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自転しながら公転する
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自転しながら公転するの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.23pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全118件 81~100 5/6ページ
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読了して、ようやく本書のタイトルの意味が分かり、感銘した。 物理の法則。 親のこと、仕事のこと、恋愛のこと、アラサー。 様々な状況が重なるなかで、葛藤していながら生きていく。 二度と同じ道には帰らないという、”自転しながら公転する”スパイラルなプロセス。 置かれている現実に前を向いていくしかない。 心の真実に従って、ステップを踏み、生きていくことの素晴らしさを力説している。 唯一の幸せを求めて。 プロローグが実にいい仕事をしている。 珠玉のラブストーリーを描いている。 | ||||
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面白かった。主人公の都の稚拙さや自分都合なところなど好きになれないし、貫一は魅力的だが同意できない悪いところもあって、全く共感出来ない二人だが応援したくなるのも事実。周りの男女も嫌な奴多しだからこそ、ふたりの無垢さが浮き出て来るのかもしれない。ちょっとした叙述トリックは想定外だったが、二人の行く末に効いてるといえば効いてる。なので、自分はオープニングとエピローグあってとても楽しめた。 | ||||
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高校の頃山本さんの小説に出会って今までファンでありますが、今回も作者なりの救いがあったり作中の台詞に思わず涙したりと個人的にはやはり山本さんの心理描写が好きだなと思いました。 しかし。エピローグは蛇足かなと思います。そこまで語らなくても?とは思いますがこれも時代の流れですかね。 | ||||
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30代半ばの自分には共感する点が多く、読み終えた後はどこか心が軽くなりました。 | ||||
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確か何か月か前にNHK総合テレビの「朝イチ」で作者とともに本作品が取り上げられており、多くの女性の共感を得ている、という評価に興味を持ち、読んだ。 30歳を過ぎてもどこかで、いや、常に両親に依存して、自分の日常、主に職場でのことに不平不満を抱きつつも毎日を自分なりに楽しく過ごしている(つもりの)独身の女性主人公、都には、男性の自分でも恥ずかしながらどこか通じるものを感じてしまった。 また、結婚観、人生観というものがごくごく自然と、いろいろな本人なりの紆余曲折を経て、定まっていこうとする過程は、読んでいて思わずこちら側からも応援したくなる気持ちにさせられた。 本作品は月間小説誌に連載されたとのことだったが、今回書籍化にあたり、プロローグ、エピローグ、を追加されたとの事。この思いやり、が、本作品をより親しみやすいものにしてくれているのでは無いかとも思う。同年代で、似たような日常を過ごしている方にはぜひおすすめしたい。私はもはや作中の主人公・都の両親と同じような世代ではあるが… 追記:この作品に似たような世界観を持つ作品として、漫画ではあるが、「赤橙えれじい」をおすすめしたい。恋愛する、そして結婚する、家庭を作る、という事に際しては、何が本当に大切であるのか?を本作品と同じように、劇的に教えてくれている作品であると思う。 | ||||
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一番好きな作家です、山本文緒先生。新刊待っていました。 期待を裏切らない内容でした。どの年代の方でも共感するストーリーだと思います。他の作品も本がボロボロになる位繰り返し読んでいますが、これもそうなると思います! | ||||
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単行本は読むのに時間がかかり、いつも途中で読まなくなったり、飽きてきてしまうのですが、この本は主人公に引き込まれていく要素があり、すぐに読んでしまいました。著者の山本文緒さんがNHKに出てらして、すごく興味を持って読みたくなって購入させてもらいました。 | ||||
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物語に引き込まれて、途中で本を置くことが出来ず一気に読み切りました。 貫一がとても魅力的で、私も巡り会いたいけれど私が巡り会ったとしてこうした展開になれるかというと多分なれない。人を見る目がないことにも思い至りました。 | ||||
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結婚前に今の旦那さんとしていたような、一緒に生活をする上でしなきゃいけない擦り合わせ…お金のことや親のこと、お互いの価値観。 その辺りの会話がすごくリアルでした。 主人公の彼氏の挙動も、どこか自分の旦那さんと似ていて、涙が出ました。 あと、ほんの少し先の未来を占うような描写も少しあって、少しヒヤッとしました。 | ||||
