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原因において自由な物語
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原因において自由な物語の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.30pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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娘が中学校で読んで面白いと言うことで購入しました。 | ||||
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ミステリーなのだが登場人物の背景が複雑で理解するのに困難を要するが,なかなか面白いので一気に読んでしまう。 まず世の中に,「顔のランキング」を付けて勝手にマッチングするアプリが流行る。これは収入とか家柄とか全く関係なく,単純に顔だけ。評価を良くするためにアップする写真に加工をしたりするのは常套手段。 ある事故で車が炎上し,顔に致命的な障がいが残った男の子もそのアプリでランクを付けられるのだが(自分が投稿しなくても他人でも投稿できる),当然最低のランク,それがクラスにもバレて今まで以上にいじられる。その子がビルの屋上から転落して死んでしまう。学校側は彼が趣味でスポーツクライミングみたいな事をしている最中の事故死…として何も事件性はなかったような振る舞いをするのだが…。 この小説の主人公は女性の作家。ただし学生時代から付き合っている弁護士がネタを考えてそれを女性が小説にするという手法を取っている。その彼氏の弁護士はその自殺した男の子の常勤顧問みたいな形で,多分彼の死は事故死ではなく自殺だという事で調査をしている最中に,何と彼も同じビルから転落して意識不明の重体。 彼が残していた事件の記録を読み解きながら,事件の真相に迫っていくのだが,結果的に最初の自殺も,自分の顔を悲観した自殺ではなく,自分を裏切った美少女も道連れにする計画を立てていたという事がわかり,それを弁護士が気づいて追及しようとして…。 結果的には全てわかって気持ちはスッキリするのだが,途中は????の繰り返しでなかなか面白い一冊でした。 しかし世の中に,顔だけでその人の点数をつけるアプリというのがあると,どうなるのだろうなぁ…。結果的にお金持ってる人が勝つのかなぁ(笑) | ||||
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絶賛されていたので読んでみた。たしかに。デビュー作もおもしろそう。 | ||||
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軽妙な会話と深い心理描写、独創的な設定と緻密な構成、法律家ならではの視点の提供が持ち味の作者の第三作。 ルックスに点数をつけるマッチングアプリ、「物語」の意義、小説家の葛藤、学校というものの残酷さ、その他いくつもの要素が、美しい結末に向かって収束していく。 読後感含め、前二作を越えるクオリティ。次作も楽しみです。 | ||||
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