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闇祓
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闇祓の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.03pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全59件 1~20 1/3ページ
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予定通り届いて満足してます | ||||
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人の恐ろしさをここまでするどく描いた作品を見たことはありません。 一話目の話が終わると急に違う世界に投げ出された感覚に陥りますが、さすがです!その後の話もすべてがつながっている仕掛けに唸りました。 様々なコミュニティーの中では、そこでしか通じない話題や言葉がやり取りされます。そうして、熱を帯び、盛り上がり、外の世界からは考えつかないような内容に成長していきます。お母さん同士の会話のリアルがそのまま表されているようで空恐ろしい気持ちになりました。 誰しもがもつ暗黒の部分に触れずに済むのならその方が生きやすいとしみじみ思います…。 | ||||
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いやぁ、いるわ!いるいる!押し付けがましい何かを感じさせるヤツ!それを言語化したような作品でした。特に「隣人」は秀逸ですね。ちょっとしたステータスがマウントだったり競争を生む原理、勉強になります。 しかし、辻村深月さんは人間心理に造形が深いように感じます。あのママ友の集団力動しかり、今まで平社員の味方だった人が役職についた途端に会社の経営視点に立つ為に、考えが変化してしまう然り。。。また、思春期男子特有の正しさを押し付けるヤツ「オレ言ったよね?約束したよね?約束したなら断固として守れよ!甘えるな!お前がしっかりしろ!」理論笑 いやぁ‥苦笑いしか出ませんでした。遠からずあんな考えして‥た‥なぁ‥?黒歴史ですよ!まさか辱められるとは思わんかったわ! | ||||
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有名作家さんですので、勿論質の高い作品です そして、確かにこういう人いるよねというのも想像にかたくないですし、よくよくリサーチされてして人間というものを熟知されているなということが分かりますので、質はとても高い作品だと思います ただ、娯楽として読むには少し重いというか、なんとも言えない暗い気持ちになります ここに出て来る闇ハラな人やマウント取りにくる人とかは勿論嫌いですし、理解に苦しむ人たちで、決して付き合いたくないですし、幸い私の周りにはいませんが、そういう人に取り憑かれてしまっている人がいたらとてもお気の毒だと思いました | ||||
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学校で、団地で、会社で、どこにでもあるような人間模様が描かれる。しかし、そこで交わされる言葉、まなざし、しぐさ、空気のなかに、ふと歪んだ影がさし闇がのぞく。“魔がさす”という言葉があるように、原因もよく分からないまま、ふいに理性や常識がうしなわれ、平穏な日常の均衡が揺らぎはじめる。やがて、闇にひそむ魔は感染の輪をひろげ、嫉妬、哀哭、呪詛、妄執といった、人間の黒い情念の襞をあぶり出しおこり立たせ、日常を破壊する狂気の災厄を襲来させる。幽霊でも妖怪でもサイコキラーでもない、正体不明の闇の不気味さや恐ろしさが、行間からザワザワと立ちのぼってくるような秀作だ。ただ唯一残念だったのは、最終章で闇を広げる者と祓う者、両方の正体が一様説明されてしまうこと。個人的には、両方ともまったく得体の知れない存在のまま、様々な人間関係から奇怪な闇絵を次々に浮かびあがらせてみせる、連作短編のようなかたちで続いていって欲しい作品だった。 | ||||
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幽霊なんかより怖い ものすごく怖い こういうヤミハラ系の人って現実社会にも大勢いるし、なんなら身近にもいるので背筋が凍りました 辻村深月さんって人物の描写、内面の描写が本当にお見事だと思います いやあ怖かった ラノベっぽい表紙が勿体無いかな | ||||
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初めはハラハラとしていましたが、段々大人になったらわかるあの感じやパズルが徐々に解けていくような感覚があり読み進めるのが楽しかったです | ||||
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人間心理は、怖い。次が早く読みたくなる、惹き込まれる文庫本、これを書かれた作者は、凄い | ||||
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これオカルトにする意味あった?ヒトコワ、サイコホラーに振り切った方がよかったんじゃ……。 目を付けた人間を洗脳し破滅に追いやるヤミハラ一家。彼等彼女等と不幸にも関わってしまった人々の体験談が語られていくものの、取って付けたようなオカルトは雑音だった。竹藪と犬と鈴はどう関係してたの?ししりば? 彼等がそういうものであり、そういうものとして昔から存在すると割り切るにせよ、「これなら純粋なヒトコワの方が底が見えず怖かったよな……」と消化不良。 そもそも現実にも似たような事件が起きており、そちらの詳細の方がよっぽどグロテスクで強烈なので、恐怖を求めるならノンフィクションで事足りる。 オカルトの味付けをされたフィクションが現実を超えるパワーを持たない故、エンタメとして見ると悪くはないものの物足りない。 一話目の転校生が怪しいと見せかけて実は……も、どんでん返しを警戒していたら早い段階で予想が付く。 