一千億のif



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    初公開日(参考)2022年09月
    分類

    長編小説

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    一千億のif

    2022年09月09日 一千億のif

    “ifの歴史”-あり得たかもしれない歴史を研究するゼミ「有賀研」に進級した南武大学三年の坂堂雄基。さっそく曾祖父が遺した大量の海軍資料に、准教授の有賀と院生の小春が目をつける。書斎の残る本家を訪ねると高齢の曾祖母が「戦地から持ち帰った大事なもの、取ってあるかしら…」と意味深な発言。謎の島の記述がある戦時中の日記も見つかり、「持ち帰ったもの」の正体を追うことに。やがて思いもかけぬ坂堂家の「秘密」が明らかとなり、さらに事態は人類史や国際社会に繋がる…。(「BOOK」データベースより)




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    No.5:
    (4pt)

    史実と想像の巧みな融合。壮大なロマンへと・・・。

    ●第二話までは長々と続く戦時中の曾祖父の足跡調査や資料の精査。過去に思いを馳せるのも一つの
    タイムトラベルSFなのだろうと早合点。それにしてもスローテンポで悠長すぎる。このまま投了しよ
    うかと・・・(★1個)。しかしもう少し、あと1ページ読み進めてみようと辛抱する。
     第三話で俄然サスペンス度が濃厚になり、一気読み。史実にフィクションを巧みに織り交ぜ、壮大
    なロマンに誘って見せた。著作の中で最も完成度の高いミステリー作品であり、途中で放り投げずに
    良かった。
    一千億のifAmazon書評・レビュー:一千億のifより
    4396636326
    No.4:
    (4pt)

    産経新聞の書評を読んで

    評価が良かったので彼の三冊全部買ってみた。
    一千億のifAmazon書評・レビュー:一千億のifより
    4396636326
    No.3:
    (5pt)

    著者の新境地

    短編連作でありなが全編を通して大きな謎が浮かび上がっていく構成。主人公の坂堂雄基は大学の研究室で歴史研究を専門とする有賀准教授、小春とともに歴史のifを調査する。第一話では太平洋戦争時の戦闘機に纏わる坂堂家の過去がテーマで読ませるが、雄基の曽祖父が持ち帰ったあるものがきっかけとなり第二話以降は違う展開に。あるものを巡り人類学に関わる壮大な謎が展開され、驚くべき真相が…

    歴史ミステリーにSFと冒険要素を組み合わせた斬新な着想と謎の転がし方が興味深く、一気に読み終えた。特に後半は作者の趣味?全開で話がどんどん大きくなっていく。明治時代の大英帝国の陰謀、人類学上の大発見、戦艦や戦闘機の蘊蓄満載のフルコース。エンタメの面白さを詰め込んだ歴史ミステリにお腹いっぱい満足しました。
    このキャラクターたちを生かして時空探偵ものの長編もぜひ読んでみたいです。
    一千億のifAmazon書評・レビュー:一千億のifより
    4396636326
    No.2:
    (5pt)

    SFミステリのネタ箱をひっくり返したような

    前半(第一話)は歴史ミステリの王道で、ラストに明かされる事実が胸に迫ります。第二話からはSFミステリ、そして冒険小説の趣になり、これでもかと繰り出される驚きのネタに圧倒されたり、ニヤリとさせられたり。そのどれが真実になったとしても歴史は変わるのです。大風呂敷のようでいて、細部まで調べたリアリティーが寄り添っています。
    次は同じコンビで、世界の七不思議に挑戦してほしいと期待しています。
    一千億のifAmazon書評・レビュー:一千億のifより
    4396636326
    No.1:
    (5pt)

    壮大なエンタメを堪能

    とても面白かったです。四話構成の連作短編集ですが、読了後は長編を読み終えたような満足感に満たされました。

    キャラクターはややライトだけれども抑制が効いているために人間味を感じられ、それが各々の魅力へと繋がっている気がしました。ストーリーは第一話のラストで衝撃の事実が明かされつつ、大きな謎を抱えたまま終盤に入っていきます。ラストは加速度的に盛り上がっていく展開で、物語のスケールも大きくなっていきます。そしてタイトルの意味がわかって読み終えた時、ある種の感慨に浸ってしまいました。

    最初はふとしたことからスタートした物語が、いつの間にか壮大なスケールに変化していき……上質なエンターテインメントを堪能できました。今後も楽しみです。
    一千億のifAmazon書評・レビュー:一千億のifより
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