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ここでは誰もが嘘をつく



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【この小説が収録されている参考書籍】
ここでは誰もが嘘をつく

ここでは誰もが嘘をつくの評価: 4.00/5点 レビュー 6件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(3pt)

小説というかお仕事紹介

ミステリーだと思って買ったら「陰鬱なお仕事小説」だった。特にドラマや意外な展開があるわけでもなく、事件もなかなか起こらない上にぼんやり終わる。興味深い舞台ではあったのだけど。
ここでは誰もが嘘をつくAmazon書評・レビュー:ここでは誰もが嘘をつくより
4065292824
No.5:
(2pt)

不快な小説

刑務所に入っている人間を全員悪と断定して読者にも固定観念を植え付ける小説。
自分が矯正医官やってて知り合いにこの小説を読まれたら流石に嫌になりそう。
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4065292824
No.4:
(5pt)

今回も読む手が止まりませんでした

新刊が出るたびに全く異なった世界に引き込まれ、読む手が止まりません。今作は医療刑務所を舞台としたミステリー小説でありながら、やはりヒューマニズムがしっかりと作品に宿っています。
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No.3:
(4pt)

医療刑務所が舞台

医療で凶悪犯の命を救うことについて、様々なことを問い掛けられる人間ドラマ。

急死した受刑者の謎を巡るミステリーの要素はありますが、主人公たちの矯正医官が抱える苦悩や矜持を描くことに軸足が置かれているように感じました。

医者、受刑者やその親族、被害者家族等の立場により、その考え方は変わるような重いテーマですが、個人的にはその職務に携わる方々の葛藤はよく伝わりました。
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No.2:
(5pt)

架空の物語とはなっていますが実際に生きている人達の話ではと思う程どの人物についても描写が丁寧で感情移入しながら読むことができました

医療刑務所で勤務する主人公とそこで一緒に働くスタッフ、また、受刑者、刑務官、被害者家族、加害者家族の人生の物語が見事に交錯し、それぞれの立場における建前上の言動と生身の人間だからこそ湧き上がってくる感情の揺れに、時には共感し時には疑問を感じながら一気に読み進めることができました。医療事故なのか殺人事件なのかという出来事については最後に解決しますが、それぞれの登場人物の人生はこの先も続いていくという描写になっていて、数年後はどうなっているだろうか、多分こうなっているのではないだろうか等と想像しながら本を閉じました。亡くなった方々の人生の物語も丁寧に書いてあり、人の一生とは何か、自分自身はどう生きるべきなのかといったことも深く考えさせられるような内容でした。
セリフで刑務所医療のシステムや現状・課題などを語ってくれるので医療や司法に詳しくない方でも読みやすい内容になっていると思います。
ここでは誰もが嘘をつくAmazon書評・レビュー:ここでは誰もが嘘をつくより
4065292824
No.1:
(5pt)

医療刑務所にかかわる人々の様々な心情を通して「正義とは何なのか」を深く考えさせられました

本作品は架空の医療刑務所を舞台に主人公の新米矯正医官をはじめそこに関わる医療スタッフや受刑者、刑務官、被害者親族、加害者親族などの心情を見事に描写しています。最初読み始めるとあまりお互いに関係ないと思われた複数の物語が最後になってつながっていく構成に一気に引き込まれ、最後は衝撃的な終わり方であったため、読み終えた後も強烈な印象が残っています。病気の事とか刑務所医療のシステムなども登場人物のセリフなどを通して分かりやすく丁寧に解説してくれていますのであまり詳しくない方でも読み進められます。ただ、ちょっとミステリーとしては物足りなさを感じたところがありました。医療刑務所にかかわる人々の様々な心情を通して「正義とは何なのか」を深く考えさせられた作品でした。
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