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六人の嘘つきな大学生
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六人の嘘つきな大学生の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全433件 341~360 18/22ページ
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2011年、東日本大震災直後の就職活動。日の出の勢いのITベンチャーが創業後はじめて行う新卒採用。数千の応募者から最終選考に残った6人に与えられた最終課題はグループディスカッション。人事担当者の「ディスカッションの内容によっては6人全員に内定を出す」という言葉に、6人は全員内定をめざそうと選考までの数週間にチームワークを深めていく。 6人の顔ぶれば、自慢するところもなくのんびり過ごしてきた参謀タイプの立教生。ハイスペックでリーダーシップのある慶應SFC生、気合いと根性とコミュ力の明大生、国際問題に関心があってしょっちゅう海外旅行に出かけてるお茶大生、マジメで行動力のある早大生、秀才で無口な一橋生。苦笑してしまうほど実にステレオタイプ。 この「登場人物紹介」が、読み進めるにつれ、どんどんひっくり返っていくという趣向なのだが、今どきのミステリは、ここまでやらなきゃダメか〜とため息が漏れるくらい、白がひっくり返って黒になり、さらにまたひっくり返って白になり…と二転三転する。 人が人を選ぶ「就職活動」で、大学生たちは選ばれるために嘘をつき、企業もまた選んでもらうために嘘をつく。そんな就活という「ならわし」の枠組みそのものもシニカルに眺めながら、6人の大学生たちがそれぞれに持っている多面性が少しずつ明らかにされていく。人間の描き方が深いかといえば、さほど深遠というわけではなく、叙述トリックに依存している部分が多いが、著者が人間の弱点や醜さをひっくるめて、それでも前向きに捉えていこうとする姿勢には共感を覚えた。次回作も是非、手に取ってみたいと思う。 | ||||
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二転三転どころの話じゃなかった…つい最近まで就活してた身としてはなんか他人事ではないような話でも思えたし、内心を見られているかのような内容だった。読む価値あり | ||||
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最高です。4時間かけて一気読みしてしまいました。前作の『教室がひとりになるまで』も悪くはないのですが断然こっちの方が素晴らしい。ただ、読後も印象に残り続ける「どこかにいそう」なキャラクターは、漫画やラノベでなく活字の中素晴らしいですね。その点表紙も素晴らしい。 さて、評価の低いレビューについて、好みじゃない、足りないと思う点をきちんと文字数をかけて書いているレビューはまぁそうだろうと思いますが、「無理がある」と言ってる方、きちんと提示されていた伏線を読み飛ばしています。読解力と記憶力が欠けている方にマイナスレビューつけられたらたまったものではありませんが、人気本は仕方ないですね。15万部売れている、それが全てです。 | ||||
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前半(投票と犯人)だけでもミステリーとして十分な読み応え、後半の伏線回収と六人への印象の起伏は与えられた情報のみで判断している自分への風刺、就職活動とゆうシステムへの風刺、のめり込んで読みました。 パスワードを解いて真相に辿り着いたことで、過去の自分への評価を◎と思えるようになれた 主人公の成長と超越の物語と解釈しました! | ||||
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二転三転四転五転。久しぶりに伏線いっぱいの小説読んだ。満足。 | ||||
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筋だてに若干無理があります。 | ||||
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新聞広告やアマゾンレビューで面白そうだったので購入。初めて読む作者さんでしたが、私には読みやすかったです。自分の時の就活を、そうだったなあとか、思い出しながら読みました。後味は悪くはありません。後半に明かされる事柄に、あたたかさを感じたり、胸がザワッとしたり。主人公の一人は、ラストに、清濁併せ呑む成長を遂げたのかなという感想で、読後感は良かったと思います。就活まで数年ある我が子に読ませたら、どんな感想を持つかなとふと思いました。 | ||||
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推理小説なので、内容については何も言えません。 ただ、言ってしまってはいけない、この面白い小説を、一人でも多くの人に、ベストな状態で読んでもらわなくてはッ!と強く思う人がここに一人誕生したくらいには面白い小説であるということをお伝えしたい。 読後感もいい。年取ると、現実のむごさ悲惨さに十分付き合うので、フィクションの世界でまでそういう汚いものに付き合わなくてもいいかな、と思います。もう一度言います。読後感、いいです。 | ||||
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個人の基準が人間同士の関係を築くのに大切になる。理解できるもの同士が良好であるかは分からないが、相手の許せないことが自分にあると関係は一瞬で崩れる。 何を大切に生きているか、相手を見ていくことを考えた | ||||
