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アナベル・リイ
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アナベル・リイの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.22pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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幽霊が出て来るのを期待しながら読むのは楽しく、十分期待に応えてくれる。でも、千佳代や多恵子の親族の対応が不自然、それはストーリーに関係するのかと思わせるけど、そうでない感じ。 タイトル「アナベル・リイ」とストーリーの関係の解説があるともっと良かった。 | ||||
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小池真理子さんの作品は文章が非常に美しい。 たとえこの世界のものではない者たちのことを描いていてもその部分は変わることがない。 | ||||
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この本を夢中になって読んで、怖いと思った。恐いとは違う…その違いに興味がある方は是非手に取ってみて欲しい。 | ||||
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ミステリー・ホラー・情愛を織り交ぜた「幻想怪奇小説」を書かせたら、小池真理子の右に出る者はいない。本作は改めてそう実感させるに十分な出来栄えだった。冒頭からラストに至るまで、直木賞受賞作「恋」と似た匂いを感じた方も少なくないのではないだろうか。ストーリーは怖い。かなり怖い。でも上手い。時には鳥肌が立つほどの恐怖を感じながらも、続きを読みたくて仕方ないのは、登場人物全員が極めて魅力的に描かれているからだろう。ちなみに主人公・悦子の夫・超モテ男の飯沼は小池さんの亡き夫・藤田宜永氏を連想させると思ったのは私だけだろうか。もちろん、藤田氏はどんなにモテても小池さん以外の女に溺れたりはしなかったに違いないが。それにしても、亡霊となった千佳代の飯沼に対する愛の執念は異常としか思えないけれど、唯一の友達として慕っていた悦子にとっては「守護霊」のような存在として現れ続けたのではないか、少なくとも私はそう信じたい。多くの反響を呼んだ『月夜の森の梟』に続いての傑作長編、ファンとしてこれほど嬉しいことはない。次作も楽しみになってきた。 | ||||
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