■スポンサードリンク


(アンソロジー)

】【(著)】【(著)】【(著)】【(著)】【(著)】【(著)】【(著)

絶滅のアンソロジー



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

絶滅のアンソロジーの評価: 2.60/5点 レビュー 5件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.60pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

収録10編のうち、わたしの「当たり」は二つでした。

編者・真藤順丈(しんどう じゅんじょう)氏の「まえがき」が読みごたえありましたし、収録されている作家の顔ぶれもなかなか豪華なので、かなり期待してページをめくっていきました。でも、収録短篇10編のうち、わたしの心にヒットしたのは2編のみ。読んでいる途中で投げ出してしまった作品もあり、アンソロジー全体としては、いまいち期待外れの一冊となってしまいました。

10編の収録短篇は、以下の通り。
佐藤 究(さとう きわむ)「超新星爆発主義者」
東山彰良(ひがしやま あきら)「絶滅の誕生」
河崎秋子(かわさき あきこ)「梁(はり)が落ちる」
王谷 晶(おうたに あきら)「〇〇しないと出られない部屋」
真藤順丈「( ex ):絶滅教育」
宮部みゆき「僕のルーニー」
平山夢明(ひらやま ゆめあき)「桜を見るかい?──Do you see the cherry blossoms
? 」
木下古栗(きのした ふるくり)「大量絶滅」
恒川光太郎(つねかわ こうたろう)「灰色の空に消える龍(りゅう)」
町田 康(まちだ こう)「全滅の根」

わたしが、「これ、おもしれぇわ」「これ、なかなかいけてるじゃん」と思ったのは、次の二つの短篇。
◎「超新星爆発主義者」‥‥特に、幕切れの鮮やかさが印象に残ります。
◎「灰色の空に消える龍」‥‥恒川光太郎さんの短篇は、前からあれこれ読んで気に入ってるんだけど、この短篇も好みっす。ライスカレー、食べたくなりました。

編者の真藤順丈氏、「まえがき」だけじゃなくて「あとがき」も、気合いの入った書きっぷりでいいですね。これで、あと二つ三つ、「これは面白い!」て短篇があったら良かったんだけど。ま、わたしの感覚、センスの問題もありますし、しゃあないですわ。
真藤順丈リクエスト! 絶滅のアンソロジーAmazon書評・レビュー:真藤順丈リクエスト! 絶滅のアンソロジーより
4334914217

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!