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最期の声
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最期の声の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.57pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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普通ここまでやらないと思うけれど。10年以上前に1度読んでいて,また読んでみると又楽しめた。 | ||||
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ラヴゼイ・ファン、ダイヤモンド警視ファンには衝撃の開幕。警視の愛妻ステファニーが頭部を2発撃たれて死亡する。被害者の夫である警視は関係者ということで捜査には加えてもらえない。あろうことか第一容疑者にさえなってしまう。妻を殺された痛手に二重三重の痛手が重なる。プロの殺し屋の手口としか思えない殺害方法から犯人の動機をいろいろと推測するものの、なかなか確たる証拠はつかめない。 原題は「ダイヤモンド・ダスト」。寒冷地で降るこまかい氷晶である。この原題はトリプルミーニングで、「ダイヤモンド(警視)が塵芥のような(扱われ方をすること)」そして「大男のダイヤモンド警視が愛妻の前に小さな存在になってしまうこ」とを表すとともに、詐欺師たちが関わる「ダイヤの原石盗難計画の崩壊」をも意味している。 意外ではあるが納得の真犯人にたどりつくまでページをめくる手が置けない。 | ||||
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ケイ・スカーぺッタの恋人マークやウェズリィーの死は軽く受け止めましたが ダイヤモンド警視の奥さんステファニーの死にはかなりの衝撃を受けました。 (力石の死ほどではありませんが) もっとも この時点で重要な脇役がお亡くなりということは このシリーズはまだまだ まだまだ まだまだ続くという証なのかも。 | ||||
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ダイヤモンド警視シリーズを楽しみに追いかけて来た身としては、読むのをためらった。 だってダイヤモンドの愛妻ステファニーが殺されるんだもの... 「事件だ!」と、いそいそと現場に赴いたダイヤモンドが見た妻の変わり果てた姿...茫然自失、悲しみ、怒り... 被害者の夫として捜査からはずされ、殺人容疑までかけられて、一人で犯人を追うことを決意するダイヤモンド。 いつものように並行する様々な事件。その中をさまようように手がかりを求め、当然暴走もして、亡妻のために仕事をやり遂げ、相性の悪い女性上司に、「あの男は好き勝手に飛んでいく砲弾だけど、必ず標的に命中する。...最高の刑事。」と言わしめる。 最後にダイヤモンドに訪れるささやかな慰めに、いくらかほっとして本を閉じることができた。 イギリスのデブ刑事の中では、珍しく幸せな結婚生活を送っていたのに... ステファニーが担っていた作品の温かな雰囲気を切り捨てて、ダイヤモンドを孤独にした作者は、このシリーズをどんな方向に導こうとするのか? 次の作品も読まずにはいられない。 | ||||
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ダイヤモンド警視シリーズを楽しみに追いかけて来た身としては、読むのをためらった。 だってダイヤモンドの愛妻ステファニーが殺されるんだもの... 「事件だ!」と、いそいそと現場に赴いたダイヤモンドが見た妻の変わり果てた姿...茫然自失、悲しみ、怒り... 被害者の夫として捜査からはずされ、殺人容疑までかけられて、一人で犯人を追うことを決意するダイヤモンド。 いつものように並行する様々な事件。その中をさまようように手がかりを求め、当然暴走もして、亡妻のために仕事をやり遂げ、相性の悪い女性上司に、「あの男は好き勝手に飛んでいく砲弾だけど、必ず標的に命中する。...最高の刑事。」と言わしめる。 最後にダイヤモンドに訪れるささやかな慰めに、いくらかほっとして本を閉じることができた。 イギリスのデブ刑事の中では、珍しく幸せな結婚生活を送っていたのに... ステファニーが担っていた作品の温かな雰囲気を切り捨てて、ダイヤモンドを孤独にした作者は、このシリーズをどんな方向に導こうとするのか? 次の作品も読まずにはいられない。 | ||||
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ダイヤモンド警視シリーズ最新作。何と彼の妻ステファニーが銃殺されてしまう。おまけに捜査の過程で彼が容疑者にされてしまうという、シリーズファンには耐え難い展開だ。 事件の主任捜査官はただでさえ反りの合わない警部(警察と言う階級組織の中で、自分が警視なのに「反りが合わない」という理由であからさまに対立してしまうのもなんだと思うが)。その捜査に満足できるはずもないダイヤモンドが、独自に捜査を進めるうちに、いくつかの線が浮かんでは消える・・・ 大事なのは、シリーズ物を読む楽しみというのは、毎回違った事件が起こる中で、主人公とそれを取り巻く人間たちは変わらない、という部分だということである。その一角に手を付けてしまうという大胆すぎる行為には、作者にも、読者の納得できる理由があると考えたい。 いつもながらプロットは見事で面白かったし、ちゃんと犯人も動機もわかるが、「何でわざわざ今更シリーズキャラクターが死ななければいけなかったのか?しかもそれが何故警視の妻でなくてはならないのか?」という読者の最大の疑問には何らの答えもなかったと思う。 新局面を開きたい時期かもしれないにせよ、その方法がわざわざ警視の妻を殺すということなら、それこそ作者はこのシリーズを10作でも20作も続けるつもりがあるのだとしか思えない。是非、既に本国では刊行されている次作の訳者あとがきででも、そのあたりの疑問に対する何らかの答えがなされることを期待する。 | ||||
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ダイヤモンド警視シリーズ最新作。何と彼の妻ステファニーが銃殺されてしまう。おまけに捜査の過程で彼が容疑者にされてしまうという、シリーズファンには耐え難い展開だ。 事件の主任捜査官はただでさえ反りの合わない警部(警察と言う階級組織の中で、自分が警視なのに「反りが合わない」という理由であからさまに対立してしまうのもなんだと思うが)。その捜査に満足できるはずもないダイヤモンドが、独自に捜査を進めるうちに、いくつかの線が浮かんでは消える・・・ 大事なのは、シリーズ物を読む楽しみというのは、毎回違った事件が起こる中で、主人公とそれを取り巻く人間たちは変わらない、という部分だということである。その一角に手を付けてしまうという大胆すぎる行為には、作者にも、読者の納得できる理由があると考えたい。 いつもながらプロットは見事で面白かったし、ちゃんと犯人も動機もわかるが、「何でわざわざ今更シリーズキャラクターが死ななければいけなかったのか?しかもそれが何故警視の妻でなくてはならないのか?」という読者の最大の疑問には何らの答えもなかったと思う。 新局面を開きたい時期かもしれないにせよ、その方法がわざわざ警視の妻を殺すということなら、それこそ作者はこのシリーズを10作でも20作も続けるつもりがあるのだとしか思えない。是非、既に本国では刊行されている次作の訳者あとがきででも、そのあたりの疑問に対する何らかの答えがなされることを期待する。 | ||||
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