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MR Medical Representative
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MR Medical Representativeの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.62pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全22件 1~20 1/2ページ
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この著者の作品は医療業界や医療関係者の現実を知ることができるので興味を持って読んでいます。 本書も私の期待通りでした。 本書の最後には会社の本音と建前の話がありましたが、板挟みは社会人として多くの人が経験することです。 製薬会社にはそれなりの大義があり、そこで働く人々は同じように悩んでいます。 医療関係者にもそれぞれの考え方があり、お金儲けと人情の間で悩んでる人がいると理解しました。 これはどのような組織でも同じであり、悩ましいものだと思いました 今回、特に気になったのは、子宮憩がんワクチンのことです。 夫婦に限定された性行為をする女性には不要なものだと理解できました。 | ||||
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日本の製薬業界と医療現場との関係、MRの役割など、現場の医師でなくては知り得ない貴重な情報が満載の小説。かなりボリュームがあり、まだ読み始めたばかりだが、ドラマのような展開で読み手を飽きさせない作品だ。 | ||||
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製薬会社、大学教授とつながって、製薬会社同士妨害してはいけないと思う。 読み応えあります。 現役医師の作品ですからね。 | ||||
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もうすでに多くの方が書いているようにこれは舞台を製薬業界にした『半沢直樹』に他なりません。物語の骨格そのものもそうですが、主人公がいつも微笑んだような顔をした中間管理職だったり、苗字の「きおなか」の先頭三文字をひっくり返すと「なおき」だったり、主人公が所長を務めるのが「堺」支店だったり、この辺明らかに遊んでませんかね。 序盤はあまりリアリティのない「悪役」を穏やかにこらしめて終わりみたいな短話が続くのでスカッともせず、読むのをやめようかなと思いましたが、物語が進むにつれ半沢直樹ばりの展開になっていくので最後の方はかなり楽しんで読めました。終わり方も意外でよかったけど、あれもドラマの半沢直樹シーズン1の意外なラストのオマージュだったりして。 | ||||
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久坂部さんの本は大好きで、ほぼ全て読んでますが、私の中では、これはベスト5には入ります。 かなり分厚い本で、意外だとおどろきましたが、一気に読み終えました。 | ||||
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多くの人が、半沢直樹みたいと書かれているが、実際そのような勧善懲悪ドラマ。まあ、娯楽小説と割り切れば楽しく読めるのでは?大長編にもかかわらず、一気に読ませる力量は医師とは思えない。元MRの人もよく書けていると評価しているので、作中にあったことは医療界ではまかり通ることなのだろう。 医療界に限らず、どの世界でも多かれ少なかれ、このようなことが繰り返しおこなわれ、世の中は動いていくのだ。 前半は、医者の悪口のオンパレードやHPVに関する変な記述などで、ちょっとヒドい小説だなとウンザリしかけたが、読めば読むほど、面白くなってくる。低評価の人は医療従事者かな? モヤッとするラストが、薄っぺらな半沢と違って、好感持てる。 | ||||
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ひじょうによく情報を集めていると感じました。昨年まで某内資系製薬会社にいましたが、まさに著書の中の世界で、常に神経を尖らせていました。現在は病院薬剤師になり、のんびりしていましたが、久々以前の気分に戻りました。 | ||||
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MRという職業の実態が生々しく描かれていて読み応えがあった。 傲慢で嫉妬深く自信過剰な医師、プライドが高い研究者、自分が出世するために相手の足を引っ張る妨害工作などと向き合いながら、MRとして、会社員としての仕事が描かれていて企業小説としても楽しめた。 MRは薬の知識を正しく医者に伝えることで医療に貢献している。一方、病人がいないと製薬会社は儲からない。 製薬会社の社会的責務、患者の利益を第一にといった医療従事者としての側面と、企業としての利益追求、社員の給料、株主への説明などの利益主義の側面。 相反する想いを抱きながらも、職務を全うしようと懸命に働く製薬会社の社員たちの姿には、複雑な気持ちになった。 以下、本文中から儲け主義に関する文面を抜粋。 ・どのタイプの大腸がんに聞くか分からないから、大腸がんの患者全員にマーリックを投与できる。効くタイプが分かっちゃうとそのタイプにしか使えないから、売上が落ちる ・高血圧の判定基準を引き下げ、無理に動脈硬化の危険を煽ることで、高血圧の有病者は増えて多くの薬が処方されるため、医者も製薬会社も儲かる ・会社が設けることは世間にとってもいいこと。その利益で次の新薬の研究ができ、大学の研究者に製薬会社が研究支援をすることができる。そのためには儲けなきゃいけない。 どこの製薬会社も「患者ファースト」を謳っているが、実態は「自分(会社)ファースト」。 製薬会社が利益を追求するのは間違っていないが、その中に病気に苦しむ患者が置き去りになっていないか。 紀尾中のように、自分の出世や会社の利益の前に、患者のために誠意を尽くそうと努力するMRを応援したくなった。 | ||||
