夜消える
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表題作『夜消える』の酒浸りの兼七、『踊る手』の夜逃げで置き去りにされた老婆、そういう目を背けたくなる存在に藤沢周平の温かい眼差しが注がれます。兼七の妻おのぶ、老婆が唯一心を開く少年の視線になって読者もその眼差しを共有します。ここまでならばただの人情噺ですがが、そこにとどまらないのが藤沢作品の真骨頂です。 兼七の「失踪」によって、老婆の「踊る手」によって、読者は息を飲むことになります。読者は呆気に取られたような心持ちになるけれど、最後に燠火のように熱いものが残るのです。 | ||||
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この本は7篇。1篇30頁余りで、何故に絞ってこうなったのかは分からないが、ここまでになると、如何に藤沢周平と云えど、深味のある話にするのも、無理と感じる。どれも所以を始め心情の描きが浅く、感興が湧いて来ない。 | ||||
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7編のうち自分が気に入ったのは上から順に「初つばめ」「夜消える」「踊る手」 特に「初つばめ」が突出している。 藤沢周平作品の評でよく言われる【人情の機微】、それがまさにこの作品だと思う。 ーーー人生は苦いよ、でもほんのたまーーに楽しいことがあるぜ。ーーー 言葉にできない感情を言葉にしてある。味わい深い名品。最高だわ。 「遠ざかる声」は落語みたいで中盤まではおもしろいんだが、着地がイマイチだった。 「永代橋」がワースト。藤沢周平はこういうまるで理解できない作品ををけっこう書く。 7編のうち大ハズレも1品(=「永代橋」)入っているが、まあ全体的にはいいんじゃなかろうか? 自分は藤沢周平の短編集を初めて読むなら『橋ものがたり (新潮文庫)』を強くお薦めするが、とにかく「初つばめ」という名作が収められている一点で本作もお薦めする。 | ||||
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藤沢周平のファンです。味わって呼んでいます。書く上で参考になります。 | ||||
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本当に藤沢周平さんの市井物は味わいがあり、一気に読んでしまいました! | ||||
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