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闇祓



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【この小説が収録されている参考書籍】
闇祓
闇祓 (角川文庫)

闇祓の評価: 4.03/5点 レビュー 59件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.03pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全59件 41~59 3/3ページ
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No.19:
(3pt)

距離感

他人との距離のつめ方、予想外につめられてきた時の対処方法、そこから生まれるストレスは誰もが感じるところ、それを流石のテクニックでホラー+ミステリーに仕立てている。

らしいと言えばらしい作品ですが、著者の作品の中で秀逸かといわれればそうでもない。
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4041117313
No.18:
(2pt)

残念

作家は好きなのだが今回は外れたようだ。
1章目は陳腐な感じがしたし2章目は団地の奥様方の人間関係のゴタゴタがひたすら続き退屈で読むのを辞めてしまった。
次回作に期待します。
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4041117313
No.17:
(4pt)

一気に読んだ

一種正論・正義に見える悪意や嫌がらせ。
そこに超自然的な存在が介在するという点では間違いなくホラー小説だが、やはり読者が心をざわつかせるのは誰もが身に覚えのあるような各種ハラスメントの数々だろう。
辻村深月の作品を読むのは『かがみの孤城』に続いて二作目だけどいずれも読むのが止まらなかった。
個人的な好みとしてはもっとハラスメントをドギツく、またホラーの面ではもっと怖く書いてほしかった。
続編があってもおかしくない結末だったため期待しています。
闇祓Amazon書評・レビュー:闇祓より
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No.16:
(5pt)

面白い!

読書好き初心者ですが、面白かったです。
続きが待ち遠しく一気に読みました。
辻村さんの作品をこれからも注目したいと思います。
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No.15:
(5pt)

個人的には映像を強くイメージ出来る小説

相手との距離感の詰めかたや関わり合いかた等で、間違いでは無いけれど不快で受け入れ難いというような行為を「闇」と表し、それにより壊されていく人々の様子が描かれたホラー小説。

全5章で第一章が最終章に繋がる構成で、それぞれの世界は学校生活、ママ友、会社等と様々で、日常の何処でも起こりうる怖さを感じます。

このような心理ホラーは、心理状況や人間関係の描写が重要と思いますが、筆者はそのあたりが抜群に上手く、読み手はその立場に関係なく物語に入り込んでいけると思います。
最終章ではミステリー的な仕掛けも施され、エンターテインメントとして流石の仕上がりだと思います。
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No.14:
(4pt)

呪いや悪霊とは異なる、窒息しそうな恐怖感

●本書にはお化けや幽霊などは登場しないが、りっぱなホラー小説である。日常生活の中でちょっと
した違和感や得体のしれない不快感が少しずつ心に纏わり付いてくる。蜘蛛の巣にからめとられた羽
虫の様にジワーっと怖さの毒が沁みてくる。
 気がつけば逃げ場のない密室に閉じ込められた閉所恐怖症の患者の様な絶望感を味わう。その原因
が呪いや悪霊なのではなく、転校生や隣人や会社の同僚だったりする。ごく普通に見える人たちであ
ることが、更なる恐怖を感じました。
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4041117313
No.13:
(3pt)

大変楽しく読みました・ネタバレあります

この手の繋がり方は大変好み。誰が繋がるのか分からないから、名前覚えとくのが面倒だけど
取り込まれる過程がいかにもありそうで面白かった
次男と父親の手法に「勤勉で手間と労力を惜しまない努力家だ」と思ってしまった自分がいる
ついでに二子にちょっとした悲哀を感じてしまった。草太とは「家族になって一緒にやっていきたい」方向だったのかなー、と
家族の継承のほうは「そういうモンだ」で良いんだが祓いの手法の方に少し説明が欲しかった。「古よりの血」とかで特殊能力持ってる系統なら気にしないんだが、被害者家族が祓う方に回れるという事は何らかの経験則で撃退法は確立されてるんじゃないかと。…そういう事より、つけ込む側とつけ込まれる側のそれぞれの闇。が主体のお話だとは思うんだが、ファンタジー要素がある話は道具立ての理由付けも欲しいんだよなー
大変楽しく読みました

…表装画、雰囲気は十分伝わってるが、中身に無いストーリーを独自展開させ過ぎてないか?と読後ちょっと思った
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No.12:
(5pt)

闇ハラについて

通常のハラスメント以上のハラスメントがある。それが闇ハラ。ごりごりのホラーでした
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4041117313
No.11:
(3pt)

