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ママは眠りを殺す
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ママは眠りを殺すの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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今回の作品には2つの視点が交差していくことになります。 そして一人の人間の恋路も出てきます…が…。 事件は舞台上で現実に殺人が起きてしまうことから始まります。 目撃状況から一人の女性が真っ先に 疑われることとなりますが… 事件は途中から殺人に至るまでの 人間観の憎悪が露呈してきます。 その憎悪はその人を守りたいからこそ起きてしまったこと。 だけれども終盤、そこに思わぬ事実が加わります。 残念ながらすっきりとした解決は見ません。 でもね、この事実の露呈により、守られた人もいるのは確かなのです。 | ||||
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prefect! | ||||
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ニューヨーク警察をある理由から退職し、メサグランデという地方都市の公選弁護調査員になった中年男デイブ。 息子のすすめにしたがい、彼の母親もニューヨークからメサグランデに移るのですが、デイブとは別の家に住みます。 「ママ」はすぐに土地の人と交流を深め、その傍らでデイブや助手のロジャーを食事に招待します。「ママ」は誰よりも正確に、事件の情報を 集めるのでした。 ヤッフェの「ママ」のシリーズは、「手紙を書く」と「クリスマス」を読みましたが、私はこの「眠りを殺す」が一番面白かったです。 アマチュア劇団が「マクベス」を上演しているなかで、殺人がおきます。 道具立ては大掛かりなのですが、事件そのものはシンプルで、そのぶん謎解きがこっています。(犯人そのものはそんなに意外ではないですが、 そこに行き着くまでのこまかい推理が、盛りだくさんで楽しいです。) ママの作るブルべりマフィンとオムレツとオレンジジュースの朝食の描写にうっとりしながら、そういえばクリスティのミスマープルは自分で料理は しなかったなあ、と思いました。 ウェルメイドミステリ、という感じです。 | ||||
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