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私は心配性なのでエピローグはあってよかったけど、店長やそよかちゃんの結末が気になる。本当に読みやすい文章で、面白くて、分厚めだったけど、二日間で読んでしまった! | ||||
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エピローグとプロローグいらないといった方が多いみたいですが、私はその部分が好きです。 もちろん内容もリアルな葛藤が描かれているし、読みやすいし大賞受賞納得です。 一人称が娘、母と変わるのも楽しかった。 他の作品も読んでみます。 | ||||
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登場人物の関係性や生い立ちがリアルで一気に引き込まれて読んでしまいました。 アラサーの主人公だけでなく、その母親目線の場面もあり、二世代で現代社会の問題が描かれていて、感情移入だけじゃない楽しみ方もできて面白かったです。 等身大の話だったので、恋愛ってなんだろうなって自分も考え直してしまいました。 凄く好きな文章だったので、他の本も読んでみようと思います。 | ||||
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久しぶりに没頭して読み進みました。登場人物の心の中に入って、共感しつつ先が気になって仕方なくなりました。読み終えた後と読む前の自分が少し変化したように感じました。著者を以前テレビで拝見して身近に感じたので、この本を手にしたのですがますます他の作品を読んでみたくなりました。 | ||||
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何故か吸い込まれるように読めた。ドリ | ||||
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面白かったです | ||||
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山本文緒さんの本を読むのは、これがはじめてです。 確かにこの作家はストーリー展開が上手で、リズムがあるので、読んでいくとその筆力に引き込まれて いきます。 なぜこのタイトルなのかな、と考えた場合に唯一思いつくのが、ひとりの人間としての価値観の成長・ 成熟と、世代を超えて新しい価値観が古いそれを超えていくという人類の摂理をこの小説を通して 表わそうとしたのだろうと思いました。 そのためには、確かに数名のレビュアーの方が「プロローグ」「エピローグ」が不要なのではないかと 書かれていますが、それこそが著者の最も伝えたいことを表現するには不可欠であり、それがゆえに 本作品の良さを減じてしまっている要因にもなっています。 著者が伝えようとしている価値観の相剋の主旋律を結婚観におくことは常道ですし、アリだとは思います が、学歴と性格といった単純な構図はいまひとつひねりがなく、残念に思った点です。 そこが響くんだよという読者もいると思いますので、これは単なる好みの問題かもしれません。 本作品全般を通しての感想は、はじめに書きましたが、読者を惹きつけてやまない筆致には賞賛しか ありません。 特に、主人公が働くショップを辞めて同じモールの他店で働くようになった社員が割り切った働き方を 話す場面、高校時代の友人ふたりがそれぞれの結婚観を言い合う場面、主人公が前のショップをなぜ 辞める決心をしたのかを告白する場面、など挙げればきりが無いほど、登場人物の人生模様が多彩に 描かれていて、ドンドン引き込まれていきます。 もうひとつの読みどころは、主人公とその母親が、依存から自立へと成長する様が、パラレルで描かれて いるところに、ひとりだけではなく、しかも親子を対象としているところにストーリーの厚みを感じ ました。 これがあるからこそ、『自転しながら公転する』につながるのですけれども。 著者の物語の作り方と、豊かな表現力を楽しむのであれば、素晴らしい本だと思います。 | ||||
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87才の母に頼まれて買いました。 とても感動したそうです。 | ||||
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地元という親近感と主人公の都は娘と同年齢で共感できない訳ない。 人は自分の頭の周りの蠅を追う事に懸命になりながら公転していくんでしょうね。 人生少しでも幸福感を感じられればOKかな。 | ||||
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主人公の心の動きに、共感したり、反発したり。途中から、都がの心が貫一に戻ることを必死に願いながら読み進める自分がいました。面白かった | ||||
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貫一の性格がこんな人いるよねって思うほどリアルでした。結婚してないアラサーは楽しめると思います! | ||||
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