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医師が描く製薬会社のMRが主人公の医療ドラマ。 ライバル製薬会社のMRや大学教授、上司の妨害を受けながらも、主人公が「患者の利益のために」という信念のもと、自社の新薬をメガヒットさせるべく奔走する、「製薬会社版の半沢直樹」のような感じ。 本筋の他に、MRの掟や医者との関係などの数多くのエピソードが取り込まれ、製薬会社や製薬業界の実態が分かり易く描かれている。 但し、ラストはスカッとするものではなく、かなり現実的で答えの出ない余韻が残るラストとなりました。 | ||||
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MRの業務の域を超えた部分もありますが、楽しく拝読。 | ||||
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MR目線で製薬会社や病院の権力争いや表に出にくい話をベースに人間ドラマが展開されていく。 まず主人公のMRとしての原則がぶれない姿勢によって、物語の芯が通っており読み手も感情移入して応援したくなる。 製薬会社の実態の描き方も、裏表分け隔てなく描かれており読み応えあり。 同僚、ライバル会社、医師などそれぞれの立場での登場人物達がどれも人間臭くリアリティある様で描かれており悪役も含めて魅力がある。 王道的な展開ではあるが、それがまた心地よく感じるストーリー展開も読んでいて気持ちが良い。 | ||||
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多くの医師が金もうけに一生懸命になって患者支援していることがわかっておもしろいですです。内容は実例とおもいいます。 | ||||
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私もMRでしたので興味津々で読みました。面白かったあ!!流石に現役の医者であり薬業界の裏の裏まで暴露してます。お薦め本です! | ||||
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まだ読み切っておりませんが面白いです。深く入り込んでしまいます。第二段も期待しております。 | ||||
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医療業界の内側に切り込んでいて面白く読ませていただきました。 DR.や薬がどの様に決まっていくのか。また、何故この業界の人があの感じになるのか分かったような気がします。 | ||||
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ピンチでも決して屈せず、最後は必ず勝利する常に善なる主人公 惜しみなく協力し、忠実かつ優秀で個性的な部下たち 理不尽なクライアントや不正を厭わない社外ライバル 権力出世と妬み嫉みに取り憑かれた社内での足の引っ張り合いをする上層部 建前の正論のみではなく、高所からの視点から経営判断する企業トップ となると業界設定は違えど、限りなく半沢直樹の建て付け・ストーリー構成です。 なので、半沢がお好きな読者にはお勧めですが、半沢のように勧善懲悪=最後は主人公が必ず勝って、ライバルは叩きのめされる、という構成に飽きた読者にはお勧めしません。 前半は短いストーリーが繋がっていて、後半ややボリュームのあるストーリーが展開していくのでテレビドラマ化には向いているのでないでしょうか。 誰が主人公を演じるのが観たいか想像しながら読み進めるのもいいかもしれません。 長谷川博己さんあたりはどうかな? | ||||
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“これだけ、よう書くわ!”、と唸らせるほど、社会で特権階級とされる医者と製薬会社のMRとの関係について痛烈にかつフィクションとは思えぬほどリアルに書いている。 コンプライアンスや人権問題が叫ばれる今では影を潜めたのではと察するが、つい10数年前まではこのような奴隷制度のような医者とMRとの関係があたりまえのように続いていたのだろう。 読み物としては、中高年に馴染みのある高コルステロール治療剤のリピトールを取り上げて共感を呼び高血圧、高コルステロール治療剤と製薬業界、医学界との癒着などに光をあてるなど患者側に役に立つ話題もあったりでとても興味深い。また、一種の医学界と製薬業界の暴露本とも見ることもできようが、そうした医学界の闇に外部からの光を照らすという意味においては、一石も二石も投じているように思われます。中盤から最後にかけてはストーリーの展開が手に汗握る逆転の連続で一気に読み終えてしまうほど面白い。 この本は“医者は特権階級だと勘違いしている医者”にはスリリングな読み物に、また勘違いしている医者からのパワハラで“浮かばれない”と感じているMRには一筋の光明に、そしてこうした医学界、製薬業界そして厚生省の闇の世界に蔓延る古狸達には大いなる警鐘を与えよう。コロナ禍において医者そして医療従事者の役割が見直され、ワクチン開発や治療薬を担う製薬業界、そして厚生省の役割などに衆目を集める今、とてもタイムリーな読み物だと思いました。 | ||||
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医療の世界を熟知した筆者ならではの力作です。 製薬業界と医者との関係を恐いほど見事に浮き彫りにしています。 きっと冷や汗をかく医者とMRさんも多いはず。 ミステリー仕立てで話の展開は早く、ラストまで瞬く間に引きずり込まれます。 果たして「患者ファースト」でいられるか。 製薬業界だけでなく、医者にも問われていると思います。 | ||||
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実際のMRの仕事と少し違う描写もあってけど、まぁ許せる範囲でした。 | ||||
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厚い本だったので、買うか迷いましたが、買って正解でした。イメージとしては、池井戸潤+山崎豊子。池井戸的な勧善懲悪と、山崎的な、社会、組織、人間の様々な葛藤を描く巧みさ。登場人物のキャラも濃いのでドラマ化したら面白いと思います。 | ||||
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