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時空犯
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時空犯の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.71pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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高評価だから読みました。 星5でないのは期待しすぎたせいかも。 とにかく設定が凄いです。 9人がタイムリープする薬を飲みます。 ミステリーは登場人物が自由に増えると困ります。 そのため孤島や船が定番です。 9人だけがタイムリープすることで、 うまく限られた状態を作っています。 良くも悪くもラノベ風です。 サクサク読める反面、ヒロインとか不要でした。 結末が弱かったです。 そのため読み終えた後は評価が低くなりました。 | ||||
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メフィスト賞受賞者の第2作です。 メフィスト賞というと蘇部健一『六枚のとんかつ』を連想するのですが、独自基準での選考で、尖った作品が受賞するイメージがあります。 本作は2作目ですが、様々な要素を詰め込んだ意欲作だと思います。 基本となるアイデアは、タイムリープです。 時間が遡るとまったく同じ状況に戻るのが普通ですが、本作では毎回微妙に異なる点が新しいです。 しかも特殊な薬(後半で薬ではないことが明かされますが)を飲むことで、ある実験のために呼ばれた9人だけ遡る前の記憶が残ります。 こうした設定の元で、殺人事件が発生します。 時間が戻って死者は生き返る(正確には死ぬ前にもどる)のですが、この殺人事件を実験に参加したこと探偵が解きます。 SFミステリの場合、SF上の設定が殺人事件を解くカギになる(Aアシモフ『鉄鋼都市』他)のがパターンですが、本作ではSF設定を生かしつつ、かつ鉄道ミステリ要素の強い解答が、著者の工夫を伺わせます。 文体はライトノベル風で、しがない探偵がアイドルに一途な恋心をもたれる設定など、この手の話が好きなひとはたまらないと思います。 別解を防ぐためにラスト手前で知性体を登場させて探偵と会話させるなど、ところどころ、苦しい点も見られます。 ただ、突飛な設定で、ここまでまとめ上げたのは、作者の力量だと思います。 ソフトSFのファンや、ライトなミステリファン向けかなと感じました。 新感覚のSFミステリを楽しみたいひとのために! | ||||
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面白かったけど、人間が深く描かれていなかったので、あまり感情移入できなかったのが残念。 | ||||
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書評で評判が良かったので購入。出だしは乾くるみのリピートぽかったです。犯人が特に気にならず、あまりぐいぐいと先が気になって読ませるというタイプというわけではなかったです。もう少しタイムリープとミステリの良さがあればいいかなとは思いました。作品のクオリティは高いですが個人的には他の作品を読みたいなというまではなかったです。 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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900回以上もの同じ一日のループから抜け出せなくなった研究者から、「自分と同じループに陥る薬を飲んでほしい」という依頼を受けて集まった主人公たち。薬を飲み、ループに陥ったと同時に依頼者である研究者が殺害されてしまい……というフーダニットミステリ。 「タイムループ×ミステリ」でさえすでに手垢が付き始めているという事実に改めて驚愕するけど、本作はそんな領域での新機軸となる一作。「タイムループという現象の正体は?」「なぜタイムループが発生するのか?」という興味でぐいぐい引っ張られ、そこから展開されるフーダニットもおもしろかった。欲を言えば設定や人物などもう少し書き込んでほしいなあとは思ったものの、プロットの時点ですでに出色の出来ではないかと思う。 | ||||
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私自身が好物のタイムリープもの。主人公とヒロインの関係性もよく、最後まで気持ちよく読めた。 ただオチが弱いというかすっきりしない感じだった。これくらいでいい余韻ともとれるのでむつかしいところ。 読みやすい本だった。 | ||||
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改めて内容を振り返ってみるとその構成がいかに緻密なものかに驚かされています。 | ||||
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●タイトルから類推するに過去を操作し歴史を変えようとする物語・・・なのだろうと早合点。しか し、開巻後すぐに誤りだったことに気付いた。これは本格的なフーダニットの推理小説だった。 犯人あての論理もしっかりとして、しかも人の心のひだを描くウエットな部分もあるミステリーで した。ただ一点「それ」の登場意味が今一つ納得できず、もう少し書き込みして欲しかった。 | ||||
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時間SF的な仕掛けとミステリの仕掛け、そして犯人を特定するロジックが組み合わさって、とても面白かった! 次作も買う。 | ||||
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