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MR Medical Representative
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MR Medical Representativeの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.62pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全39件 1~20 1/2ページ
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この著者の作品は医療業界や医療関係者の現実を知ることができるので興味を持って読んでいます。 本書も私の期待通りでした。 本書の最後には会社の本音と建前の話がありましたが、板挟みは社会人として多くの人が経験することです。 製薬会社にはそれなりの大義があり、そこで働く人々は同じように悩んでいます。 医療関係者にもそれぞれの考え方があり、お金儲けと人情の間で悩んでる人がいると理解しました。 これはどのような組織でも同じであり、悩ましいものだと思いました 今回、特に気になったのは、子宮憩がんワクチンのことです。 夫婦に限定された性行為をする女性には不要なものだと理解できました。 | ||||
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日本の製薬業界と医療現場との関係、MRの役割など、現場の医師でなくては知り得ない貴重な情報が満載の小説。かなりボリュームがあり、まだ読み始めたばかりだが、ドラマのような展開で読み手を飽きさせない作品だ。 | ||||
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封筒を開けるとこの状態でした。本をcollectするわけで和ありませんが、残念な気持ちになりました。 | ||||
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製薬会社、大学教授とつながって、製薬会社同士妨害してはいけないと思う。 読み応えあります。 現役医師の作品ですからね。 | ||||
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本当に取材して書いたのでしょうか? 長らく製薬会社に勤務していた者ですが、もし上位20位に入っている会社という想定であれば、ありえないことばかり。営業所長が、社内であっても開発中の案件にアクセスがあることはありませんし、調査のために海外出張などもってのほか。 エンターテインメント性を優先するあまり、作り話が多すぎます。 MR間のつばぜり合いや競合会社への転職などは日常的にあるので、まあそこはいいとしても。 この内容を15-20年前に出版するならともかく、2021年に出版ですよね。 作者の見識を疑います。 また、帯に 「患者が苦しめば苦しむほど、俺たちの給料は上がるんだよ」 とありますが、 これも、信じがたい記述です。 薬剤の有効性は100%ではありません。すべての患者さんに効くことはありません。 だからこそ、臨床試験のデータをきちんと説明し、有効性が発揮されやすいと思われる患者像を伝える、患者さんに投与されたらしっかりフォローして、途中で中断せず有効性が発揮されるよう、情報を提供してサポートします。そしてドクター、患者さんに、よい経験をしてもらうことが、次の処方につながります。有効性が発揮されないまま投与を続けても、患者さんにいいことはないですし、ドクターも当該薬剤に対してよい印象を持たず、次の処方につながる可能性が下がります。 こういった記述を、臆面もなくおこなう出版社(幻冬舎)にも、関心しません。 | ||||
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「MR」とタイトルをつけるならもっとちゃんと取材なり何なり勉強して事実に基づいて書いてほしい。 医者の描写は秀逸。 | ||||
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もうすでに多くの方が書いているようにこれは舞台を製薬業界にした『半沢直樹』に他なりません。物語の骨格そのものもそうですが、主人公がいつも微笑んだような顔をした中間管理職だったり、苗字の「きおなか」の先頭三文字をひっくり返すと「なおき」だったり、主人公が所長を務めるのが「堺」支店だったり、この辺明らかに遊んでませんかね。 序盤はあまりリアリティのない「悪役」を穏やかにこらしめて終わりみたいな短話が続くのでスカッともせず、読むのをやめようかなと思いましたが、物語が進むにつれ半沢直樹ばりの展開になっていくので最後の方はかなり楽しんで読めました。終わり方も意外でよかったけど、あれもドラマの半沢直樹シーズン1の意外なラストのオマージュだったりして。 | ||||
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久坂部さんの本は大好きで、ほぼ全て読んでますが、私の中では、これはベスト5には入ります。 かなり分厚い本で、意外だとおどろきましたが、一気に読み終えました。 | ||||
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多くの人が、半沢直樹みたいと書かれているが、実際そのような勧善懲悪ドラマ。まあ、娯楽小説と割り切れば楽しく読めるのでは?大長編にもかかわらず、一気に読ませる力量は医師とは思えない。元MRの人もよく書けていると評価しているので、作中にあったことは医療界ではまかり通ることなのだろう。 医療界に限らず、どの世界でも多かれ少なかれ、このようなことが繰り返しおこなわれ、世の中は動いていくのだ。 前半は、医者の悪口のオンパレードやHPVに関する変な記述などで、ちょっとヒドい小説だなとウンザリしかけたが、読めば読むほど、面白くなってくる。低評価の人は医療従事者かな? モヤッとするラストが、薄っぺらな半沢と違って、好感持てる。 | ||||
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半沢直樹みたいな展開でした。もっとMRの裏側みたいなことがわかるのかと思っていましたが、そんなこともなく漫画読んでいる感覚でした。一気に読めたのは確かだし、面白くないわけではないものの、ストロングメディスンみたいな小説を期待していたので思っていたものとは違いました。 | ||||
