(短編集)

生命式

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評判

生命式の評価:

3.78/5点 レビュー 58件。 D ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.78pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全118件 61〜80 4/6ページ
No.58
(4pt)

知らなかった世界

変わった世界が描かれていたが、
当たり前の生活か送れなくなった今、
こんな生活もあったりして?と考えてみる
時間を持つのも良いのでは!と思いました。
生命式 (河出文庫) Amazon書評・レビュー: 生命式 (河出文庫)より
4309418872
No.57
(4pt)

知らなかった世界

変わった世界が描かれていたが、
当たり前の生活か送れなくなった今、
こんな生活もあったりして?と考えてみる
時間を持つのも良いのでは!と思いました。
生命式 Amazon書評・レビュー: 生命式より
4309028306
No.56
(5pt)

内臓感

日常の「当たり前」の皮膚の下に潜む内臓を、優しくえぐり出してくれる物語たちの感触がとても心地良い。作者の人間の身体に対する感覚にとても共感した。
生命式 (河出文庫) Amazon書評・レビュー: 生命式 (河出文庫)より
4309418872
No.55
(5pt)

内臓感

日常の「当たり前」の皮膚の下に潜む内臓を、優しくえぐり出してくれる物語たちの感触がとても心地良い。作者の人間の身体に対する感覚にとても共感した。
生命式 Amazon書評・レビュー: 生命式より
4309028306
No.54
(4pt)

これは面白い。。。

常識とは何か?を問いたくなる一冊です。

今の社会、いろんなタブーがあることが見えてきます。

何がそうさせるか?を皆で考えてみると面白いと思った一冊です。
生命式 (河出文庫) Amazon書評・レビュー: 生命式 (河出文庫)より
4309418872
No.53
(4pt)

これは面白い。。。

常識とは何か?を問いたくなる一冊です。

今の社会、いろんなタブーがあることが見えてきます。

何がそうさせるか?を皆で考えてみると面白いと思った一冊です。
生命式 Amazon書評・レビュー: 生命式より
4309028306
No.52
(5pt)

本当に危険。だが、その危険な感じが好き。

レビューを見ずにkindleで購入。コンビニ人間からの流れです。
短編集ということで非常に読みやすいのですが、全編を通じて何かが変。
現代の基準からしたら異常なのですが、その小説の時代背景からすると正常なのです。
異常であるはずのものが普通のように書かれている。変に浸透する文章に違和感を感じるのです。
小説の中でなら犯罪も犯罪でない、そう感じた1冊でした。
生命式 (河出文庫) Amazon書評・レビュー: 生命式 (河出文庫)より
4309418872
No.51
(5pt)

本当に危険。だが、その危険な感じが好き。

レビューを見ずにkindleで購入。コンビニ人間からの流れです。
短編集ということで非常に読みやすいのですが、全編を通じて何かが変。
現代の基準からしたら異常なのですが、その小説の時代背景からすると正常なのです。
異常であるはずのものが普通のように書かれている。変に浸透する文章に違和感を感じるのです。
小説の中でなら犯罪も犯罪でない、そう感じた1冊でした。
生命式 Amazon書評・レビュー: 生命式より
4309028306
No.50
(1pt)

ゲテモノ

ゲテモノや大盛りやインスタ映えで客を呼ぶ飲食店群のようなストーリー集。
最後の3話は不味そうで食ってもいない。
ナチスの収容所の悪業を想起させる話を平気で出版できるような時代になったな、と。
生命式 (河出文庫) Amazon書評・レビュー: 生命式 (河出文庫)より
4309418872
No.49
(1pt)

ゲテモノ

ゲテモノや大盛りやインスタ映えで客を呼ぶ飲食店群のようなストーリー集。
最後の3話は不味そうで食ってもいない。
ナチスの収容所の悪業を想起させる話を平気で出版できるような時代になったな、と。
生命式 Amazon書評・レビュー: 生命式より
4309028306
No.48
(5pt)

頭で読むかなりド変態な話。

人間臭さを交えてロマンチックに書いている作品です。
恋や愛の奥深さ、感情の歪み、人間の数だけある価値観が直接脳にアクセスされて行きます。
頭で読む、変態に刺さる大傑作です。
生命式 (河出文庫) Amazon書評・レビュー: 生命式 (河出文庫)より
4309418872
No.47
(5pt)

頭で読むかなりド変態な話。

人間臭さを交えてロマンチックに書いている作品です。
恋や愛の奥深さ、感情の歪み、人間の数だけある価値観が直接脳にアクセスされて行きます。
頭で読む、変態に刺さる大傑作です。
生命式 Amazon書評・レビュー: 生命式より
4309028306
No.46
(5pt)

葬式代わりの「生命式」で、死者の肉を料理して食べる「私」たちの物語

短篇集『生命式』(村田沙耶香著、河出書房新社)に収められている『生命式』は、俄には信じられない世界が広がっています。

「私が小さいころは、人肉は食べてはいけないものだった。確かに、そうだったと思う。人肉を食べることが日常に染みついた世界の中で、だんだんと自信がなくなってくる。でも、30年前、私が幼稚園に通っていたころは、確かにそうだった」。

