■スポンサードリンク
(アンソロジー)
絶滅のアンソロジー
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
絶滅のアンソロジーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.60pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
編者・真藤順丈(しんどう じゅんじょう)氏の「まえがき」が読みごたえありましたし、収録されている作家の顔ぶれもなかなか豪華なので、かなり期待してページをめくっていきました。でも、収録短篇10編のうち、わたしの心にヒットしたのは2編のみ。読んでいる途中で投げ出してしまった作品もあり、アンソロジー全体としては、いまいち期待外れの一冊となってしまいました。 10編の収録短篇は、以下の通り。 佐藤 究(さとう きわむ)「超新星爆発主義者」 東山彰良(ひがしやま あきら)「絶滅の誕生」 河崎秋子(かわさき あきこ)「梁(はり)が落ちる」 王谷 晶(おうたに あきら)「〇〇しないと出られない部屋」 真藤順丈「( ex ):絶滅教育」 宮部みゆき「僕のルーニー」 平山夢明(ひらやま ゆめあき)「桜を見るかい?──Do you see the cherry blossoms ? 」 木下古栗(きのした ふるくり)「大量絶滅」 恒川光太郎(つねかわ こうたろう)「灰色の空に消える龍(りゅう)」 町田 康(まちだ こう)「全滅の根」 わたしが、「これ、おもしれぇわ」「これ、なかなかいけてるじゃん」と思ったのは、次の二つの短篇。 ◎「超新星爆発主義者」‥‥特に、幕切れの鮮やかさが印象に残ります。 ◎「灰色の空に消える龍」‥‥恒川光太郎さんの短篇は、前からあれこれ読んで気に入ってるんだけど、この短篇も好みっす。ライスカレー、食べたくなりました。 編者の真藤順丈氏、「まえがき」だけじゃなくて「あとがき」も、気合いの入った書きっぷりでいいですね。これで、あと二つ三つ、「これは面白い!」て短篇があったら良かったんだけど。ま、わたしの感覚、センスの問題もありますし、しゃあないですわ。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!