(短編集)
長門守の陰謀
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少しだけ待ったが無事手元に配達され、中古本でも程度も良く満足しています。ちっちゃなカレンダーが付いていたのも嬉しい。これで1円プラス送料256円は嬉しい☺️。(Amazon手数料含む)ってAmazonさんいくら貰えるのか気になる(笑)。兎に角満足!この次も利用させて頂きますよ | ||||
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山形県出身の作家 藤沢周平さんによる時代短編集です。表題作である「長門守の陰謀」をはじめ、5編の短編が収録されています。 表題作は、庄内藩のお家騒動を描いています。切れ味鋭い展開の見事な短編でした。老人の醜さみたいなものを描き切っていると思います。 他の短編でも、人間の愚かさや男女の情念のようものを描ていて、味わい深く読めました。余韻がうまく、切れのある物語だと思いました。上手だなあと感じました。評価は星5つとしました。 | ||||
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表題作、何故にこの本の表題としたか、が疑問に思える程に、文学性が希薄。内容自体、単なるルポの域を出ていないし、人物表現にも頷けるものに乏しい。他の4篇も、味わいは薄い。 | ||||
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武家物の「夢ぞ見し」一番良かった。物語は藩主の世継ぎを巡るお家騒動を武家の妻の目から見る形になっている。 夫の甚兵衛は妻の昌江が聞いてもろくな返事もしない極端な無口である。そんな家にあるとき若い侍が訪ねてきてそのまま居候してしまう。この人物は何者か? 終わりに近く急な展開があり、無口な夫がこの騒動を巡って人並み以上の働きをする。物語の終わり方が本当に上手い。表題作の「長門の守の陰謀」は内容が暗く、藤沢周平の作品とは思えないほど面白くない。他は市井ものである。 | ||||
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解説に小説のラスト数行を書くという禁じ手のせいで、 せっかくの本自体が色褪せてしまった。 とはいえ、表題作長門守の陰謀以外は、実に味わい深い。 藤沢作品は読む年代により読後感が大きく違ってくるというのが私の持論であるが、 それを裏付けるかのような短編が並ぶ。 特に、「遠い少女」。 パソコンが普及し、巷間よく言われる男女の恋愛の記憶方式である 「男性は名前を付けて保存」 「女性は上書きで保存」を具現化している。 50を過ぎるとやたら同窓会が開かれる。 そこで目の当たりにするのは、女性の「上書き保存」。 「私、小学校5年の時にバレンタインにチョコレートあげたかもしれんねんけど、どうやった?」 もらった方は覚えてるけど、それを渡した本人に聞くか? 「不二家のハートチョコやった。イニシャルだけ書いた白い封筒に入れてあって、放課後カバンの中に入れてくれてた」 「やっぱりあげてたんや、でもよう覚えてんな」 「覚えてへんのかーい(心の声です)」 やっぱり女性は強いですわ。 | ||||
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