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レーテーの大河



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【この小説が収録されている参考書籍】
レーテーの大河
レーテーの大河 (講談社文庫 さ 121-3)

レーテーの大河の評価: 3.70/5点 レビュー 10件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.70pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

素材はいいが

この作家さんの過去作にも言えるが、素材はなかなかユニークで面白いのだが、ミステリとしてこなれていない印象が残る。反米、反戦、反資本主義みたいな昭和的な時代遅れ感は、昭和が舞台なんだから仕方ないとしても、現代に問うにはこのままでは安易な気がする。
問題は、満洲のときの謎は既視感アリアリだし、戦後の米軍ミサイルの件もありがちなイメージ。現金輸送車の話は興味深いが、素材を並べただけで、効果的な構成がイマイチ。
とはいえ、まじめによく調べている姿勢は評価できます。硬質な文体も合っている。
たとえば佐々木譲などなら、もう少しうまく書くのではないか。
レーテーの大河Amazon書評・レビュー:レーテーの大河より
4065275423
No.1:
(3pt)

少し分かりにくい

終戦時の旧満州を起点に、戦後の日本が復興していく時代と、登場人物それぞれの人生を背景にしたミステリー小説。物語としてのわくわく感があり、読み応えはあった。ただ、二つの列車を利用した計画と実際の展開が少し分かりにくい。満州のことをもっと絡めた作品だと思っていたので、個人的にはその点がちょっと残念。
レーテーの大河Amazon書評・レビュー:レーテーの大河より
4065275423

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