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紫匂う
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紫匂うの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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【ネタばれ注意】 主人公の蔵太は非常に素晴らしい人間だ。私にとっては『いのちなりけり』の蔵人と並んで2大ヒーローである(どちらにも蔵がついているのは偶然だろう)。 一方妻の澪はひどい。12年も連れ添っていながら夫のことを何も理解していなかった(子供2人は父親をよく理解している)。夫に死なれて間がないのに他の男と親しくしていた香を蔑んでいたくせに、自分は夫がありながら家族に嘘をついて昔の男を助けに行く。夫の真意を知ったあとも、まだ笙平への思いをすぐには断ち切れないでいる。蔵太に命がけで守ってもらうほどの値打ちがある女とは思えない。 笙平も最低の男だ。他の女との縁談があるのに生娘の澪を「夫婦になる仲だから」と部屋に連れ込んで契り、その後何も言わずに去っていく。不祥事で国許へ戻って澪に助けられ、夫がすぐ近くにいるにもかからわず澪を口説こうとする(そこまでの気持ちがあるなら、最初の時にちゃんと結婚を申し込めばよかっただけの話である)。ご都合主義で身勝手な男だ。そういう意味では澪とお似合いかもしれないが。 | ||||
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気に入りました。 | ||||
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かつての恋人と旦那の間で揺れる女性を描いた一冊。最近多い題材。 現代ならともかく、当時の武士の妻とは思えぬその行動に、ちょっとした違和感を感じつつも、 実直な人柄の旦那の姿と行動に感動した。本当によくできた旦那である。 物語全体としては著者鉄板の内容。相変わらずの安定感であった。 | ||||
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