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忌木のマジナイ 作家・那々木悠志郎、最初の事件



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忌木のマジナイ 作家・那々木悠志郎、最初の事件の評価: 4.21/5点 レビュー 14件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.21pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

いい滑り出しからの失速

デビュー作からのシリーズ化。
探偵役の作家のキャラクターは良い、また崩れ顔の女という怪異のキャッチーさも良く
滑り出しとしては期待出来る。

しかしながら、怪異の正体が周りくどい。
もっとシンプルにして良かったのではないか。カレーとラーメンを合わせました、という感じ。
カレーならカレーを突き詰めた方が、美味しく頂けるのでは? という感じか。
崩れ顔の女の怪異を成立させる為に用いた要素が、崩れ顔の女という怪異の強さを弱めている印象を受ける。

作者は元々ミステリー作家志望の様である。
デビュー作のナキメサマはホラーとミステリーが掛け算となる良著であったが
本作はミステリ要素が引き算となってしまった感がある。

次回はデビュー作同様の掛け算になる様な展開を望む。
忌木のマジナイ 作家・那々木悠志郎、最初の事件 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:忌木のマジナイ 作家・那々木悠志郎、最初の事件 (角川ホラー文庫)より
404111991X
No.1:
(3pt)

弱い

怪異収集探偵の始めての事件なのだが、前作やデビュー作に比べて、起こる怪異もミステリも弱く、中途半端な作品になってしまった印象が深い。

崩れ顔の女の正体はごく普通で、顔を見たら気が狂うせいか、顔の詳細がぼんやりして恐怖感がイマイチ…そして怨霊で手のつけられない怪異なのに、呪いから逃れる術が安易過ぎる…

また私は気づかなかったが注意深く読めば、ドンデン返しの予想もついてしまう…

氏の作品は好きなので次回作に期待するとして、星三つとする…
忌木のマジナイ 作家・那々木悠志郎、最初の事件 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:忌木のマジナイ 作家・那々木悠志郎、最初の事件 (角川ホラー文庫)より
404111991X

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