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宿敵



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【この小説が収録されている参考書籍】
宿敵(上) (講談社文庫)
宿敵(下) (講談社文庫)

宿敵の評価: 4.50/5点 レビュー 14件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全14件 1~14 1/1ページ
No.14:
(5pt)

またもや、寝不足

リーチャイルドは正しくページターナー❗
宿敵(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:宿敵(上) (講談社文庫)より
4065233070
No.13:
(4pt)

退屈せずに楽しめましたが長すぎました

DEA(だったかな?)が公式には存在しない違法捜査を大人数と莫大な費用をかけて行い、その主役に民間人を据えるという設定に目をつぶることが前提の読書となります。過去と現在が平行して描かれますが、過去の物語の結末は明らかなので、短くまとめてくれれば1巻で済んだのに。クライマックスシーンの一つとなる場面では、著者が「離岸流」の何たるかをまったく知らずに書いている気がしました。もうこのシリーズの上下巻を読む意欲はわきそうにありません。
宿敵(下) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:宿敵(下) (講談社文庫)より
4065245648
No.12:
(5pt)

今作も文句なく面白い。題名に問題ありかと。

傑作です。少しご都合主義もありますが物語が破綻するほどではありません。期待通りにリーチャーが活躍します。しかし、題名の宿敵というわりには敵役は強くないので肩透かしです。過去に非道を働いたので目の敵にしてたようです。宿敵というからには同程度の技量があると思いがちですが弱いです。それ以外は傑作です。
宿敵(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:宿敵(上) (講談社文庫)より
4065233070
No.11:
(3pt)

まだ読んでおりません!!

まだ読んでおりませんが、リーチャイルドの作品ははずれがないと思います。
宿敵(下) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:宿敵(下) (講談社文庫)より
4065245648
No.10:
(4pt)

良い意味で疲れた

帯に映像化で---の通り間違いなくアクション場面を文章で読む、あまりの勢いに目が思考回路がパニックになっていました。
リー・チャイルドは、読者に1分1秒をそれぞれの頭の中で映像化させ作品を読ませる手腕、凄いです。
次回作も楽しみです
宿敵(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:宿敵(上) (講談社文庫)より
4065233070
No.9:
(5pt)

このリーチャーはトム君じゃないよな

トム・クルーズのジャック・リーチャーも彼なりの表現力で十分に魅力的だったけど、本作のリーチャーはトム君では表現しえない、元軍人、いや、元憲兵として「なすべきことをなす」精神性を見ることができた。彼がダフィーとの会話で警官になりたかったといい、軍人を選択したのは軍人家系だからで、それで憲兵になったと語っていたが、彼は「正義」をなしたかったと。だから、10年後の今でも正義をなそうとする。もちろん、彼の言う正義だからルールに元ずく正義じゃない。だから、最後も御託を並べることなくあっさりとけるをつけたんだろう。伏線の張り方もあからさまなミスリードではなくて、リーチャー自身の思い込みからくるわけだから、納得の伏線。銃器の蘊蓄もあからさまなものではなくて、必要だから説明される。無駄のない構成でありながら上下二巻になるボリューム。どれを取っても一流のエンターテインメントだ。Amzonで作られているジャック・リーチャーはどの作品を基にしているのだろうか? 願わくば本作も!
宿敵(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:宿敵(上) (講談社文庫)より
4065233070
No.8:
(3pt)

まだ読んでない!!

まだ読んでないので何とも言えないが、多分面白いだろう!!
宿敵(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:宿敵(上) (講談社文庫)より
4065233070
No.7:
(5pt)

1日で上巻を読み、2日目で下巻を一気に読んだ。

リー・チャイルド作品は図書館で借りて何冊も読んだが、この最新作は図書館に無いので購入して読みました。非常に面白く、今迄読んだリー・チャイルド作品の中では1番だと思います。お勧めします!
宿敵(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:宿敵(上) (講談社文庫)より
4065233070
No.6:
(5pt)

青木 創様早く翻訳して下さい。

リー・チャイルドは大好きな作者です。同本の役者後書きにリー・チャイルドは既に25作発行されて要るとの事、日本での出版数は7作とありました。1年に一作でなくどんどん出版して下さい。宜しく願いいたします。
宿敵(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:宿敵(上) (講談社文庫)より
4065233070
No.5:
(5pt)

説明どおりの内容でした。

説明どおりの内容でとても満足しています。
宿敵(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:宿敵(上) (講談社文庫)より
4065233070
No.4:
(5pt)

説明どおりの内容でした。

説明どおりの内容でとても満足しています。
宿敵(下) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:宿敵(下) (講談社文庫)より
4065245648
No.3:
(5pt)

安心の面白さ

今回は物語に起伏があり楽しく読めました。
その分書き込みが足りないか。
最後に出てくる「宿敵」がもう少しヒール度高くっても良かったような。
それでも十分満足です。
★★★★1/2
宿敵(下) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:宿敵(下) (講談社文庫)より
4065245648
No.2:
(5pt)

