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殺意の楔



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殺意の楔の評価: 4.80/5点 レビュー 10件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.80pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全10件 1~10 1/1ページ
No.10:
(5pt)

泣かせるラスト

高校時代、なんとなく手に取った87分署シリーズ。期待以上の面白さに一気読みした思い出が今も鮮やかに残っています。モジュラー型に進行するお得意のスタイルの中で、読者はハラハラドキドキマクベインの術中で心地よく振り回されます。そして、(みなさんがあまり触れないのだど)、ラストの既読スルー(?)しがちな一言に、私はすんごい感動し、以降、マクベイン、エヴァン・ハンター、カート・キャノン・・と全作を追いかけるきっかけとなった作品です。
殺意の楔 (ハヤカワ・ミステリ文庫 13-9)Amazon書評・レビュー:殺意の楔 (ハヤカワ・ミステリ文庫 13-9)より
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No.9:
(5pt)

めちゃくちゃ面白い

復讐に燃える死神女がニトログリセリンを武器に刑事部屋を乗っ取る。非常に緊張感溢れる心理合戦を展開します。面白いのなんのって。刑事部屋はだいたい署の2-3階にあるんだけど(行き先は知能犯の係)、簡単にエレベーターに乗って行けちゃいました。エレベーターの中でも便所でも誰何されませんし。考えれば不思議です。
殺意の楔 (ハヤカワ・ミステリ文庫 13-9)Amazon書評・レビュー:殺意の楔 (ハヤカワ・ミステリ文庫 13-9)より
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No.8:
(4pt)

スリルあふれる署内

恋人を殺されたと逆恨みする女に閉じ込められてしまった 刑事たち。
その ニトロの液体は本物や否や・・・・。
登場場面は ほとんど87分署内という設定での 犯人と刑事たちの心の探りあい。
まるで 映画の場面が 頭の中で展開しているようでした。
楔とは・・・・・。
殺意の楔 (ハヤカワ・ミステリ文庫 13-9)Amazon書評・レビュー:殺意の楔 (ハヤカワ・ミステリ文庫 13-9)より
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No.7:
(4pt)

スリルあふれる署内

恋人を殺されたと逆恨みする女に閉じ込められてしまった 刑事たち。
その ニトロの液体は本物や否や・・・・。

登場場面は ほとんど87分署内という設定での 犯人と刑事たちの心の探りあい。
まるで 映画の場面が 頭の中で展開しているようでした。

楔とは・・・・・。
殺意の楔 (ハヤカワ・ミステリ文庫 13-9)Amazon書評・レビュー:殺意の楔 (ハヤカワ・ミステリ文庫 13-9)より
4150707596
No.6:
(5pt)

心理闘争を描いた傑作

死神のような女が87分署に現れ、拳銃を隠し持ち、
ニトログリセリンを手にしてキャレラを殺しにやって来た。
あいにく(良かった!)キャレラは外出中。
死神女は、旦那がキャレラに逮捕され、ぶち込まれた刑務所内で
旦那が病死したため、全ての原因がキャレラにあると一方的に
怨んでいるのだ。
呆気にとられる刑事をよそに女は立てこもり、余計なことを
しようとすると拳銃を向けた。
一方、キャレラは別の密室殺人を捜査中。
妊娠した妻テディとのディナーの約束があるので
なんとか切り上げたいキャレラ。
女が手にしているのは本当にニトロなのか?
それにしては手荒な扱いをしているように見える。
87分署内にいる刑事たちは息詰まりながら
慎重に女を見守りながら、なんとかこの状況から
脱出しようと企むが…
たった一日の話だが、手に汗握らせるスリルが満載だ。
読みながら心臓が爆発しそうになる。
殺意の楔 (ハヤカワ・ミステリ文庫 13-9)Amazon書評・レビュー:殺意の楔 (ハヤカワ・ミステリ文庫 13-9)より
4150707596
No.5:
(5pt)

心理闘争を描いた傑作

死神のような女が87分署に現れ、拳銃を隠し持ち、

ニトログリセリンを手にしてキャレラを殺しにやって来た。

あいにく(良かった!)キャレラは外出中。

死神女は、旦那がキャレラに逮捕され、ぶち込まれた刑務所内で

旦那が病死したため、全ての原因がキャレラにあると一方的に

怨んでいるのだ。

呆気にとられる刑事をよそに女は立てこもり、余計なことを

しようとすると拳銃を向けた。

一方、キャレラは別の密室殺人を捜査中。

妊娠した妻テディとのディナーの約束があるので

なんとか切り上げたいキャレラ。

女が手にしているのは本当にニトロなのか?

