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ライトマイファイア
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ライトマイファイアの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.10pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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よど号事件を基にして書かれている小説だと思います。事件が起こったとき私は幼児だったのですが母親に抱かれながらTVニュースを観たことをはっきりと覚えています。当時の時代背景の描写が鮮やかに蘇る小説でした。事件背景などを詳細に調べたうえで書かれていると拝察いたしますが、連合赤軍事件を題材に次回作を書いてくれないかな?と期待してしまいます。もう遠い昔のことになりましたね。 | ||||
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伊東さんは私にとって武家の歴史物の作家でした。しかし、今回読んで現代の歴史にも精通されていると実感。一気に読めてしまいました。益々、伊東さんの作品が好きになりました。 | ||||
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歴史小説家だと思っていた・・が、良い意味で期待を裏切られた‼ 時代背景も昭和であり親しみやすい歴史ミステリー小説といったところか? | ||||
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よど号ハイジャック事件の当事者として、当時の現場を体験できるようなエンタメ小説。 エンタメでありながらも、自分はどう生きるべきかを問われるようなしびれる作品と出会うことができ幸せです。 | ||||
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学生運動とか昔の世の中がわかって面白かったです 最後の方は一気に読んでしまいました | ||||
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凄い緊張感があって面白かった! | ||||
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学生運動がきっかけとなって起こった、よど号ハイジャック事件を背景としたミステリ小説は読み応え十分だった。 公安刑事として学生に扮して潜入捜査にあたった中野健作。他の刑事と連携しながら学生運動が過激化するのを防ぐ任務にあたるのだが、仲間の援護がないまま、ハイジャック事件の実行犯になってしまう。 一方、約45年後に川崎の簡易宿泊所で放火事件が起こる。被害者の身元特定と実行犯の捜査をする中で、コインロッカーにしまわれた数字の羅列のメモが見つかる。 二つの事件がどう関わっていくのか一気に読んだ。特に、ハイジャック事件に関しては、実行犯たちの不安や歓喜の心理状態が丁寧に描かれていて楽しめた。 ただ、簡易宿泊所で放火事件については、寺島刑事が石山の同級生の玉井に会いに行ったあたりから、展開が加速するのだが、その推理は突飛すぎるように感じたのが残念。 二つの事件が交錯してどうなるのか楽しみにしていたのだが、最後の終わり方もやや物足りなかった。 | ||||
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1970年の学生運動、その中でもハイジャック事件を取り上げている。 今でもその名残りが続いていて、1970年の点と現在の点を結んでいく設定。 刑事、公安のサスペンス小説で、シナリオ構成のネタとしてはおもしろい。 ところが、その内容はすんごい薄っぺらで、上辺だけでストーリーをつないでいる。 ネタ切れになったら、おだぶつにする単調さ。 全体にわたって文章がじじくさく感じる。 「走狗」なんていう言葉は若き学生運動のテーマとはかみ合わないのではないか。 突拍子な切返しなど、筋書きのロジックはどうかなと思う不可思議さがある。 サスペンス小説としても醍醐味は何ひとつ感じられない。 | ||||
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よど号事件当時と現代の事件の2つの視点で書いてある。どの様に絡んでいくのかな~と先を楽しみに読めましたが、主人公の心情がこれといったきっかけがないのにコロコロ変わるので感情移入はしにくい。 駆け足で進むため、主人公の情熱や真相の深さがいまいち伝わらず…テーマ等は面白いと思うので、ちょっと残念でした。 | ||||
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切れ味鋭く、テンポ良い文体。うねりとリズムのあるストーリー展開。ページをめくる手が止まらなくなるスピーディな展開の中で、一人ひとりのキャラクターの背景と心情が深く掘り下げられていきます。 そして、昭和史の、謎に包まれたいくつもの点と点が鮮やかにつながり、冷徹で巨大な陰謀が姿を現します。昭和の歴史の底流を貫く、この暗い流れが、平成の今にまで尾を引いていることに戦慄させられました。 抵抗なくスラスラと頭に入ってきて、読んでいることを忘れさせる文体は、エンターティンメントを紡ぐ現代日本文のひとつの頂点です。 昭和史に興味のある方、エンタメ小説を書きたいと志している方には、必読の一冊です。 | ||||
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