オススメは第二章

一日で一気読みしました。
全体的に読みやすい文章でよかったなと思います。

日常の生活や仕事や学校の、精神的に嫌な闇の部分を上手に書いていらして、特に第二章(隣人)は団地の奥様方の、嫌な部分がよく出ててこういうの読むのが好きな方はたくさんいるんじゃないかなと思いました。
奥様方のマウント合戦がしんどかったり、そう言うならそうしましょうよあなたもしますよね?の流れが怖かったり。この団地の完璧夫婦との関係どうなっちゃうのかとハラハラしたお話でした。
私は勝手ながら、夫婦が自分たちが関わった団地の王であるために、各部屋に盗聴器を仕掛け、皆の動向を把握しながら自分達が一番に立っていたいのでは…とサスペンス的な想像をしすぎて、突然の幕切れと展開にびっくりしてしましました。
完璧夫婦の違和感や、主役の元アナの心情がとても面白かったです。色々なことを期待したり疑ってしまったりするくらい、魅力的な描かれ方だと思いました。
この章だけで単行本一冊分は読めそうです。そのくらい違和感と緊張感が気持ちのいいお話でした。

第三章(同僚)は職場、第四章(班長)は学校のお話。それぞれ、やって来た神原さんによって影響を与えられ、迷惑な人が変わっていく流れがとても面白く読みました。

ただ、第一章(転校生)と最終章(家族)の白石くんと澪ちゃんによるホラー案件の解決が微妙で、どうしても他の章よりも物語のめり込む事が出来ずに興醒めしてしまいました。
第一章の初登場の時も、白石君は今まで人と全く関わっていなかったわけではないようなのに、あんなわざとらしい怖い関わり方から始めますかね…?物語の雰囲気作りの材料?
また、それならそれで、真実がわかった途端にお喋りになるのが本当に微妙でした。キャラ特性をもうちょっとだけ守って欲しい。ずっと不気味でいてほしい。

最終章の祓う時の流れにも、気持ちが萎えていくのが分かりました。
正直、あの男性と、あの子供との結果があっさりしすぎです。
ホラーやミステリーが大好きなので、正直、これでおしまい?となりました。少しだけ期待値が高すぎたようで残念です。
中途半端な要素を詰め込むより、人の心の闇を丁寧に描く一冊にした方がもっと「面白かった!」と満足できたのかな、と勝手ながら感じました。
物語だけで十分伝えられているので、エピローグも蛇足かなと思います。

全体的に面白かったです。
第二章が、オススメです!
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No.10:
(4pt)

ホラーというかイヤミスというか

ホラーっぽくはじまって中盤はもうひたすらイヤミスで。
作者が書きたいことはよく書けてると思ったしおもしろかったけどエピローグはいらなかったかなと思う。
なんか最後の最後に「私はこういうことかきたかったんですーー」ってダイレクトにきたので余韻だいなしというか。
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4041117313
No.9:
(5pt)

予想の上を飛びこえる展開の連続

おもしろすぎて3日で読み終えました。辻村さんのお話はいつも、予想した展開を飛び越えていく軽やかさとテンポがあって、続きが気になりするすると読めてしまいます。章ごとに主人公が変わると頭で補完しながらでどうしても読みにくくなることが多いのですが、この本はそんな心配はいらないです。章の締め方、スイッチの切り替えが明快で、未練たらしくないのだと思います。
子供たちは夜と遊ぶや水底フェスタのような、ホラーミステリー系の辻村さんはほんとにおもしろい。
今回も大大大満足でした。シリーズ化してほしい。
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4041117313
No.8:
(4pt)

やはり、さすがの辻村深月

「かがみの孤城」でファンになり、「ツナグ」、「ツナグ2」、「琥珀の月」…と"辻村深月”さんの作品と聞けば、衝動買いするようになりました。本作品もやはり期待に応えてくれる内容でした。中高生も楽しめるとは思いますが、どちらかというと30代以降の大人向けって感じがしました。とてもおすすめです。
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4041117313
No.7:
(5pt)

面白い!

