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神よ憐れみたまえ
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神よ憐れみたまえの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.38pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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「恋」以来、小池さんの作品のファンでしたが、今回の作品はがっかりでした。百々子の魅力を表現する言葉も陳腐で、呆れるほどの繰り返し、小池作品独自の世界観が歪んでしまったようです。なまじ時流に沿った話題性など取り込むと嫌らしいばかりで、犯人の異常性ももっと別な方向性でとらえていたら、もう少し変わっていたと思います。 | ||||
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小池さんの小節とは到底思えませんでした。 主人公を始め、どの登場人物の心情や心の変化が記されていないと感じました。 何を言いたいのか?誰が主人公なのか?疑問に終わり、がっかりしました。 | ||||
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朝日新聞の書評では面白そうだったから買って読んだのだが嫌な小説だった。 なぜなら、高慢で意地悪で嘘つきで自己中心的な考え方の百々子に嫌悪感を抱いたから。 終章は、自己愛に満ち人を見下し利用してきた60代女の身の上話だった。うんざりした。 また、刑事やタクシー運転手といった何も悪くない登場人物の見た目を蔑む描写にしていることも不快だった。 この作家の作品はもう読むことはないだろう。 | ||||
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朝日新聞日曜版に連載されたエッセイでその名を知って、はじめて手にとった長篇小説です。全篇をすらすら読み終えることができてその点だけは喜ばしかったが、振り返ってみればなにも残ってはおらへんかった。 「美貌の姪に恋焦がれて一生を棒に振る可哀想な叔父さんの悲恋物語」、といえばいえそうな噺ですが、その悲劇的な最期に一掬の涙を催す読者など、この世に誰一人いそうにないのです。 はっきりいうて、物語の中核をなすプロットがとってつけたように胡散臭く、はじめは作者であった話者が、どういう風の吹きまわしか「終章」だけはヒロインの独白に変わってしまう全体構成といい、「宝石のような思い出」のようなとてもプロとは思えない安直な言葉遣いといい、「なんだこれが本当の直木賞作家の作品か!?カルチャセンターの小説志望家の習作じゃないの?」と思わず目を剥いてしまうような、「破天荒」なアマルガムのパッチワークのような代物?でありました。 冒頭のジャン・グルニエの「孤島」からのエピグラフが既にあざといまでに衒学的ですが、ヒロインの職業が、チャイコフスキー好きのピアニストということで、あちこちにクラシック音楽の蘊蓄のような糟粕が散りばめられ、本書のタイトルもバッハの「マタイ受難曲」の第39曲から採られているようですが、それらが歯の浮くように空虚な物語をさらに白々しくするような効果をもたらし、とてもとても気恥ずかしいのであーる。 このせつのポット出の芥川賞受賞作家より、ベテランの直木賞作家のほうが遥かにマトモだと信じていたおらっちがきっと莫迦だったのでせう。 | ||||
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著者の傑作「恋」のような感動が得られるかと思って読みましたが、ただ無駄に長いだけでした。三井三池炭鉱の爆発や国鉄の事故がどのように絡むのかと思ったら、ほんのモチーフ程度。殺人事件も12年も未解決になるような難事件とも思えず。主題は百々子の半生記のようですが、20代の後はあっと言う間に還暦を迎えていて、半生記にしては物足りない。小学生の百々子の思考や発言も、全く小学生っぽくなくしっくりきませんでした。「たづ」さんという素敵なキャラクターに出会えたのが、唯一読んで良かったと思えた点です。 | ||||
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広告の内容と異なる。普通の推理小説。聖書とも無関係。時代背景も単なる付け足し。取り寄せてまで読む必要はなかった! | ||||
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全てが中途半端な感じがする。 | ||||
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評価が高いが、冒頭近くに出てくる蛇殺しの描写がどうにも グロテスクで受け入れられませんでした。 芸術(文学)は比喩・暗喩などをたくさん使ってこそ優れたものに なるので、これでもかとリアルな描写をするのは違うと思う。 絵画で言うと写真を元にした「超細密描写」ほど芸術性が低くなってしまうのと 似ていると思う。 テレビのサスペンスドラマで犯人が長々と刑事の前で「なぜ私は人を殺したか」 「わたしはどんなに辛かったか」を 説明するものが多いが、もうああなったら娯楽ではあっても芸術とは言い難い。 さらに例に挙げれば、星の王子さまの最後は王子様がゆっくりと砂漠に倒れていって、 それは王子様の肉体的な死を意味しているのだが、 サン=テグジュペリは中間部の蛇の「遠くに連れて行ってやる」という 言葉で王子様の未来を暗示(伏線に)していた。 そして「足元に蛇がいた」というだけで噛む描写さえしていない。 さらに更に、、王子様の体はそんなに重くなかったのです、という 表現で、限りなく悲劇を和らげて表現している。 そうすると子供が読んだ場合は「王子様は無事に星に帰れたね」と思い、 大人は真実を感じ取って泣くのです。 | ||||
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クッション袋郵送出来ましたが、4分の1ほど本にプラスティック袋の入っているだけで、その袋の粘着テープガ袋にくっつき 本を袋がら取り出すのは、大変でした。 安くない本なので、もう少し梱包気を付けていただきたいです。 星の数は梱包状態です」。 | ||||
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