最初は登場人物が多すぎて混乱しそうだったがそれぞれの性格、生い立ち、何よりもヴァンゲル家の歴史を手抜きなく組み上げていて、重厚な背景の上で一個づつピースを組み上げていく、緩みのないストーリー展開。おいしいミステリーで堪能できました。読まなければいけないとは思わないけど、読めば満足できます。ひとつ注文として主人公だと思われるミカエルの女性との付き合い方と幼稚に思える時もある正義感にはちょっと呆れてしまうところもありますが、ミステリーの本筋とは関係ないからいいのかな。あとリスベットの凄腕と生活力のギャップがわざとらしく感じられるところも。でも早く2部を手に取りたくてうずうずしているのは事実です
ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 上 Amazon書評・レビュー: ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 上より
4152089830
No.80
(4pt)

北欧情緒?

長いこと、タイトルと表紙からてっきりアジアンだと思っていたのですが、友人からスウェーデンが舞台だと聞かされました。結婚しているのに夫公認の愛人がいて円満にやっているなどの独特なさばけた男女関係(ホモセクシャルも含む)には最初面食らうけど、まあまあ面白かったよと言われて読み始めました。結末はどちらかというと平凡な感じがしましたが、40年近くも調べ尽くされたような事件を一枚の写真から手がかりを得て解明していくプロセスは文句なしに面白かったです。なによりも、ドラゴンタトゥーのリスベットというキャラクターが魅力的で、くせになりそうです。すでに続編を2部3部ともに入手しました。虐待レイプシーンがでてくるので、それでも構わないという人にはおすすめします。余談ですが、登場人物たちはほんとうによく魔法瓶からコーヒーを飲んでいました。これって北欧特有?
ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 下 Amazon書評・レビュー: ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 下より
4152089849
No.79
(4pt)

北欧情緒?

随分前からずっと気になっていた一冊です。英語版を人からもらって、序章をふむふむと読み、次のページをめくったら全然べつのグループの登場人物がでてきて、しかも彼らすらも冒頭の家系図に登場しない。。。これは相当人間関係が厄介そうだぞと思ったので、早々に白旗を振り、日本語版を購入しました。一気に読みました。
日本語版には、英語版よりも詳しい家系図が載っており、その上、その他の登場人物をまとめたしおりがおまけになっていて、すごく助かりました。あと、地図もついています。

長いこと、タイトルと表紙からてっきりアジアンだと思っていたのですが、友人からスウェーデンが舞台だと聞きました。結婚しているのに夫公認の愛人がいて円満にやっているなどの独特なさばけた男女関係(ホモセクシャルも含む)には最初面食らうけど、まあ面白かったよと言われて読み始めました。結末は幾分平凡な感じがしましたが、40年近くも調べ尽くされたような事件を一枚の写真から手がかりを得て解明していくプロセスは文句なしに面白かったです。なによりも、ドラゴンタトゥーのリスベットというキャラクターが魅力的で、くせになりそうです。
すでに続編を2部3部ともに入手しました。虐待レイプシーンがでてくるので、それでも構わないという人にはおすすめします。
ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151792511
No.78
(4pt)

北欧情緒?

随分前からずっと気になっていた一冊です。英語版を人からもらって、序章をふむふむと読み、次のページをめくったら全然べつのグループの登場人物がでてきて、しかも彼らすらも冒頭の家系図に登場しない。。。これは相当人間関係が厄介そうだぞと思ったので、早々に白旗を振り、日本語版を購入しました。一気に読みました。日本語版には、英語版よりも詳しい家系図が載っており、その上、その他の登場人物をまとめたしおりがおまけになっていて、すごく助かりました。あと、地図もついています。長いこと、タイトルと表紙からてっきりアジアンだと思っていたのですが、友人からスウェーデンが舞台だと聞きました。結婚しているのに夫公認の愛人がいて円満にやっているなどの独特なさばけた男女関係(ホモセクシャルも含む)には最初面食らうけど、まあ面白かったよと言われて読み始めました。結末は幾分平凡な感じがしましたが、40年近くも調べ尽くされたような事件を一枚の写真から手がかりを得て解明していくプロセスは文句なしに面白かったです。なによりも、ドラゴンタトゥーのリスベットというキャラクターが魅力的で、くせになりそうです。すでに続編を2部3部ともに入手しました。虐待レイプシーンがでてくるので、それでも構わないという人にはおすすめします。
ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 上 Amazon書評・レビュー: ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 上より
4152089830
No.77
(4pt)

北欧情緒?

