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(短編集)
可制御の殺人
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可制御の殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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天才的ロボット技術を持つ女子学生や、 その天才が欲しがるほどのスパイウェアを開発してしまう女子高生など すごい才能を持つ理系人材が描かれているわりに、凡庸な心理トリックに終始している 人間も機械と同じシステムである、というテーマに即した結果なのだろうが 理系の天才をこれだけ登場させるのであれば、もう少し理系知識を活用してもよさそうな気がする | ||||
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最初の短編が大賞候補らしく、確かに良くできている。 それ以降の短編は、それぞれが1作目の短編の世界を、新たなキャラを登場させながら補完するような出来となっている。 一応、短編として起承転結もあり、工学や建築学、心理学の定理などをとりこみ緻密なロジックを展開するあたりは最近の若い作者の特徴でよく出来ている。 一方で話が小さくて面白みに欠けるのが残念。 受賞作に絡めるために作られた短編で制限が多かったであろうから、今後の長編には期待できるが、ラプラス理論(決定論)一辺倒で話を進めるのは少しきついのでは? 作者は九大出身だが、最近九大出身の本格(系の)作家が増えたような気がする。嬉しい事だ。 | ||||
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