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(短編集)

長門守の陰謀



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【この小説が収録されている参考書籍】
長門守の陰謀
新装版 長門守の陰謀 (文春文庫)

長門守の陰謀の評価: 3.67/5点 レビュー 9件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.67pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

表題作「長門守の陰謀」など初期の5編の短編集。「夢ぞ見し」が傑作である。

武家物の「夢ぞ見し」一番良かった。物語は藩主の世継ぎを巡るお家騒動を武家の妻の目から見る形になっている。
夫の甚兵衛は妻の昌江が聞いてもろくな返事もしない極端な無口である。そんな家にあるとき若い侍が訪ねてきてそのまま居候してしまう。この人物は何者か?
終わりに近く急な展開があり、無口な夫がこの騒動を巡って人並み以上の働きをする。物語の終わり方が本当に上手い。表題作の「長門の守の陰謀」は内容が暗く、藤沢周平の作品とは思えないほど面白くない。他は市井ものである。
新装版 長門守の陰謀 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:新装版 長門守の陰謀 (文春文庫)より
4167192438

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