それにしては手荒な扱いをしているように見える。

87分署内にいる刑事たちは息詰まりながら

慎重に女を見守りながら、なんとかこの状況から

脱出しようと企むが…

たった一日の話だが、手に汗握らせるスリルが満載だ。

読みながら心臓が爆発しそうになる。
殺意の楔 (ハヤカワ・ミステリ文庫 13-9)Amazon書評・レビュー:殺意の楔 (ハヤカワ・ミステリ文庫 13-9)より
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No.4:
(5pt)

緊迫感溢れるシリーズの代表作

87分署シリーズの代表作。普段は刑事達の男くさい会話やチームプレーが売り物なのだが本作はその点で異色作。キャレラを狙う女がニトログリセリンを忍ばせて署へ乗り込む。署では一人、一人と人質に。ついには妻のテディまでが人質に。
一方キャレラは「カーを呼んで来たい」等と楽屋落ちを飛ばしながら、一人密室事件に取り込む。これがカットバックで描かれ、いやが上にも緊迫感が高まる。女が持つニトログリセリンは本物なのか ? キャレラは一人で密室事件を解決できるのか ? 最後までこの緊迫感が横溢し、読者をハラハラドキドキさせてくれる。題名の「楔」は警察署に飛び込んだ「女」を指してもいるが、密室事件の「鍵」をも表している。サスペンス感満点の87分署シリーズの傑作。
殺意の楔 (ハヤカワ・ミステリ文庫 13-9)Amazon書評・レビュー:殺意の楔 (ハヤカワ・ミステリ文庫 13-9)より
4150707596
No.3:
(5pt)

緊迫感溢れるシリーズの代表作

87分署シリーズの代表作。普段は刑事達の男くさい会話やチームプレーが売り物なのだが本作はその点で異色作。キャレラを狙う女がニトログリセリンを忍ばせて署へ乗り込む。署では一人、一人と人質に。ついには妻のテディまでが人質に。

一方キャレラは「カーを呼んで来たい」等と楽屋落ちを飛ばしながら、一人密室事件に取り込む。これがカットバックで描かれ、いやが上にも緊迫感が高まる。女が持つニトログリセリンは本物なのか ? キャレラは一人で密室事件を解決できるのか ? 最後までこの緊迫感が横溢し、読者をハラハラドキドキさせてくれる。題名の「楔」は警察署に飛び込んだ「女」を指してもいるが、密室事件の「鍵」をも表している。サスペンス感満点の87分署シリーズの傑作。
殺意の楔 (1977年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:殺意の楔 (1977年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
B000J8U3DM
No.2:
(5pt)

閉じ込められて87分署

焼けつくように暑い日。キャレラに逮捕された夫を獄中で亡くし、復讐に凝り固まった女が拳銃とニトログリセリンの瓶を手に87分署に現れる。しかし当のキャレラは事件の捜査で外出中。女はたまたま分署にいた刑事たちの拳銃を取り上げ、外部と連絡を取ろうとすれば自分の拳銃でニトロの瓶を撃つという。理論はムチャクチャだがキャレラを殺すの一念に取り付かれた女の前に、次々と人質が増え、果ては撃たれて重傷を負う警官も。そしてとうとう、妊娠がわかって喜びの絶頂にあるキャレラの妻テディまでが分署を訪れてしまい・・・大の男が揃っていながらニトロの前にはぐうの音も出なかったり、同じ建物の下のフロアには何も知らない警官たちがたむろしているのに、別の部屋にも外部にも連絡できないもどかしさ!(携帯がある時代だったら果たしてどうなったことか?)もちろんキャレラにも連絡のとりようがない。更にはテディがキャレラの妻とわかったら女が何をするかわからない・・・。そして、果たしてニトロは本物なのか?一方では、キャレラは一見密室での自殺に見える事件に奇妙な点を感じ、他殺を疑って捜査を進める・・・2つの事件が同時進行し、短いけれど2倍楽しめる。また、人質となって閉じ込められ追い詰められた中で、シリーズを通じて非常に生き生きと描かれているレギュラー刑事たち1人1人の個性もまた際立っている。シリーズ中でも短くちょっと毛色の変わった物語で、面白かった。
殺意の楔 (ハヤカワ・ミステリ文庫 13-9)Amazon書評・レビュー:殺意の楔 (ハヤカワ・ミステリ文庫 13-9)より
4150707596
No.1:
(5pt)

閉じ込められて87分署

焼けつくように暑い日。キャレラに逮捕された夫を獄中で亡くし、復讐に凝り固まった女が拳銃とニトログリセリンの瓶を手に87分署に現れる。しかし当のキャレラは事件の捜査で外出中。女はたまたま分署にいた刑事たちの拳銃を取り上げ、外部と連絡を取ろうとすれば自分の拳銃でニトロの瓶を撃つという。理論はムチャクチャだがキャレラを殺すの一念に取り付かれた女の前に、次々と人質が増え、果ては撃たれて重傷を負う警官も。そしてとうとう、妊娠がわかって喜びの絶頂にあるキャレラの妻テディまでが分署を訪れてしまい・・・
大の男が揃っていながらニトロの前にはぐうの音も出なかったり、同じ建物の下のフロアには何も知らない警官たちがたむろしているのに、別の部屋にも外部にも連絡できないもどかしさ!(携帯がある時代だったら果たしてどうなったことか?)もちろんキャレラにも連絡のとりようがない。更にはテディがキャレラの妻とわかったら女が何をするかわからない・・・。そして、果たしてニトロは本物なのか?
一方では、キャレラは一見密室での自殺に見える事件に奇妙な点を感じ、他殺を疑って捜査を進める・・・
2つの事件が同時進行し、短いけれど2倍楽しめる。また、人質となって閉じ込められ追い詰められた中で、シリーズを通じて非常に生き生きと描かれているレギュラー刑事たち1人1人の個性もまた際立っている。シリーズ中でも短くちょっと毛色の変わった物語で、面白かった。
殺意の楔 (1977年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:殺意の楔 (1977年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
B000J8U3DM

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