10年前の宿敵

<ジャック・リーチャー>シリーズの邦訳12作目だが、本国では既に25作品発表されているらしい。本作は正式にはシリーズ7弾で、2003年に発表されていたもの。日本では飛び飛び、加えて前作から順不同で出版されているが、(前作でも記述したが)本シリーズのベースをおさえていれば順不同でも差し支えないと思う。
ここでのリーチャーは軍退役後6年で、まだ若い。40歳前後だろうか。なので体力が万全で、読む側にとってはなおさらおもしろい(最近のリーチャーやボッシュは中高年になってしまって、ちょっと寂しくもあるのが本音です)。
いつも通り期待を裏切らない退屈しない展開だ。10年前(軍憲兵現役時代)に死んだはずの「宿敵」が生きていた! ――10年前に何があったのか、現在と並行して明かされていく。…ネタバレをしたくないので具体的なストーリーについては極力触れないでおこうと思う。
今回、リーチャーは2度、死を覚悟する。そのうちのひとつである下巻の格闘はすごい迫力で、ゆっくりじっくり吟味しながら読んでしまった。いや~、すごい!
そしていよいよこれで決着!かと思いきや…。その事前にリーチャーが思っていた “葛藤はどちらにも揺れ動く。しょっちゅう気が変わる” という文章。私たちの現実社会においても共感できるものだと感じた。ちょっと腹立ったが。
物足りなかったのは最終決戦。あれだけの憎しみがあったのだから、もっと肉厚にしてほしかった。

本作も銃器のうんちくがたっぷり。こうなると作者がマニアであるのと、これをシリーズの売りにしているのだろう。
とにかくリーチャーの銃撃・武術の技能と人間性が存分に現れている本作はよかった。無法者であるリーチャーは本当にかっこよく彼の活躍ぶりは爽快だ。
まだたくさん未邦訳の作品があるので、もっとどんどん出版してほしい。
宿敵(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:宿敵(上) (講談社文庫)より
4065233070
No.1:
(4pt)

リー・チャイルドは「ある時間と場所を活写している」

かつて、ボストンで車を借りてカナダのノヴァスコシアに向かったことがありました。I-95。ニューハンプシャーを経由して、ポートランド、メインまで。広大な大地と延々と変わらない景色。今回はそのメイン州の大西洋に突き出た岬に建つ広壮な館と州間高速道路がその主な舞台と言ってもいい。
 2020/8月に読んだ「葬られた勲章」以来、リー・チャイルドの新しい翻訳「宿敵(上・下) "Persuader"」(リー・チャイルド 講談社文庫)を読み終えました。「葬られた勲章」がジャック・リーチャー・シリーズの13作。今回は、遡って7作目、2003年の作品ですが、古さを感じさせることはありません(電子機器を除いて(笑))。
 のっけからのアクション。リーチャーは、或る大学で一人の若い男、リチャードが拉致されようとしている現場を目撃します。ボディガードに守られた男。ピックアップトラックに乗った二人の襲撃者。炸裂するマシンガンと手榴弾。リーチャーは反撃し、襲撃者二人を倒し、若者を助け出したのも束の間、三人目の男が向かってくるのを捉えて彼に向かっても発砲し、彼は絶命します。しかしながら、その倒れた男が私服警官であり、胸元から出そうとしていたのは銃ではなく、バッジだったことに思い当たります。警官殺し。リーチャーは若者を連れて逃げ出しますが、その若者は5年前にも何者かに拉致されており、若者に懇願されてそのままメイン州の家まで送り届けることになります。その広壮な館は、三方を海に囲まれ、高い塀と有刺鉄線、防犯ライトによって守られ、リーチャーよりも巨大な門番によって厳重に警備されています。登場するは、リチャードの父親、ザカリー・ベック。彼はオリエンタル・ラグの輸入によって財を成した実業家ですが、果たして?。彼は、「警官殺し」という負い目のあるリーチャーに対し、ボディガードとして働くことを強要し、彼は渋々ながらもベック家の警備を受け持つことになります。ここまで書いてもまだまだプロローグですから、ご心配なく(笑)。
 登場する麻薬取締局(DEA)、消息を絶った捜査官、そしてリーチャーの憲兵時代の忘れ難い「過去」が小出しに語られ、10年前に「失ったもの」とその原因を作った「宿敵」の存在の姿が亡霊のように大西洋の引き潮の彼方から浮かび上がってきます。
 リー・チャイルドの真骨頂。アクションに次ぐアクション。死闘に次ぐ死闘。そして、今回もまたリーチャーは、ヘラクレスのように、失ったものを取り戻すべく、その「宿敵」を私怨かと見紛うようなアドレッセンス・アドレナリン(笑)をむき出しにして追い求めていきます。
 ストーリー展開もまた、ミスディレクションを多用し、しっかりと「反転」しながら飽きさせない。原題の"Persuader"にも多くの意味が込められています。終盤の途切れることのない細かい過去と現在のカットバックもシャープであり、そこには二人の女性の存在が合わせ鏡のように映り、痛みと希望が目まぐるしく変わり、幻惑されました。
 下巻・前半、リーチャーを交えてのベック家の晩餐で語られる「ドクトル・ジバゴ」とエドワード・ホッパー、M16/アサルト・ライフルに纏わる会話がとても素敵でしたね。ホッパーはチャンドラーに似ていて、若者リチャードは、ホッパーは「ある時間と場所を活写している」と看破してみせます。
 そのロジックに従えば、「ある時間と場所を活写している」リー・チャイルドは、「ナイトホークス」でパステルナークを読みながら、M16ライフルを磨き上げているのでしょう。正しいことがなされることを見届けたいと願う私たちにとって、リーチャーはいつだって「武闘の神」なのかもしれません。
宿敵(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:宿敵(上) (講談社文庫)より
4065233070

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