■スポンサードリンク
ひと
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
ひとの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.59pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全64件 41~60 3/4ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
『ひと』という表題にすべてが凝縮されている本ですね。表紙に大きく「ひと」。ひらがなで「ひと」。ああ、ひととひとのつながりがテーマの本だろな、ひらがなみたいなつながりと展開だろなとわかる本だろなと思って読んだら、その通りの本でした。だから、読後感もほんわかとしていました。最後がどうなるのかと思って読んでいましたが、意外な展開のような、ああやっぱりというような。読んでよかったと思います。 少し気になったのは、体言止めの多用です。話を先に進めたいのでしょうが、多すぎて少しうるさいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
迅速な対応をして頂き安心してお取り引きが出来ました事感謝します。 本もとても奇麗でした。 又の機会どうぞよろしくお願い致します。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
感動しました!読んでいる時に自然と涙が溢れてしまいました!いい本ですね!ありがとうございました! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
2019年本屋大賞2位。 読みやすい。 相次ぐ不幸に見舞われた青年が、温かな人たちに見守られ、成長していく姿には好感が持てる。 でも、あまりに「いい人」過ぎて、無防備で、老婆心ながら。果たして、主人公は、これから社会の荒波を乗り越えていくことができるのかと、いらぬ心配をした。 しかし、ラストで、決して譲りたくないものができたことに安堵した。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ストーリーは小粒。そこそこの不幸にあった大学生が経済的事情で中退し、揚げ物屋でバイトする一年間。自分が何者なのか、自分に何が無いのか、どうしたいのか、その疑問に対して一歩だけ答を進められたという物語。 いい人はいる。いい人じゃない人もいる。いい人だと思っていても違う面を持っている。変わっていくことだってある。そういう当たり前のことを描いた作品。「青年の主張」の地区代表のスピーチを聞くくらいの期待度で読むといいのではないか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
人は今いる境遇を選ぶことは出来ない。 既に今そこに存在しているのだから。 境遇を嘆く今に甘んじるか、同じ境遇でも進みたい道を選ぶ今にするか、は選ぶことが出来る。 もちろん、かと言って焦る必要はない、しかし歩みを止めていてもいけないのである。迷いながらもある方向に歩むことで、ぼんやりとなのか、時にはくっきりとなのかは分からないが、道が見えてくるのだろう。行きたい道が、行くべき道が見えた時は即行動すべし。 暗中模索の日常から一筋の光が見えたその時には。 現実に押しつぶされそうな人、自分なんてこんなもんだと諦めかけている人、悩みを抱え踏み出す一歩が出せない人、そんな人に読んでほしい一冊だ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
会話の多い小説。その会話は、普通の日常生活に交わされる内容なのであるが、実に推敲された文章となっている。 殆どの読者が柏木聖輔を好きになるに違いない。作者は「大切なのはものじゃない。形がない何かでもない。人だ。 人材に代わりはいても、人に代わりはいない。」と記す。最後の会話を転記する。「ねえ」「ん?」「おれは青葉が好き」 作者は目を開けて世の中の善も悪も知っているが声だかに非難しない、優しい人なんだと思う。でなければ、このような小説は書けない。本屋大賞の受賞、おめでとうございます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
父親を高校生の時に亡くし、ほどなくして母親の急死を経験する聖輔。両親を亡くしたことで大学を中退し、アルバイトとして砂町銀座の総菜屋で働くことになる。ひととの繋がりがどんどんなくなっていく聖輔。しかし、総菜屋の店主らの職場での縁、お客さんとの縁、同級生との縁、友達との縁、悪い親戚との縁もあるが、それを含めて聖輔を再構成していく。これまでは流されるままの人生だった。しかし、暖かい人の縁があってこそ、聖輔は自分を見つめことができ、自分の人生を歩んでいけるようになった。聖輔がだんだんと強くなるのが気持ち良い読後感につながっている。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
得になにかミラクルがあるのでもなく、明るく前向きになるというものではない。 感動を求めるとちょっと違う、でも今の自分には染みる。 家族のいない喪失感。漠然な未来に不安になり、お金を使えない気持ち。 そして、コンビニとかでない人との会話が身にしみること。 この話は、心の再生の話だと思う。 出会えて良かった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
