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チーム・オベリベリ
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チーム・オベリベリの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.47pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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ロビンソンクルーソーは、フライデーと出会い、彼と友達になったのではなく彼を召使にする。彼には生まれながらの名前があったはずだ。ロビンソンクルーソーは彼にフライデーと名付け、彼の信仰と言語を尊重することなく、彼にキリスト教を教え、英語を教え満足する。 数多くの北海道開拓団の中で晩成社はとりわけ、アイヌと親交があり、彼らを助け、教育をしたと言われている。渡邊カネは帯広の開拓の母であり、帯広の教育の母と言われている。つまり、彼女は帯広のロビンソンクルーソーであったのかも知れない。アイヌの生活様式と言語と民族の尊厳は和人によって奪われたままなのだと思った。 | ||||
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主人公は渡辺夫人で主役の依田勉三の立ち位置が薄れた。 | ||||
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この時代の「女子の高等教育」ってのは、結局「良妻賢母」と「滅私奉公」なんだなあ…と、しみじみ思った 布教関係でいつも思うんだが「人はすべて同じ」ってのと「自分達を揶揄する者を哀れむ」ってのが並び立つのが、どうにも自分には分からない。人はすべて同じであれば、多民族との婚姻も、士族の矜持も、迷いも悩みもしないだろうに 兄ちゃんは「幹部」の響きに釣られちゃったんだろうなあ。「母上」が一番、時代の状況を理解し、真っ当な分別持ってる人の気がした。カネあまりにちょろすぎ 乞食の姿のコスプレで記念写真撮っちゃう人の「心意気」に感じ入る人はいたんだろうか… 自分達が口車に乗せた移民団は「チーム」には入ってないんだ…そら、一つにまとまる訳ないわな アイヌは、特に和人から助けてもらってない気がする。助ける一方。そして親切が仇になって還ってくる…どこの国も、いつの時代も、「先住民」は基本的に親切で善良なのに。移住して狩りをして生活していたトコによそ者が割り込むのは生態系のバランスを崩すってことなんだろうと 「教育」と「教養」を身につけて「従う」事に疑問を感じない妻は大層使い勝手が良かったろう ↑もまた、ある意味美しい世界…なんだろうな 本人には特に志がある訳じゃなかったみたいだし とりあえず、この「チーム」に率いられた開拓農民は「被害者」に限りなく近いだろうと思った 農民たちはどれ程の負担を次から次へと押し付けられたんだろう、日々の娯楽はあったんだろうか。チームのメンバーが呑むように、せめてもの憂さ晴らしの機会はあったんだろうか …そういう時代があった事は分かってるが、読んでて気分いいモンでもない。肝が焼けた って感じでした | ||||
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