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トリカゴ
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トリカゴの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.13pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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生まれながらに戸籍が無い人がいるということを改めて認識した。色々考えさせられたが、最初のハナの登場の仕方がずっとしっくりこなくて物語に没頭しきれなかった。 | ||||
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蒲田署の女刑事と捜査一課の異色刑事の新旧二つの事件の謎解きの小説。その全体の流れに無戸籍者が関わる事で社会性の高い推理小説になっている。一読の価値ありと思います。 | ||||
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無戸籍者を扱った社会派ミステリー。無戸籍者の実態や問題点が調べられていて、詳しく語られているのではと感じました。 そのため社会問題が物語のメインテーマかと思いましたが、唐突感は感じたものの、ミステリーとしても事件の真相にはしっかりとした工夫もあり楽しめました。 | ||||
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作者の本を読むのは初めて。編集者達のお薦めのミステリ本に関するネット記事を読み、紹介されていた本作に興味を持った。 読後、レビューを読むと厳しい評価が多くなるほどと思ったが、個人的に面白くて一気に読んだ。 痴情のもつれから起きた時思われる殺人未遂事件。容疑者の20代の女性は無戸籍で住所不定。当初反抗を認めるも後に否認に転じ、証拠不十分で釈放。 担当した主人公の女刑事が跡をつけると、“ユートピア”と称し十何名の無戸籍の人達と暮らしていることが判明。女性の兄もそこにいた。 主人公はその憤りから彼女が刑事を志すきっかけとなった二十数年前の未解決の“鳥籠事件”を思い出す。集合住宅の一室で育児放棄された幼い兄と妹が発見。兄妹はペットと鳥と共に放置されていたため、鳥の鳴き声ような音しか発せず、羽ばたくような動作しかできなかったという。養護施設に保護されるも一年後に何者かに誘拐されその後生死不明。 彼女は今回容疑者となった女性が、“鳥籠事件”の妹ではないかという疑いを持つ。 登場人物も魅力的。主人公の森垣里穂子は31歳。蒲田署の刑事課強行犯係の巡査部長。叩き上げの刑事だ。夫と1歳になる娘との三人暮らしだが、激務で育児と家事の殆どをフリープログラマーの夫に任せっきりなのに引け目を感じている。 ペアを組むのは林部海人。24歳の新米刑事で里穂子は彼の教育係も務める。今時の若者ながらなかなか優秀。 しかし本作で里穂子のバディとなるのは羽山圭司34歳。本庁の捜査一課特命捜査対策室の巡査部長。かつては強行犯捜査にいたが、スタンドプレイが災いして、窓際に飛ばされていた…何だか某刑事ドラマを彷彿。 ただ、根本的事件の《真相》については、いまいち腑に落ちない。短絡的な動機で事件を起こす人がそんな面倒なことをするのだろうか。謎が解けた後は少々がっかりした。 とはいえ、無戸籍問題と真っ向から向かい合った社会派ミステリだと思う。結末は甘いといわれればそれまでだが、イヤミスではなかったのは個人的にありがたい。 ドラマ化希望。 | ||||
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ミステリだけではなく、人間ドラマだけではない。 無戸籍問題についてはもちろん、いろいろなことをこの作品から学びました。 心温まるエピローグが好みです。 | ||||
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