出だしは人生に絶望しかけた主人公が おなかが減って減ってしかたないところから始まります。 どん底のような状態から 少しずつ少しずつ生きなおしていく物語。 読み終わったら、題名が「人」ではなく「ひと」と ひらがな表記になったのが わかりました。 否定的なコメントが多いようですが 私は面白く読みました。 このところ、本屋さん大賞は 軽い軽い読み物ばかりが最近ノミネートされていると感じています。 その中では、よかったと思います。 次回作に期待しての、甘めの星4つ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読み始めてすぐに、この本面白い、と思った。逆境の主人公、美味しそうな食べ物描写。早いストーリー展開に読みやすい文章。主人公は親をなくしてしまう。当然お金がないけど、とても心の綺麗な人。だから周りの人にも大事にされる。そういう話。ただ、読み進めていくうちに、だんだんと、彼の「いい人」の強調がやりすぎのように思ってしまった。美味しい食べ物の描写は読者みんなが共感できる。嫉妬しない。でも、主人公がエリートすぎたり、美人すぎたり、いい人過ぎたりすると、ちょっと、しらける。共感できなくなるし、作者から、「徳のないお前はだめな人間だ」とまで言われているような気持ちになってしまう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
砂町銀座を舞台に、心温まる青春小説です。 逆境にくじけず、周りの人に助けられながら生きていく。 無性にコロッケが食べたくなる一冊です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
久しぶりに、一気読みしました。 心が温かくなりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
大竹まことのゴールデンラジオで紹介されてて購入。読み始めたら止まらなかった。奇をてらった作家が多い中、こういう日常と人の繋がりをしみじみ感じる作品て貴重なのかと。酷評も目立つのは単に「合わない」からか。。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
主人公はもちろん、関わる人達が皆いい人。中には弱味に漬け込んだり、見下した態度の人もいますが、いい人の周りにはいい人が集まるんですね。大人しく地味で真面目なイメージの主人公だけど、彼の日々の行いが周囲の人々にも影響を与えているんだなと思わせる描写もあり。生命って呆気ない、人生には限りがある、自分の置かれた状況でやりたい事を見つけ努力する、後悔しない行動をする。高校生息子にも読ませたい本です。父親のエピソードでは、亡くなっても尚子供に影響を与え続けるという意味で、自分もそんな親で有りたいと感じます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
相次ぐ両親の死により天涯孤独の身となった、21歳の元大学生・聖輔。 助けてくれる人が何処にもいない絶望の中、立ち寄った惣菜屋で働くことになり、店の人たちを中心に、少しづつ聖輔やその周りの空気が暖かくなっていく様子がとてもいい。 人と人との繋がりも、いい人とばかりでなく、クズの代表のような遠縁の親戚が、いいアクセントにもなっているように思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
人って信じられない、そんなことを思わされたときに読むといい本だと思う。 主人公の柏木聖輔は若干二十歳にして両親を立て続けに亡くし、天蓋孤独の身になるところから話は始まる。大学をやめ社会に放り出されるわけだが、なんて悲惨な話かと思わされるものの周りの人たちは心温かな人が多く救われる。本当に困ったときに真の人間性が分かるということを地で行く小説! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
もし自分が全く同じ状況に置かれたとして、ここまで誠実に生きれるだろうか? 誰も恨まず、憎まず、冷静に、謙虚に、そして真面目に。 ひねくれもせず、八つ当たりもせず、自暴自棄にもならず。 まず、その主人公の誠実さに感心してしまった。 そして、その人徳が成せる新しい生活。 嫌な奴は何処にも出没するが、それすら冷静に対処してしまう。 21歳では出来ない芸当だと思うが、難なくやってしまう主人公。 気が付けば、心からこれからの生活を応援している。 そんなちょっと、悲しさから希望が見えてくるような素敵な小説でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
いつもは、アマゾンからレビューをと言われてもめんどくさくてめったに書かない自分だけど、この小説を読み終わったら、自分から、コメントが書きたくなった。 読み終わって、とても暖かい、明るい気持ちになれる小説だ。両親を相次いで失った20歳の青年が、まわりのかけがえのない人との出会いの中で、自分の人生を見つけ出していく話。 よく知っている、日本橋や砂町銀座が舞台なので、個人的にも感情移入がはんぱなかった。 青年がバイトをする惣菜屋のコロッケのうまそうなこと。コロッケ好きにはたまらない小説でもあります。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
理不尽な運命を受け入れる主人公の青年。 下町人情の残る商店街で、人の暖かさに触れ、成長し新たな目標のため次の人生の「旅」に出る青年。 青年のさらなる成長が余韻としてこころに残る作品です。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!