■スポンサードリンク
追いつめられて
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
追いつめられての評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
■窓辺の蛾△ 不倫相手に付きまとわれて。。 オチがいまいち。 ■悪者は誰?◎ 不倫相手との企み 話の作り方が見事で面白い! ■追いつめられて○ 万引きの罪悪感からの勘違い。 初めての幽霊オチ。 ■泣かない女○ 女を泣かせたい男。 振るだけでよかったのに余計な事をする馬鹿さ加減。 ■隣りの女○ 隣に住む鬱陶しい隣人は事故死。 ひとりでいるのが好きすぎて結局夫まで邪魔な存在に。 ■予告された罠◎ この本の中で一番面白かった。 登場人物が全員少し壊れてる。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
平成1年(1989年)に出版された短編集で6つの作品が収められています。時代のせいもあるのかどことなくバブル時代の香りが感じられます。主人公の女性がほとんど主婦だったり、結婚したら仕事をやめる的な設定もそうですね。 よかったのは以下の3編です。若い男性と恋仲になり夫を殺害しようとする主婦の話「悪者は誰?」。家柄だけが自慢のさえない男性が、自分にはもったいないほど美貌でしっかりした婚約者を一度泣かせてみたいと思った計画の意外な結果は・・という「泣かない女」、べったりなついてくる隣の奥さんにうんざりしていた主婦が取った行動は?「隣の女」。 「予告された罠」はなかなかスリリングな話でおもしろかったですが、完全犯罪にするには設定がちょっと無理では・・と思ってしまいました。また、個人的には一番腹立たしいのは男性ではなく、むしろ友人の娘ではないかと感じました。 タイトル作の「追いつめられて」は、1人暮らしの一般職女性が主人公。平凡な日々を送りながら陰では万引で非日常のスリルを味わっています。ある日120万もするダイヤの指輪を万引してしまい、以来、自分を追っている人物に気がついて・・というお話です。ヒロインの妄想が暴走しすぎで根拠がなく、残念ながらあまり共感できませんでした。 どの作品も、人間の欲や見栄が運命をとんでもない方向へ持っていく話でひとひねりしてあります。テレビの2時間ドラマにしたらおもしろそうな作品ばかりで、気軽に読めて楽しめると思います。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!