「そのころから、人類は少しずつ変わり始めていた。人口が急激に減って、もしかしたら人類はほんとに滅びるんじゃないか、という不安感が世界を支配した。その不安感は、『増える』ということをだんだんと正義にしていった。30年かけて少しずつ、私たちは変容した。セックスという言葉を使う人はあまりいなくなり、『受精』という妊娠を目的とした交尾が主流となった」。

「そして、誰かが死んだときには、お葬式ではなく『生命式』というタイプの式を行うのがスタンダードになった。昔ながらのお通夜やお葬式をあげる人もいるにはいるが、生命式で済ませれば国から補助金が出るのでかなり安くあがるというのもあり、ほとんどの人が生命式を行う。生命式とは、死んだ人間を食べながら、男女が受精相手を探し、相手を見つけたら二人で式から退場してどこかで受精を行うというものだ。死から生を生む、というスタンスのこの式は、繁殖にこだわる私たちの無意識下にあった、大衆の心の蠢きにぴったりとあてはまった」。

「生命式の後の受精は、神聖なものというイメージがあり、そこかしこで行われる。夜道で何度か見かけたことがあるが、本当に交尾という感じだった。人間がどんどん動物的になってきている気がする」。

この後、遺族による生命式の大掛かりな準備の様子、味付けに工夫を凝らす料理の様子、生命式の参加者たちが味を評価する様子が克明に描かれていきます。

会社で気が合った同僚男性のカシューナッツ炒めにした人肉を食べながら、「こんなふうに、世界を信じて私たちは山本を食べている。そんな自分たちを、おかしいって思いますか?」と尋ねる「私」に、一緒に食べている男性はこう答えます。「いえ、思いません。だって、正常な発狂の一種でしょう? この世で唯一の、許される発狂を正常と呼ぶんだって、僕は思います」。

こういう小説もあり得るのか、と首を傾げながら読み終えたが、ざらざらした舌触りがなかなか消えず、本当に困りました。
生命式 (河出文庫) Amazon書評・レビュー: 生命式 (河出文庫)より
4309418872
No.45
(5pt)

葬式代わりの「生命式」で、死者の肉を料理して食べる「私」たちの物語

短篇集『生命式』(村田沙耶香著、河出書房新社)に収められている『生命式』は、俄には信じられない世界が広がっています。

「私が小さいころは、人肉は食べてはいけないものだった。確かに、そうだったと思う。人肉を食べることが日常に染みついた世界の中で、だんだんと自信がなくなってくる。でも、30年前、私が幼稚園に通っていたころは、確かにそうだった」。

「そのころから、人類は少しずつ変わり始めていた。人口が急激に減って、もしかしたら人類はほんとに滅びるんじゃないか、という不安感が世界を支配した。その不安感は、『増える』ということをだんだんと正義にしていった。30年かけて少しずつ、私たちは変容した。セックスという言葉を使う人はあまりいなくなり、『受精』という妊娠を目的とした交尾が主流となった」。

「そして、誰かが死んだときには、お葬式ではなく『生命式』というタイプの式を行うのがスタンダードになった。昔ながらのお通夜やお葬式をあげる人もいるにはいるが、生命式で済ませれば国から補助金が出るのでかなり安くあがるというのもあり、ほとんどの人が生命式を行う。生命式とは、死んだ人間を食べながら、男女が受精相手を探し、相手を見つけたら二人で式から退場してどこかで受精を行うというものだ。死から生を生む、というスタンスのこの式は、繁殖にこだわる私たちの無意識下にあった、大衆の心の蠢きにぴったりとあてはまった」。

「生命式の後の受精は、神聖なものというイメージがあり、そこかしこで行われる。夜道で何度か見かけたことがあるが、本当に交尾という感じだった。人間がどんどん動物的になってきている気がする」。

この後、遺族による生命式の大掛かりな準備の様子、味付けに工夫を凝らす料理の様子、生命式の参加者たちが味を評価する様子が克明に描かれていきます。

会社で気が合った同僚男性のカシューナッツ炒めにした人肉を食べながら、「こんなふうに、世界を信じて私たちは山本を食べている。そんな自分たちを、おかしいって思いますか?」と尋ねる「私」に、一緒に食べている男性はこう答えます。「いえ、思いません。だって、正常な発狂の一種でしょう? この世で唯一の、許される発狂を正常と呼ぶんだって、僕は思います」。

こういう小説もあり得るのか、と首を傾げながら読み終えたが、ざらざらした舌触りがなかなか消えず、本当に困りました。
生命式 Amazon書評・レビュー: 生命式より
4309028306
No.44
(5pt)

おすすめ

一度は読む価値ありです。
面白く、一気に読みました!
生命式 (河出文庫) Amazon書評・レビュー: 生命式 (河出文庫)より
4309418872
No.43
(5pt)

おすすめ

一度は読む価値ありです。
面白く、一気に読みました!
生命式 Amazon書評・レビュー: 生命式より
4309028306
No.42
(5pt)

