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鎮魂
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鎮魂の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.90pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全18件 1~18 1/1ページ
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ベツノ人物と思われた者が同一人物だけではない。ターゲットの関係者だったり、予想外の内通者がいたり。手が混みすぎのカンもあるが、まあ、ひきこまれます。 | ||||
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面白いですよ。 | ||||
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暴虐の限りを尽くす半グレ集団「凶徒聯合」。彼らに昔人違いで弟を半殺しの目にあわされた青年 英介は、弟の鎮魂のために彼らに復讐を誓う。メインの筋書きは、復讐劇であり、ハードボイルドだが、 そこは染井為人、ストーリーも一ひねり、二ひねりを加え、さらにはいわゆる「叙述トリック」を挿入して 読者を惹きつける。この凶徒聯合の連中は今は正業に就いていたり、家族を持っていたり、いわゆる 真人間になったふりをしているが、被害者やその家族は彼らの悪行を忘れるわけがない。この復讐劇 自身は見ていてある意味痛快だが、一方真の意味で過去を後悔するメンバーもいる。彼に対して 社会的制裁はまだ続けるべきなのか。そういったテーマも投げかけながら、物語は展開していく。全体に 些かチープ感が残るが、最後まで楽しく読める作品だ。 | ||||
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犯人が序盤に出てくる事が不思議でありつつも 読みすすめていて、そういうことか!と。 とても面白かったです。 この作家さんの本を他にも持っていますが ハマりそうです。とても面白かった。 | ||||
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某半グレの知名度を全国区に引き上げた例の六本木クラブ事件がモデル 自死を選んでしまった被害者、その兄が主人公で、彼が復讐していく話 主人公がどうやって半グレの情報を得ていたのかなどが伏せられたまま進んでいく あのときどうやって部屋に入ったのか、あのときなぜ無防備に車に招き入れられたのか、という最初期に引っ掛かったままだった謎が一気に解けて、そのまま結末まで突っ走っていく 鎮魂、という小説名が最後に出てくる場面では思わず目頭が熱くなった | ||||
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反社会的組織のメンバーたちが次々と殺されていきます。警察と組織は数多の敵対勢力によるものか、と考えますが実は読者には最初から、まったくの勘違いで集団に襲われてその後命を落としてしまう弟の復讐を決意して実行する兄であることが明かされています。 さらにこの組織を持ち上げて告白本を出版しようとする編集者、異様な正義感に燃えてSNSの反社キャンペーンにのめりこむ男、この兄弟と接点を持った女性、反社メンバーを少年犯時代から知る刑事、なぜか短気で粗暴な捜査をしてしまう相棒などが交錯して一気に結合して、圧倒的なラストを迎えることになります。 救いようのない復讐の連鎖ではあるのですが作者の巧みな筆さばきに感服しました。 | ||||
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染井為人さんの小説、『正体』に続いて二冊目、Audibleで。 公式あらすじ 世間を騒がせている半グレ集団「凶徒聯合」のメンバーが殺された。 警察は暴力団や半グレ同士の抗争と見て捜査をはじめるが、それを嘲笑うかのように次々にメンバーが殺害されていく。 疑心暗鬼になっていくメンバーたち。 そして、犯人を持ち上げるSNSの住民たち。 『正体』で注目を集める著者が放つ社会派サスペンス。 『正体』でもガッツリ打たれましたが、この『鎮魂』も重たい空気感とテーマが突き刺さりました。 悪行の限りを尽くした半グレ組織のメンバーたちが次々に殺されていくストーリーなのですが、もう組織が悪過ぎて、 犯罪者は法で裁かれなければならない、という建前が虚しく響く感じ。 鎮魂、と称して行われる殺人、これは、悪なんですかね?と、殺人=悪、という当たり前の概念がゴリゴリ揺さぶられる感じ。 物語中でも、犯人に対して賞賛の声を上げる民衆、みたいな描写が出てきて、気持ちは分かる、でもそれは、いやでも気持ちは分かる、みたいな複雑な思いになります。 犯人を追う警察官の心情描写にすら、犯人を応援する、同調するような気持ちが潜んでいて、結局正義って何なのよ、というごりっと重たい所を考えさせられる一冊。 あぁ、重厚。良い。 | ||||