そして登場人物全員薄っすら不快。「班長」の小学生と澪はともかく、梨津の「言ってることは正しいんだけどね……」感がすごい。いや、いい人なんだよジェンダー意識高くて常識人で。だけど「子供が男の子だったのに女の子になっちゃって」発言に対し、「ジェンダーは繊細な問題なのにそんな無神経な言い方は不謹慎ではないだろうか(以下略)」と考え始めた時点で、近くにいたら面倒臭いタイプだと思ってしまった。 彼女の言い分はご最も。フェミだの何だの叩く方が間違っている。それはごもっとも、全く正しい。しかし正しすぎて息苦しい。ジェンダー問題にさして関心ない一般人なら悪意じゃなくてもポロッとそーゆー言い方しちゃうでしょ、って細部までいちいち心の中で突っ込むせいで、無意識に周囲を見下してるって指摘に納得してしまった。 それはそれとしてママ友お茶会やいきなり人妻をちゃん付けする陽キャ旦那の気色悪さ、「最後に顔見たいよね」なお悔やみグループLINEのスタンプといい、気色悪さの表現は巧い。マウント合戦に躍起になる人間の愚かさや人間関係の闇、歪みを描いたホラーとしては楽しめた。 どの話を一番怖いと感じるかは読者の年齢や立場によって違ってくるので、それも合わせて興味深い。 | ||||
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自分の周りにもありそうな、人間関係の描写もあり 物語に引き込まれる 読み出したら止まらない | ||||
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必ず辻村深月の文庫本が発売されると購入しています | ||||
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第二章が挫折しそうなほど読んでて気持ち悪かったが、 挫折せずに読み続けてよかった。 半日で読んでしまって、一日で2度読みした | ||||
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カバーや挿絵の雰囲気がとても良いアイデアを提供してくれて、作品世界にどっぷり浸かることができた。 最近の世の中の様子を的確に感じてこのような作品を書くのは流石。本作もブックオフに売らないで本棚にキープの権利を獲得◎ | ||||
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モラハラ、パワハラ、セクハラ、アルハラと数多のハラスメントがはびこる。 そして、その集まりが闇ハラになるのだろう。 人の弱さを利用し尽くす邪悪な存在。 傲慢で、マウンティングし支配するやつ、先輩づらするやつ、身近にもいてるねー。 共依存させるやつ。 暗澹たる気持ちに。 | ||||
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最近、辻村深月にハマっていて、おすすめ28選はほぼ収集しているが、この”闇祓”だけは私の住んでいる地域の書店には置いてなく諦めていた。それがアマゾンさんで扱っていたので即購入した。文庫本より少々高いが、単行本の方が所有欲を満たしてくれる。 | ||||
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この作品は普通でした。すぐ読み終わるので、暇つぶしにはいいかも。 着想は面白いと思います。 | ||||
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あくまでフィクションの作品なのですが、現代の日本にスポットライトが置かれていて、ものすごくリアルでした。 読み進めていき物語がわかるにつれ、「あれ、これって……」が増えてきて、ゾワゾワが止まりません。 どの年齢の人が読んでも楽しめると思います。 表紙も綺麗なので、飾りたい本でもあります! 全体的に超おすすめです。 | ||||
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ホラーとしてもミステリとしてもまあまあといった感じ。 ただ、この著者は気持ち悪くていやらしい女や女同士の確執を書くのが異様に上手いので(著者本人が生きていく上でそういう経験をしたのだろうかと思うほど)、第二章の「隣人」はホラーとしてではないけれど人間怖い、女怖い、とトラウマレベルだった。昔友人が病気で亡くなったことを報告してきた別の友人のメールに絵文字が入っていたときの総毛立つような恐怖を思い出した。 それにしてもこの著者がミステリを書くときはとにかく名前トリックが多い。今回もある章を読み始めた瞬間あれ?いやでもまさか、、と思っていたら案の定お決まりの名前トリックで正直またかとがっかりした。あと文章表現でミスリードを誘うのが下手な人だなと思う(「盲目的な恋と友情」でもそうだった。普通にミステリを書くとそういうボロが出るからやたらと名前トリックに頼るのかも知れない)。 闇ハラ的なものは私も何度かおかしな人たちに食らったことがあるから怖いのは確かに怖いんだけど、私が一番怖いハラスメントは別にある。 本作に「闇を押し付ける」という表現が出てくるけど、闇ではなく、相手の事情も斟酌せずに(あるいは事情を知っているのにも拘らず)自分の「幸せっぷりを押し付ける」、名前は知らないから適当に呼ぶなら「ハピハラ(ハッピーハラスメント)をやらかす人種。これが闇ハラよりよっぽど怖い。 この著者も直木賞をとったあたりの時期にメディアに出るたびにそれを軽くやらかしてましたが。 どっちかというとそちらをテーマに話を書いてほしかった。 | ||||
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リアリティー。 面白かったです。 | ||||
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リアリティーがあり、怖い部分がありますが、自分は楽しめました。 | ||||
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