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甘い毒



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【この小説が収録されている参考書籍】
甘い毒  世界探偵小説全集 (19)

甘い毒の評価: 2.67/5点 レビュー 3件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.67pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(2pt)

なぜ気づかない?

ある私立予備学校に届いたチョコレートが何者かにより盗まれ、
同時に青酸カリも持ち出され、チョコレートがあらゆる場所に
ばら撒かれます。以前から校長の甥エドウィンがいやがらせを
受けており、ヤードのビール主任警部は菓子捜しに奮闘、無事に
回収し、毒が入っていないことに安堵します。
エドウィンは殺されませんでしたが、この騒ぎで誰かが彼の命を狙っている
ことを印象づけます。

続いて、エドウィンは「マジパン」なる菓子を食べてあっけなく死にます。
菓子には青酸カリが仕込んでありました。

フェアプレイを身上とする読者への挑戦状を挟み、解答編へ突入しますが、
エドウィンの死体発見現場をここへきて初めて明かすなど(もしこれが事前に
読者に判れば態をなさなくなるが)、お世辞にもきれいなパズラーとは
言い難い。

しかし、たとえ叙述面で読者を欺いたとしても、死体発見現場が
通常考えられない場所にあるのだから、その時点で探偵役が疑問を呈さないのも
おかしな話である。
甘い毒  世界探偵小説全集 (19)Amazon書評・レビュー:甘い毒 世界探偵小説全集 (19)より
433603849X

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