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(短編集)

長門守の陰謀



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【この小説が収録されている参考書籍】
長門守の陰謀
新装版 長門守の陰謀 (文春文庫)

長門守の陰謀の評価: 3.67/5点 レビュー 9件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.67pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全9件 1~9 1/1ページ
No.9:
(5pt)

もったいない本舗さん、頑張れ!

少しだけ待ったが無事手元に配達され、中古本でも程度も良く満足しています。ちっちゃなカレンダーが付いていたのも嬉しい。これで1円プラス送料256円は嬉しい☺️。(Amazon手数料含む)ってAmazonさんいくら貰えるのか気になる(笑)。兎に角満足!この次も利用させて頂きますよ
新装版 長門守の陰謀 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:新装版 長門守の陰謀 (文春文庫)より
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No.8:
(5pt)

藤沢周平短編集

山形県出身の作家 藤沢周平さんによる時代短編集です。表題作である「長門守の陰謀」をはじめ、5編の短編が収録されています。
 表題作は、庄内藩のお家騒動を描いています。切れ味鋭い展開の見事な短編でした。老人の醜さみたいなものを描き切っていると思います。
 他の短編でも、人間の愚かさや男女の情念のようものを描ていて、味わい深く読めました。余韻がうまく、切れのある物語だと思いました。上手だなあと感じました。評価は星5つとしました。
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No.7:
(2pt)

味わい、薄い!

表題作、何故にこの本の表題としたか、が疑問に思える程に、文学性が希薄。内容自体、単なるルポの域を出ていないし、人物表現にも頷けるものに乏しい。他の4篇も、味わいは薄い。
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No.6:
(3pt)

表題作「長門守の陰謀」など初期の5編の短編集。「夢ぞ見し」が傑作である。

武家物の「夢ぞ見し」一番良かった。物語は藩主の世継ぎを巡るお家騒動を武家の妻の目から見る形になっている。
夫の甚兵衛は妻の昌江が聞いてもろくな返事もしない極端な無口である。そんな家にあるとき若い侍が訪ねてきてそのまま居候してしまう。この人物は何者か?
終わりに近く急な展開があり、無口な夫がこの騒動を巡って人並み以上の働きをする。物語の終わり方が本当に上手い。表題作の「長門の守の陰謀」は内容が暗く、藤沢周平の作品とは思えないほど面白くない。他は市井ものである。
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No.5:
(4pt)

解説のおかげで台無しに

解説に小説のラスト数行を書くという禁じ手のせいで、
せっかくの本自体が色褪せてしまった。
とはいえ、表題作長門守の陰謀以外は、実に味わい深い。
藤沢作品は読む年代により読後感が大きく違ってくるというのが私の持論であるが、
それを裏付けるかのような短編が並ぶ。
特に、「遠い少女」。
パソコンが普及し、巷間よく言われる男女の恋愛の記憶方式である
「男性は名前を付けて保存」
「女性は上書きで保存」を具現化している。
50を過ぎるとやたら同窓会が開かれる。
そこで目の当たりにするのは、女性の「上書き保存」。
「私、小学校5年の時にバレンタインにチョコレートあげたかもしれんねんけど、どうやった?」
もらった方は覚えてるけど、それを渡した本人に聞くか?
「不二家のハートチョコやった。イニシャルだけ書いた白い封筒に入れてあって、放課後カバンの中に入れてくれてた」
「やっぱりあげてたんや、でもよう覚えてんな」
「覚えてへんのかーい(心の声です)」
やっぱり女性は強いですわ。
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No.4:
(1pt)

長門の守の陰謀の評価

中古の商品ではありますが、値段の割に良くない商品でした。他のお店で何度か中古品を買ったことがありますが、今までで一番良くない商品の部類に入ります。
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No.3:
(5pt)

再々読

読みたい本がなくて困るときは、買わないで藤沢周平を何度でも読む、そのほうが満足感を得られる。表題の話も面白いが、私は春の雪と、夕べの光が好きだ。
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No.2:
(4pt)

ダブって買ってしまった

ずいぶん昔に、同じ文庫本を買っていたのに、内容をすっかり忘れてしまって、誤って買ってしまいました。当然2冊ありますが、本棚を調べてみたら他にも、2タイトル重複して買ったものがあります。まぁ、それは良いとして、「長門守の陰謀」に登場する酒井忠勝が徳川家光の時の老中を務めた人かと思っていたら、別人だったので知識不足を恥じ入るばかりです。現在、地方新聞に若狭の小浜城主で老中を務めた酒井忠勝の物語(「宰相の道」岡村昌二郎 著)が連載されていますが、人違いではありますが、藤沢作品の面白さには叶いません。史実に忠実に書かれたものより、ある意味偏見を持って書かれた創作物の方が断然面白いです。他に「夢ぞ見し」「春の雪」「夕べの光」「遠い少女」があって、それぞれ、男と女の感情とか生き様の違いがこれまた面白いです。
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No.1:
(4pt)

しかし、「藤沢周平は上手いなー」、と実感

史実に残る庄内藩の世継ぎ事件「長門守事件」を表題に、著者50歳で書いた5篇収録。
中でも「「夢ぞ見し」は、何度読み返しても実に面白く笑える。

■「夢ぞ見し」:
夫が江戸で世話になったという人が急に訪ねてきた。四六時中家の中でごろごろしているその若者が、まさか天下の・・・とは知らず、その内儀の行動が非常に笑える。ふと、遠山の金さんの若かりし頃を思い出した。実に面白い内容。また、著者の上手さを実感する

■ 「春の雪」:
女子は今も昔も謎だ

■ 「夕べの光」:
これは著者得意の血の繋がらない親子人情もの。全くいい人過ぎて泣けちゃいます。

■ 「遠い少女」:
しかし、「女」言うものは今も昔も恐いぞ! あのころの少女と思ったら大間違い!騙されるな!!純朴・純粋な若旦那。懐かしむのは頭の中だけにしておけ、相手は既に別の人間だ。

■ 「長門守の陰謀」:
こういう事実がその昔あったんだなー、江戸の時代も大変だー。
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