随分前からずっと気になっていた一冊です。英語版を人からもらって、序章をふむふむと読み、次のページをめくったら全然べつのグループの登場人物がでてきて、しかも彼らすらも冒頭の家系図に登場しない。。。これは相当人間関係が厄介そうだぞと思ったので、早々に白旗を振り、日本語版を購入しました。一気に読みました。
日本語版には、英語版よりも詳しい家系図が載っており、その上、その他の登場人物をまとめたしおりがおまけになっていて、すごく助かりました。あと、地図もついています。

長いこと、タイトルと表紙からてっきりアジアンだと思っていたのですが、友人からスウェーデンが舞台だと聞きました。結婚しているのに夫公認の愛人がいて円満にやっているなどの独特なさばけた男女関係(ホモセクシャルも含む)には最初面食らうけど、まあ面白かったよと言われて読み始めました。結末は幾分平凡な感じがしましたが、40年近くも調べ尽くされたような事件を一枚の写真から手がかりを得て解明していくプロセスは文句なしに面白かったです。なによりも、ドラゴンタトゥーのリスベットというキャラクターが魅力的で、くせになりそうです。
すでに続編を2部3部ともに入手しました。虐待レイプシーンがでてくるので、それでも構わないという人にはおすすめします。
ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 上 Amazon書評・レビュー: ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 上より
4152089830
No.76
(4pt)

前半の盛り上がりを受けるには

前半の盛り上がりを受けるには、やや期待はずれな展開でしたが、十分に楽しめました。おもしろかったです。ミレニアム2も読もうという気になりますよ。
ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 下 Amazon書評・レビュー: ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 下より
4152089849
No.75
(4pt)

ダニエル・クレイグの映画が見たい

翻訳本のミステリーは当たり外れがありますが、これはとても読みやすかったです。肝心のストーリーですが、・登場人物が多い割りに細部まで書き込まれている人物が少ない・作者のフェミニズム思想が全編を通して無駄に強く出すぎていることから、中盤あたりで結末までの展開が読めました。主人公の男性が途中でサラ・パレツキーを読んでいるシーンがあります。私はパレツキーのVIシリーズの大ファンですが、根底にある姿勢は似通っているものの、ミレニアムの作者が表現するフェミニズムや人物描写が薄っぺらく、正直鼻につきました。物語終盤で、さまざまな問題はスーパーウーマンたちが全てサラっと片付けてしまうところなど、いかにも娯楽映画向きのストーリーです。主人公の女性は、アメリカのドラマでたとえるなら、ALIASのシドニー(スパイ)とマーシャル(天才プログラマー)を足して2で割ったような凄腕で、風体はNCISのアビー(ゴシック科学者)を連想させ、ついでに壮絶な過去を背負わせたという感じです。昨今ありがちなスーパーキャラクターをまとめて一人に設定してしまったので、非現実的過ぎて、これをミステリーの登場人物と呼ぶのは到底無理だと思います。私は重厚なミステリーだと勘違いして読み始めたので拍子抜けしましたが、娯楽としては十分楽しめる小説でした。読み返したいとは思いませんが、ハリウッド版で映画化されたら観たいです。
ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 下 Amazon書評・レビュー: ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 下より
4152089849
No.74
(5pt)

夢中になって読んだ

夢中になって読んだ。
ミステリーあり、サスペンスあり、社会性にも富んでいる。
しかも、ひとつの社会的な問題に焦点を当てるというよりも、スウェーデンという国全体を扱っている。
スウェーデンという馴染みのない国について、もっと知りたくなった。

ミステリー小説というよりも、サスペンス性が素晴らしい。
謎を追う興奮がとんでもない。すごくのめり込んだ。
次々に展開していくドラマ性もばっちり。
所々で、思わず声を上げそうになるほどの驚きがあった。

掘り下げていくごとに明らかになる社会悪。
裏では、様々な問題がうごめいている。
ストーリーとも相まって、そのメッセージ性はこれ以上ないほど強烈でした。

最後はやや駆け足な展開で、ミステリーとしてはちょっと拍子抜けだが、
勧善懲悪なストーリーは読んでいて気持ちがいい。
次作も楽しみです。



【以下ネタバレを含む】


ハリエット失踪時の孤島の作り方。
聖書に基づく殺人。これは、「なぜ見立て殺人をするのか」に対する完璧な回答ではないか。
下巻P247「引き継いた」という単独犯でも共犯でもない、新しい犯罪の形。

すごくアイディアに富んだ作家さんだな、と感じました。
ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
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