辻村深月さんの作品は「朝が来る」以来でした。
タイトルと初のホラーミステリーと言う言葉にひかれて立ち読み。面白い!となって購入。
1章を読み終わったところで、面白いけど、ダークファンタジーかな?と思いました。このまま進むと思っていたのと違うなーってなりましたが、読み進めていくと現実と虚構の入り交じった感じが面白く、終盤に畳み掛ける感じも良かったです。
1つだけ残念だったのは、表紙の顔は無かった方が良かったです。顔の描写もちゃんとあるので自分の考える顔で動かしてみたかったです。
この作品は映像にしても楽しめそう。配役は人によって違う考えがあるから難しそうですが。。
結論としては、面白かったです!
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4041117313
No.6:
(2pt)
※削除申請(1件)

最後まで読めなかった

短編の感じで第1章までは良かったけど、進むにつれてその人物の関連が複雑になり読み切ることができませんでした。ドキドキ感はあったけど、ほかの作家もまだまだ表現の好きな方はいるので、辻村さんは好きで読むのですが今回は星2でした。
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No.5:
(5pt)

ちょっと好みが分かれるかもです。

こういう人間の闇を描く小説は好みで。人間のザラだと感とイカれ具合良いです。
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No.4:
(4pt)

人の心の闇

なかなか気持ちの悪い感触の人間関係で、こういうことありそうだなと思いました。本来は人間本来持っている部分だけど、闇ハラという形で描いているのが面白かったです。ねっとりとした人の感情を丁寧に上手に描いていると思います。ひと晩で一気に読み終わりました。また続きが読みたいような、重たい気持ちになるから読みたくないような。
最後は色々繋がって回収されていきました。なかなか面白かったです。
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4041117313
No.3:
(3pt)

ホラーです。でもって、ひたすら気持ち悪いです(笑)。

今回は、エピローグで列挙された様な、他人との関係性がヘンテコなものを集めて構成してます。だから、全編、ひたすら気持ち悪いです(笑)。私の普段の生活なら、「メンドウクサイ」「やってられない」として無視するか、封殺してしまう(場合によっては、そうした他人を権力で組織から排除してしまう)様なものを丁寧に追っています。作者が今回の作品に関してのインタビューで「架空の(略)案件を列挙したんですが、書いていると現実の事件や炎上したケースに似ていってしまう」と語っている通り、どこにでもありそうなケースを紡いで行きます。

 しかし、ホラーとして成立させるが故に、登場人物の心情は、大きく片方に振って行きます。「もう少し違う考え方も出来るのにな」と思うところでも、危険察知の警戒感から来る心情に振っていきます。これは、ホラーである限り、しょうがない事かと考えます。私の個人的な嗜好を述べてしまう事になりますが、私はホラー映画を見る際、大笑いしながら見るの常なのです。それ故、人が多そうな上映回を避ける様にしています。ホラーを純粋にホラーとして楽しみたい人に失礼と思うから。今回の小説もホラーにしたいが為に、そうした片方の心情に振っている訳。でもって、そうした私の性格故に、今回の作品は、あまり「楽しめ」はしなかった。映画なら大笑いで勝手に流れて行ってくれる時間が、小説では自らの力で読み進める必要があったから。私には、ホラー小説は、所詮底の浅い筋としか見えないのだから、仕方ないとは思いますが、ホラーの論理には無理筋一杯と見えてしまいました。ホラーを成立させる為に、技巧を尽くすしか無い訳ですが、技巧が痛々しく見えてしまったのは、私の嗜好の故でしょう。

 辻村深月は、私にとって、忘れてしまった感情を改めて思い起こさせてくれる意味で貴重な作家です。気持ち悪い記述は、そうした「役には」立ちますが、私は、この小説を好きにはなれない。けれど、好きなものばかりを描くのが小説ではないのだから、仕方ありません。あと、繰り返しますが、ホラーには、多くの場合、論理は成立しない模様です(爆)。
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4041117313
No.2:
(3pt)

壮大なスペクタクル怪談とでも言うべきか

各章の話は、嫌ミス感満載で読む手が止まらなく楽しい。怪談風にせずに嫌ミス短編集でも良かった気がするくらい。
各章の登場人物にも伏線張られまくりです。
何度も言うけど、怪奇要素を減らして「日常に潜む闇」のテーマにしてほしかったな。
文春がすごぶる「読ませる」作家さんである事には異論無しです。
闇祓Amazon書評・レビュー:闇祓より
4041117313
No.1:
(3pt)

読みやすいが特に心に残るものはない

離乳食みたいな文章
いい作家さんなので次回作に期待します
闇祓 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:闇祓 (角川文庫)より
4041147328

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