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半グレを潰すために殺人を繰り返される話。半グレにも感情があり、家族を想い感傷にも浸る。犯人や半グレに対する共感と否定で終始揺れる作品だった。 | ||||
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ほぼほぼ実在の人物をモデルにここまでかいて大丈夫か?と心配になったが、すでにネットに上がってるネタを少しだけ改変したものだし、大丈夫なのか | ||||
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しかし、読者である私自身にしても、登場人物にしても、「何故犯人気づかなかった?」と、後から凄く思うのですが、読んいるうちは、全く気づかないんです!やっぱり子の作家さんは凄いです! | ||||
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この作者の作品はほぼ全部読んでいる。 この作品も他作品と同様に文章が読みやすく物語に没入できる。 とても面白い作品であるが、他作品と同様少し読了感が悪い結末かなと個人的に思った。 なので★4. | ||||
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読み終わった時に「こんなに面白い小説があったのか」と衝撃を受けました。 本作は架空の犯罪集団が出てきますが現実の半グレ集団と似すぎていますので、本作を読む前にその集団について予め予習していると面白さ3倍になること請け合いです。 | ||||
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正体から染井ワールドの虜になりました。決してスカッとする話ではないですが、落とし所は綺麗だと感じます。伏線の多さや、点が線でつながる瞬間は、刑事側の視点で楽しむことが出来ます。 おそらく某半グレ集団がモデルになってるはずなので、実際にこのような極悪な事件は起きてるんだなと思うとゾッとしますけどね。 | ||||
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ある反社グループが重なりすぎて、おそらくフィクションと謳いながらこれが現実であり実態なんだろうなと感じた。 恨みは恨みを呼び、復讐は復讐を生む。そんなやるせなさに心が重たくなったが、同時に謎解き要素もあって最後までどっぷり楽しめた。 中流家庭の子たちがなぜこういうグループを結成するに至ったか、そこらへんが疑問として残ったので関連書籍を読んでみたい。 | ||||
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あくまでもミステリーだが、読み進むにつれて不快になっていく。 「鎮魂」に至るプロセスが見えてくる。 抑止と法規制の願いを込めて。 | ||||
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ある理由から半グレ集団のメンバーが連続して殺害されていくクライム小説。 犯人の正体についての仕掛けは、物語半ばまでには気付いてしまうかもしれませんが、その他にも半グレ集団への内通者やある女性の秘密など謎は散りばめられています。 また本書はエンターテインメントとして楽しめること以外に、犯罪者の更生、復讐、被害者家族の心情などについても考えさせられる面もあります。 | ||||
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20年前から悪行三昧の半グレ集団「凶徒聯合」。主要メンバーは大人になり、芸能プロダクションや土木会社、AV制作会社、クラブ経営などそれぞれが正業を持っているが、そのメンバーが次々と殺害されていく展開。 凶徒聯合のメンバーたちが疑心暗鬼になっていく様子や、リーダーの石神の行方、警察官の裏切り者の存在など、最後まで楽しめた。 ただ、深町京子が犯人をどう説得するのか、SNSで復讐を盛り上げようとする男は事件とどう繋がっていくのかも期待したが、これは中途半端だったのが残念。 犯人の素性は序盤の段階で分かっているが、屍となった者の魂を鎮めるため修羅となった復讐者がどんな最後を迎えるのか、読み応えがあった。 | ||||
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「正体」に続き読ませて頂きました。圧巻!と言う感じで、あっという間に読了致しました。ですが先生がインタビューでこれが書きたかった。と言っていた箇所が、ラストの部分でもあるのかなと思うのですが、ラスト2人が対峙した内容が、重く心にのしかかっていた罪の重みがサラッとさせられてしまった感じがして星4にしました。ほぼほぼ5です!これは個人の感想ですので、お勧めです。 | ||||
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