■スポンサードリンク
消えた女
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
消えた女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.35pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全40件 1~20 1/2ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
間違いナシな、作品ですね! さすが、藤沢作品ですね! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
藤沢周平作品は面白いです。配送も迅速です、ありがとうございました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
まず、ハードボイルドにハマり、最近になって藤沢周平を読み始めました。 本作はそんな私にピッタリな作品でした。 行方不明者を探す硬派な男、ヒロイン、そして悪党。すべてそろったハードボイルドです。 アメリカ産のハードボイルドとの違いは、女を簡単に抱かないところと、減らず口がないところですかね。とても日本人的ですんなり感情移入も出来ます。 シリーズの他の作品も読みたいと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
藤沢作品を読むのは久しぶり。事件の設定や人物描写は流石だが話の結末が何となくあっさりし過ぎているのが残念、もうひと捻りが欲しかった。このシリーズの別の一編を読みたくなったところ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
とにかく面白い 見やすい | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
どんでん返しのストーリが面白い思わず徹夜で読んでしまった。何年振りかな | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
鬱屈を過去に持ち、故に表世界から半分身を隠すように、静かに生きる版木彫師が、腕を買われて捕り物に関わり合う。日向を避けるは、氏の色合いで、それがこの男の捕り物と程よくマッチして、リアリティのある作品に仕上がっている。つい釣り込まれて、一気に読み切ってしまう面白さがある。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
女が消え、主人公がわずかな情報を頼りに真相を突き止める。 謎が徐々に分かる件までは面白く読めた。 しかし、真相がわかりいざ敵陣に乗り込んだところで…… 世の中の不条にやりきれない気持ちになった。 でも、もちろん私としてはここでなにかどんでん返しがあるのを期待した。 そしてたしかにどんでん返し、事件の首謀者は最後には処罰された。だがその方法、展開がとても雑としか言いようがない。 なんでそうなるのか、一応説明はあるが、私には物語を強引に締めようとしているようにしか思えなかった。 少々辛い結末ではあるが、それよりもやはり締めの部分のいい加減さが目立って仕方なかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
主人公の造形とストーリー構成はさすがです。一気読みしてしまうほどの面白さ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
江戸を舞台にしたハードボイルド(探偵小説)。探偵なのであちこちに聞き込みして嗅ぎまわる。ある時には賭場の親分と駆け引きしたり。そのチョイ役や主要人物など顔出す人間がそれぞれ味があって引き込まれる。自分はおもしろい小説のキモはここにあると思っている。ずる賢い奴も気の触れた女も出てくる。どんな人間も魅力的。 ひとつ瑕疵があるなら「ながれ星」の犯行が動機と合っていないこと。 それが動機なら他の家に忍び込んだのは「目くらまし」目的? 作中で何も触れられていないね。 だが、もうそれはよしとしよう。 謎解き・活劇・色恋事・人情話。小説のおもしろい要素が詰め込んである。絶妙なバランスで。 で、最後の最後でヒーロー物となっておしまい。 自分は時代小説を小難しいもんだと勘違いして敬遠していたのだが、そういう人たちにこそお薦めしたい。 もっと言えば、小説のなにがおもしろいのか分からない人にもお薦めする。頭カラッポにしてエンタメを楽しめばいい。 ずるいよ、これ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
先日、「獄医」を主人公とした藤沢の作品の題一巻を読んだが、今回は、同じ藤沢の別の市井ものを読んでみた。これは「彫師伊之助捕物覚え」シリーズ。 まだ第一作の「消えた女」しか読んでいないのだが、これは通常の市井ものと異なり、個々の章が短編の枠組みで完結していくスタイルを取っていない。「書下ろし」なのかと思いちょっと調べてみると、元は赤旗日曜版に1978年に連載されていたようだ。驚いた。ちょうどその時期は、僕も赤旗日曜版を購読していたのだ。こんな作品が連載されていたなんて、まったく気が付かなかった。ま、学生は時代小説なんて読まないからな。 舞台は、江戸。ただ本書で登場する地名にはあまり土地勘はない。時代は、明示されていないが、作品に登場する実在の絵師(勝川春潮)の経歴と照らし合わせてみると、18世紀後半か。主人公は、元岡っ引きの彫師「伊之助」。この第一作は、その伊之助が昔の人間関係の絡みである失踪事件の調べを頼まれる。