本所しぐれ町物語



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    初公開日(参考)1990年09月
    分類

    長編小説

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    本所しぐれ町物語 (新潮文庫)

    1990年09月27日 本所しぐれ町物語 (新潮文庫)

    市井の人々の悲哀をつつみ、今日も「しぐれ町」は明け暮れる――。 再会、借金、深情け。名匠が描くドラマに満ちた群像劇。 浮気に腹を立てて実家に帰ってしまった女房を連れ戻そうと思いながら、また別の女に走ってしまう小間物屋。大酒飲みの父親の借金を、身売りして返済しようとする十歳の娘。女房としっくりいかず、はかない望みを抱いて二十年ぶりに元の恋人に会うが、幻滅だけを感じてしまう油屋。 一見平穏に暮らす人々の心に、起こっては消える小さな波紋、微妙な気持の揺れをしみじみ描く連作長編。(「BOOK」データベースより)




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    本所しぐれ町物語の総合評価:7.80/10点レビュー 20件。Aランク


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    No.20:
    (5pt)

    救いが用意されている人情劇

    藤沢作品は「蝉しぐれ」のような青春物もいいし、このような人情物もいい。
    とりわけ、本書はなんども読み返して楽しんでいる。
    最近、宝島「藤沢周平」に詳細な「本所しぐれ町切絵図」を見つけて狂喜したしだい。
    さっそくこれを下敷きにして、こんどはハードカバーで
    じっくり本所しぐれ町のみなさんに会いに行きます。
    本所しぐれ町物語 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:本所しぐれ町物語 (新潮文庫)より
    410124720X
    No.19:
    (3pt)

    市井の人々の優しい生活の営み。

    本所しぐれ町の市井の人びとの生活が、優しい視点で描かれている。
    大悪党も、刃傷沙汰も登場しない。
    長屋の職人、浮気、妾、コソ泥、それぞれの物語がラストにうまく
    着地する安定感が光る。
    一番良かったのは、しっかり者の子ども、おきちが女衒から運よく
    逃げれたことかなあ~。
    サクサク読める長屋噺という感じ。結局、人は昔も今もかわらない。
    本所しぐれ町物語 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:本所しぐれ町物語 (新潮文庫)より
    410124720X
    No.18:
    (4pt)

    藤沢調満載!

    江戸の下町を舞台に、そこに生きる様々な人々の、日常の鬱屈や夫婦・親子の情などを、細やかに描いた短篇集。藤沢調満載で、息抜きやら、束の間の楽しみやらが得られる。
    本所しぐれ町物語 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:本所しぐれ町物語 (新潮文庫)より
    410124720X
    No.17:
    (3pt)

    藤沢はこの種の作品の方が向いていたのかもしれない。

    藤沢の作品をまた読んだ。この作品には、謎解きのミステリーはない、そして武士や悪徳商人も登場しない。斬り合いのシーンもない。せいぜい悪人の定義に収まるのは、いつの世にも存在する「女衒」ぐらいのもんだろうか。

    話は、架空の東京の下町(しぐれ町と名付けられているが、限りなく深川のある場所に近いらしい)を舞台にして繰り広げられる、何気ない町人の日常だ。「自身番」(これ自体は非常に面白い存在)にひかえる大家と書役の二人が全体を通しての交通整理をしてくれるのだが、話のスタイルはあくまでも三人称を踏襲。

    誤解やすれ違いそして小さな過ちがさざ波を日常の生活にひきおこす。どれも、それ自体はたわいのないものばかり、とはいえ、人間の日常と時間はその小さな出来事にその心を迷わされ、結果として人々の行動に影響を与えていく。そのつまらなさと、小事に影響を受けてしまう、どうしようもない人間の性、そして濃密な人間関係のネットワークが本書の主題だろうか。

    藤沢自身はこのような濃密な人間関係のネットワークの苦しさから逃げ出してきた人物と言えないこともないのだが、この年齢に至って、このような作品、それも自身の故郷から遠く離れた「江戸」を舞台として、ものにしたというのは、一種の原点回帰とも思えてなかなか興味深い。

    このような作品では、他の作品に見受けられる、藤沢独特の「ルール破り」や結末への強引ともいうべきしめくくりなどは見受けられない。ただただ、小さなさざ波が季節の移り変わりの中で、同種のディテールの繰り返しの中で全編を通して流れていくだけだ。振り返って見ると、この種の作品が藤沢には一番向いていたのかもしれないな。もっともこの種の作品では、作家へのdebutが出来なかっただろうというのはまた半面の真理なのだろうけど。
    本所しぐれ町物語 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:本所しぐれ町物語 (新潮文庫)より
    410124720X
    No.16:
    (1pt)

    配達本 新品のはずが 続けて二度も、、、

    まだ読んでないのでないので、内容に星はつけられないが商品としては星ひとつ(藤沢周平の本だから読めば星五つは間違いなし)
    表紙が汚れていて、拭いても簡単に落ちない頑固な汚れ 帯もついていない 新品を注文したが未読の中古品のような印象
    前回 文庫本をはじめて交換したが、そのときは読み進むうちにページ同士が強い糊で貼り付いているのに気づき 剥がせば破れるほどで 仕方なく読むのを中断して交換に出した とても人為的な くっつき方に感じ、不快だった
    今回の汚れも偶々にしては科学糊が吹きかかった感じで 必死に落としていたら、表紙の印刷も剥がれかけたので、諦めて交換してもらうことにした
    倉庫の管理の問題なのか、悪意アル作業者がいるとは思いたくないが、、続けて二回なので ちょっと驚いた
    本所しぐれ町物語 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:本所しぐれ町物語 (新潮文庫)より
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