読み始めて数分で「とんでもねえ本だ」と感じる一冊

ここ最近読んだ本の中で最も「とんでもねえ本」だった。

書店で見かけ、その奇怪な表紙に目を奪われた。いわゆるジャケ買いだ。
帯に書かれた煽り文はどこか抽象的な物言いが多く、誇大広告だったら嫌だなあと思いながら読んでみた。
それらが誇大ではなく、適切な評価であることをものの5分で悟った。

12篇で構成されるこの短編集は、テーマは違えど、わたしたちの身の回りにある「普通」という概念に疑いの目を向けて作られた作品。
その普通という価値観を、極端かつシンプルなワンアイデアで転換させたり、対となる価値観を登場させることで、その「普通の異様さ」を浮き彫りにしてくる。

自分の中にある「普通」が如何に脆いものかを改めて思い知った。
ニーチェの「事実など存在しない。存在するのは解釈だけである」というセリフを思い出した。

表題にもなっている「生命式」も好きだが、「街を食べる」「孵化」あたりは、共感できる人も多いのではないか。
いつの間にか、世の中が言う普通という考えに縛られている自分の存在に気がつけるはず。
そして「ポチ」は、衝撃的。

「自分は常識なんかに縛られない」と思っている人ほど、読むと衝撃を受けるのではないだろうか。
生命式 (河出文庫) Amazon書評・レビュー: 生命式 (河出文庫)より
4309418872
No.41
(5pt)

読み始めて数分で「とんでもねえ本だ」と感じる一冊

ここ最近読んだ本の中で最も「とんでもねえ本」だった。

書店で見かけ、その奇怪な表紙に目を奪われた。いわゆるジャケ買いだ。
帯に書かれた煽り文はどこか抽象的な物言いが多く、誇大広告だったら嫌だなあと思いながら読んでみた。
それらが誇大ではなく、適切な評価であることをものの5分で悟った。

12篇で構成されるこの短編集は、テーマは違えど、わたしたちの身の回りにある「普通」という概念に疑いの目を向けて作られた作品。
その普通という価値観を、極端かつシンプルなワンアイデアで転換させたり、対となる価値観を登場させることで、その「普通の異様さ」を浮き彫りにしてくる。

自分の中にある「普通」が如何に脆いものかを改めて思い知った。
ニーチェの「事実など存在しない。存在するのは解釈だけである」というセリフを思い出した。

表題にもなっている「生命式」も好きだが、「街を食べる」「孵化」あたりは、共感できる人も多いのではないか。
いつの間にか、世の中が言う普通という考えに縛られている自分の存在に気がつけるはず。
そして「ポチ」は、衝撃的。

「自分は常識なんかに縛られない」と思っている人ほど、読むと衝撃を受けるのではないだろうか。
生命式 Amazon書評・レビュー: 生命式より
4309028306
No.40
(4pt)

「いただきます」とは

村田さんの小説はドキドキする。この短編集のタイトルになった「生命式」という短編についてレビューしたいと思う。
「人間の野性性」「生々しさ」を強く感じた。私たち「人間」は地球上、いや宇宙上において、ただの一生物であり、特別な存在ではないのだということを感じた。その一生物として、「こうすべき」とか大したものであるかのような考えにとらわれることなく、「内なる声」に従い、他の生物と同じように淡々と生きていったらいいのかもしれないと感じた。
「自分の内」をもっと開放し、自由になる・・・たまたま与えられた器(外見)に執着することなく、もっと自由に「自分の内」を漂わせてもいいのかもしれないと感じた。

「食べる」ということに対して、考えさせられる小説でもあった。
食前のあいさつ「いただきます」の究極的な状況だと思った。生きていたそれを慈しみ、愛(まな)で自分の中に入れていく。活かしていく。
そして、私たちが身に着けるもの、普段の生活の中で使うものも、その命を感じ、愛し、接していく触れていく・・・愛に包まれた生活、生き方について考える種を植えられた気がする。
生命式 (河出文庫) Amazon書評・レビュー: 生命式 (河出文庫)より
4309418872
No.39
(4pt)

「いただきます」とは

村田さんの小説はドキドキする。この短編集のタイトルになった「生命式」という短編についてレビューしたいと思う。
「人間の野性性」「生々しさ」を強く感じた。私たち「人間」は地球上、いや宇宙上において、ただの一生物であり、特別な存在ではないのだということを感じた。その一生物として、「こうすべき」とか大したものであるかのような考えにとらわれることなく、「内なる声」に従い、他の生物と同じように淡々と生きていったらいいのかもしれないと感じた。
「自分の内」をもっと開放し、自由になる・・・たまたま与えられた器(外見)に執着することなく、もっと自由に「自分の内」を漂わせてもいいのかもしれないと感じた。

「食べる」ということに対して、考えさせられる小説でもあった。
食前のあいさつ「いただきます」の究極的な状況だと思った。生きていたそれを慈しみ、愛(まな)で自分の中に入れていく。活かしていく。
そして、私たちが身に着けるもの、普段の生活の中で使うものも、その命を感じ、愛し、接していく触れていく・・・愛に包まれた生活、生き方について考える種を植えられた気がする。
生命式 Amazon書評・レビュー: 生命式より
4309028306