昔は、岡っ引きというライセンスがあったのだが、もはやそのような肩書がない中で、調べは難航する。 伊之助を取り囲む人間関係の構図は、「市井もの」のフォーマットを踏襲しており、わかり易い。落ち着ける構図だ。ただ伊之助登場ともいうべき第一巻にしては、伊之助が岡っ引きを止めた理由や彼の背景は、意識的にだろうが、この第一作では、あまり明確には語られていない。次の第二作やその後の展開のために秘匿されているのかも。 ある市井の人物の失踪と大きな事件を結びつけながら、話を展開させていく技は見事。しかし、本書でも気になったのだが、藤沢という作家が時折示す致命的ともいえる「ルール違反」だ。ま、本作品は狭い意味では推理小説ではないともいえるので、「ルール云々」をいうのは無粋なことかも。「楽しければいいじゃないか。市井ものや藤沢の作品はディテールを楽しむものだ」というのは、百も承知。 だが、本作品も、あまりにも「偶然」の要因に発端となった事件の解決が決定的に依拠しているのだ。それも一か所だけではない。missing linkの鍵となる人物は、何の内的な必然性もなくこの作品に最初から登場している。また、本作品の発端でもあった行方不明の人物の救出と発見もそうだ。これは、彫師という仕事の延長線上になかば「必然」として現れる「偶然」としてexplain awayすることもできないわけでないが、この種のdeux ex machinaへの依存が藤沢の作品では、どうも気になる。 そして最後のシーンもあまりにも安直すぎる。結末のシーンからの逆算か。 さて、このシリーズの第二巻は。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
岡っ引きをやめて版画の彫師の伊之助が事件を解決する物語。弥八の娘であるおようが行方知れずになる。おようは高麗屋で通い女中をしていた。おようが見ず知らずの少年に託けた簪に巻いた手紙が弥八経由で伊之助に届く。そこには助けを求めるメッセージがあった。伊之助は自分の仕事よりもおようを探すことを優先する。江戸の蕎麦屋や居酒屋がスパイ活動に使ったり、人との交流に使われたり、私はそのようなシーンが楽しい江戸時代を想像し、その時代を妄想しながら読み進めた。そんなにたくさんの時代小説を読んだわけではないが、町人の生活を生き生きと描く一方で、伊之助の頑として自分のポリシーで行動する格好良さが伝わってくる。続編があるので読んでみたい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
藤沢周平氏の情緒あふれる江戸の町に耽溺しました。元凄腕の岡っ引きの伊之助が、訳あって今は彫師として暮らしていながらも失踪した娘を救うため、奔走します。彫師の仕事をしながら消えた女を探すという設定です。彫藤の親方に、いやいや、伊之助はさぼっているわけじゃぁありませんよと言い訳してあげたくなります。伊之助という一人の男の寂しさ侘しさなどしっくり胸に入ってきます。このシリーズ全て読みたくなりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
一級の推理小説 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
前半の展開は面白く、引き込まれましたが、終わりに近づくにつれ、結末が予想出来るような物語になり、盛り上がりにやや欠けてしまった感がありますが、藤沢周平作品は好きなのて、又、違うものを読んでみようと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
版木彫り職人の伊之助は、元凄腕の岡っ引。逃げた女房が男と心中して以来、浮かない日を送っていたが、弥八親分から娘のおようが失踪したと告げられて、重い腰を上げた。おようの行方を追う先々で起こる怪事件。その裏に、材木商高麗屋と作事奉行の黒いつながりが浮かびあがってきた……。時代小説の名手・藤沢周平が初めて挑んだ、新趣向の捕物帖――シリーズ第一作! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
10年ぶりくらいに再読しました。キンドルで読めるようになってありがたいです。再読しても深みのあるハードボイルドで引き込まれました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
始めて捕り物の作品を詠みましたが面白かったです | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
捕物帳としては、まったく 面白くない。銭形平次や 右太衛門の ほうが 数倍よろしい と、ジイちゃんは おもった。版木の 彫り物師の かたわら、岡っ引きの-手札なしで-自主的運営を するが、本人も ジイちゃんも まだるっこい。これは シリーズ もの らしいが コレで 終了。 あああああ いいいきい うう | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
イイ! すごくイイ!! なにがイイかといえば、ハードボイルド臭プンプンしているところがイイのだ。主人公伊之助の(酒にも女にも)ストイックな態度、心に持つ哀しみの影、揺るぎない強さがイイ。この強さはけっして勇猛果敢の類いではない。危険に際して敏感でむしろ用心してかかる。しかし、ここ一番対決せねばならぬとあっては腹を据え、絶体絶命の局面では命をかけてみせる勇気を持つ、そうした強さである。彼の国のハードボイルドとの違いは「へらずぐち」がないところ。そのあたりがまたシブい。 幼なじみの”おまさ”でなくても惚れようというもの。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!