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密室は御手の中
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密室は御手の中の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.43pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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たまたまであるが新興宗教絡みのミステリということで、同時期に「琥珀の夏」「邪教の子」に次いで購入。本書のみ読むのが遅くなってしまったが、読み始めるとなかなか面白く本書の世界に引き込まれて行った。 とはいえ、新本格ミステリでもあり、全く犯人の予測や、密室トリックの謎がわからず、同時期に刊行された「硝子の塔の殺人」より面白いと思い読んでいたが、最後はどんでん返しの繰り返しでとんとん拍子に終わった感。 新本格派の短所が出てしまった、といってもこれが好きな人もいるのだろう。私は苦手というだけのこと。 新興宗教の教義がらみの事件ではなく、イヤミスでもなかったことは良かった。 | ||||
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電気の延長コードくらい、建物の中にいくらでもあるのでは。登場人物がまったくきちんと描写されていないので、誰が殺されても、誰が犯人でもどうでもよいとしか思えない。 | ||||
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カッパ・ツー第二期入選作。人里離れた宗教施設で起こった連続殺人事件の顛末であります。 毎度おなじみ……といった感があるシチュエーションで発生するのは密室殺人とバラバラ死体のド派手なカップリングでして、捨て推理にダミーの解決、不可能状況を調べて解決を提出することのひたすら繰り返しで押し切る三百ページ強。あーでもない、こーでもない、と推理の連続劇がまことにあっぱれなのであります。 登場人物は濃いキャラクターから順番に死んでいって、いったいどうなるのかと思いましたが、最後の最後でものすごい犯人の狂気が明らかに。狂った論理が突き抜けていて、被害者の人生も尊厳もあったものではございません。クローズドサークルの推理ゲームと割り切ってお楽しみください。 トリックを突き止められてからの犯人の逆襲劇が思いも寄らない鮮やかな論理で、この発想はなかったなあ。 | ||||
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阿津川辰海先生を発掘したカッパ・ツープロジェクトの第二回入選作だそうです 宗教の総本山に何やら訳ありな主人公が行ってそこで殺人が・・・でも・・・というクローズドサークルが好きな人にはよだれ物の展開が待ち受けています 結構早めに死ぬのでテンポも◎です 流石入選作というだけあって素晴らしいの一言です 阿津川先生や最近ノリに乗っている今村先生が好きな方はぜひ購入を検討下さい 本格ミステリ愛好家の方が、常軌を逸しているようなネタバレ気味レビューを見る前に購入できますように・・・ | ||||
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手垢の付きまくった密室という概念に真っ向から向き合っていて、乱立する密室のそのどれもが論理と物理で美しくコーティングされています。中盤以降から乱舞する推理の応酬は、ページをめくる手を止めてくれませんでした。 そこに加えて、深山の奥深くに構える新興宗教というコミュニティ、蠱惑的な少年教祖、現代らしく葛藤する探偵の姿。舞台設定も登場人物のバックボーンも余すところなく物語へ昇華していて、とてもデビュー作とは思えない出来でした。 令和の密室ミステリとして、快心の一作だと思います。 | ||||
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最近の名探偵は悩む人が多い気がする。 好きなものを全部詰め込んだ、サービス精神に溢れたミステリだった。 | ||||
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結末が二転三転するのは良いんですけど、罪を犯した人物がその記憶があやふやっていう時点でもうダメ。密室の推理もゴッチャゴチャで、想像する前に長ーい説明文で睡魔。 登場人物も宗教施設の職員という特殊な環境にいるのにも関わらず、殆どが特徴の無い人物なので誰が犯人でもフーン、、、って感じだし。 教祖を頭キレキレの14歳の少年にした事もストーリーに無関係だし、会話が冴えすぎてて逆に違和感あり。 殺されてしまった人も実に殺され損だし、犯人がグタグタ語るブッ飛んだ殺害動機もバカバカしくて聞いてられない。そして終章では宗教の倫理観みたいなのが書き綴られていてもう何が何だか(泣笑) 阿津川辰海に次ぐ2人目の作家とかまじでやめてくれ。 | ||||
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