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ひじょうによく情報を集めていると感じました。昨年まで某内資系製薬会社にいましたが、まさに著書の中の世界で、常に神経を尖らせていました。現在は病院薬剤師になり、のんびりしていましたが、久々以前の気分に戻りました。 | ||||
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どのお仕事もコロナ禍で仕事の仕方が変化したと思いますが、医療機関を仕事相手にしているMRはその最たるものです。 withコロナ時代では、一昔前のMR像になってしまうかもです。 | ||||
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流石、医師。MRに関してここまで具体的な小説を書ける人はこの人しかいないかもしれない。それも、小説として面白く。 楽しく読んでおきながら、読後感がすっきりしない理由は2つある。 一つはその楽しさ。社内抗争、重要な会議でのバトル、その会議にぎりぎり間に合う重要な要素。まるで半沢直樹じゃん。 もう一つは、策士策に溺れた感。薬価のからくりはなるほどなと思うけど、そんなからくり、公衆の面前である株主総会で言えるわけないじゃん。言ったら、当局の耳に入って、からくり自体が機能しなくなる気がするけど。 | ||||
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現場のMRが診療ガイドラインに自社製品の掲載を働きかけるような時代ではない。フィクションとして楽しめば面白いが、深みに欠ける | ||||
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MRという職業の実態が生々しく描かれていて読み応えがあった。 傲慢で嫉妬深く自信過剰な医師、プライドが高い研究者、自分が出世するために相手の足を引っ張る妨害工作などと向き合いながら、MRとして、会社員としての仕事が描かれていて企業小説としても楽しめた。 MRは薬の知識を正しく医者に伝えることで医療に貢献している。一方、病人がいないと製薬会社は儲からない。 製薬会社の社会的責務、患者の利益を第一にといった医療従事者としての側面と、企業としての利益追求、社員の給料、株主への説明などの利益主義の側面。 相反する想いを抱きながらも、職務を全うしようと懸命に働く製薬会社の社員たちの姿には、複雑な気持ちになった。 以下、本文中から儲け主義に関する文面を抜粋。 ・どのタイプの大腸がんに聞くか分からないから、大腸がんの患者全員にマーリックを投与できる。効くタイプが分かっちゃうとそのタイプにしか使えないから、売上が落ちる ・高血圧の判定基準を引き下げ、無理に動脈硬化の危険を煽ることで、高血圧の有病者は増えて多くの薬が処方されるため、医者も製薬会社も儲かる ・会社が設けることは世間にとってもいいこと。その利益で次の新薬の研究ができ、大学の研究者に製薬会社が研究支援をすることができる。そのためには儲けなきゃいけない。 どこの製薬会社も「患者ファースト」を謳っているが、実態は「自分(会社)ファースト」。 製薬会社が利益を追求するのは間違っていないが、その中に病気に苦しむ患者が置き去りになっていないか。 紀尾中のように、自分の出世や会社の利益の前に、患者のために誠意を尽くそうと努力するMRを応援したくなった。 | ||||
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リアルであり、フィクションである。 | ||||
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医師が描く製薬会社のMRが主人公の医療ドラマ。 ライバル製薬会社のMRや大学教授、上司の妨害を受けながらも、主人公が「患者の利益のために」という信念のもと、自社の新薬をメガヒットさせるべく奔走する、「製薬会社版の半沢直樹」のような感じ。 本筋の他に、MRの掟や医者との関係などの数多くのエピソードが取り込まれ、製薬会社や製薬業界の実態が分かり易く描かれている。 但し、ラストはスカッとするものではなく、かなり現実的で答えの出ない余韻が残るラストとなりました。 | ||||
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MRの業務の域を超えた部分もありますが、楽しく拝読。 | ||||
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筆者が医師という事で期待して読んだが、個人的な偏見と取材不足の無知さが凄い!新薬のガイドライン収載に営業所在籍のMRが活躍する場面は笑っちゃいます。営業所在籍MRが海外に行って調査ってマーケティング部は何をしているの?総務部長が添付文書に関わるなんてあり得ない。人の少ない会社なら考えられるが製薬企業ではあり得ない!あり得ない設定の満載。執筆前に業界調査が全く出来ていない。使用期限改ざんを営業所所長が指示なんて医薬品流通であり得ない。直販ジェネリックなら有るかも知れないが、本書設定の医薬品メーカーは先発メーカーみたいなので医薬品が営業所に無いはず。HPVは医師とは思えない偏見ぶり。パートナーが子宮頚がんになったら浮気を疑えって?もう笑っちゃいました。この文章は全体とは全く関係ないトピックス的に描かれていますが、これを話題にしている女性MRは反吐が出そう。今後日本だけが子宮頚がんが増えることを医師の立場からどう考えているか疑問です。こういう医師には診てもらいたく無いですね。 | ||||
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MR目線で製薬会社や病院の権力争いや表に出にくい話をベースに人間ドラマが展開されていく。 まず主人公のMRとしての原則がぶれない姿勢によって、物語の芯が通っており読み手も感情移入して応援したくなる。 製薬会社の実態の描き方も、裏表分け隔てなく描かれており読み応えあり。 同僚、ライバル会社、医師などそれぞれの立場での登場人物達がどれも人間臭くリアリティある様で描かれており悪役も含めて魅力がある。 王道的な展開ではあるが、それがまた心地よく感じるストーリー展開も読んでいて気持ちが良い。 | ||||
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