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題材が「就活」ととっつきやすく、ミステリの設定も入り込みやすいので、ページを捲る手が止められませんでした。 2部構成で、1部が就活の最終面接で起きた事件、2部がその解決編になっています。 この本を読んで思い出しましたが、就活時の人事部はなんて偉そうで、なんて傲慢だったのだろうと思います。真に人を見極められる人などいないのに、、 | ||||
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小説は普段あまり読まないのですが、6人それぞれの背景や人物像が読み進めるに連れて変わっていく、ストーリー展開が楽しかったです。 | ||||
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「世の中は嘘でまみれている。」 そうやって生きてきたから人に期待しないで信用しないから期待を裏切られても平気だった。 だけど嘘をついているというのはその人の一面だけ。 嘘をついているからその人全てを否定するのはどうかと思う。 一つの失敗を棚に上げてみんなで叩いて「人として最低」というレッテルを貼ってしまう。 それが日本。 この本を読んだら考え方が変わるでしょう。 このレビューを読んで嘘ばっかりの世の中にうんざりしてたら読んでみたら良い。この本を。 | ||||
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就活というテーマのミステリーは初めて読む。非常によく練られた秀逸な作品だと思います。とても面白かった。最後の80ページくらいは一気読みでした。想像と全く違う展開に、これをどうまとめるのだろう?と余計な不安を覚えたりもしましたが、流石!という展開でした。 | ||||
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何となく手にとった一冊でしたが、多くのかたにお勧めしたくなる最高の一冊でした。 ネタバレしない程度に書きます。 前半と後半に大きく分かれており、前半は「その日」の出来事、後半は真相解明となっています。 まず前半ですが、犯人探し心理戦が描かれておりますが、展開が全く読めずハラハラしながらページめくりが止まりません。 後半については、犯人の解明がゴールと思いきや、むしろそこからがスタート。これまでの伏線が綺麗に回収されてゆき、全てを知ったあと火照りというか、全てがひっくり返るような展開に圧倒されてしまいました。 読了感も程よくスッキリしており、ポカポカした気持ちで眠れそうです。 | ||||
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面白かったです。 登場人物が魅力的でした。 就活生と就活経験者にオススメです。 一人だけ可哀想な人がいたので、 ちょっと同情してしまいました。 | ||||
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普段読書しない人でもスラスラ読めるんじゃないかな? 漫画みたいです。でもめちゃくちゃ褒めてます。読みやすい。 若い作家さんなのに厨二臭さも感じないし他の作品も読みたくなりました。 途中メッチャ怖かったですが、最後ハッピーエンドですよ。 | ||||
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よくできているストーリー。 でも好きじゃない。 6人それぞれの性格もよく書き分けられている。 最後のエピローグのような、「本当は」の部分がなるい。 心温まる話なんだが、私はそれを求めていない。 よくできていると再度言いたいが、モゾモゾするような感覚が残る。 不自然さか。 「よく書けているストーリーです」だからか。 人に勧めることはない。 | ||||
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主なテーマは「就職活動」です。最後まで生き残り、内定まであと一歩の6人の大学生たちの小説です。前半は6人の就職活動の話で、後半はそのあとの話に展開されます。 前半のところはまさにこの本と私が頭脳戦をしているような気がして、面白いながらなんだか疲れもありました。それに比べ、後半は前半のような作品との綱引きはなく、わりと気軽に読めました。また、伏線回収が見事な作品でした。 就活から時間が経った方々にはぜひ読んでもらいたいですが、就活途中の方々にはなかなかおすすめできません。 | ||||
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話を回すのが上手な作者です。どんな展開になるかハラハラして読めます。また読了後,あそこに伏線ぽいのがあったなと読み返したり,最終的に二度読みしたくなります。お見事です。 | ||||
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ここ最近で読んだ本の中で、間違いなくここまで緻密に伏線が張ってある作品はなかったです。 物語が進むにつれ、明らかになる、今までの展開の真実。 え?こんな展開になっていくの? ・・・と、思って読み進めていくと、話が急展開。 ここまで、展開が二転三転とジェットコースターのように進んでいく物語はなかなかないと思います。 登場人物、一人一人の発言や行動の裏側には実は様々な物語があって、それぞれが伏線となり緻密な計算によって回収されていく・・・圧巻でした。 ただし、個人的な感想に過ぎませんが、今まさに就活中の学生さんは、就活が終わってから読んだ方がいいような気がします。単なる小説の中での物語だから・・・だけで、済まされない。ある意味、就活の真実が書かれているような気がして・・・そんな意味ではとても怖い物語でした。 | ||||
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